シーホークス、グリーンベレーの退役軍人さんと契約！

シーホークスは前グリーンベレー（アメリカ軍特殊部隊）のネイト・ボイヤーさんと、ドラフト外で契約しました。

Former Green Beret who served multiple tours of duty in Iraq agreed as #UDFA with Seahawks. [http://t.co/YW6Yvu1ixW] pic.twitter.com/Rznjd9vow1

— #SeahawksDraft (@Seahawks) May 3, 2015

ボイヤーさんは３４歳で、ポジションはロング・スナッパー。パントやフィールドゴールの時、自分の足の間から、後ろに立っているキッカーにパスを送る役目のポジションです。

「高校卒業するときは、将来どうしようかなんてぜんぜん分からなかったよ」とボイヤーさんは言っています。俳優になろうと思ってロスアンゼルスで暮らしていたこともあるそうです。

９・１１のテロ事件のあと、自分が何かの役に立ちたいという衝動に駆られたボイヤーさんは、紛争が続くアフリカのダルフールへボランティアに。そのあとアメリカ軍隊に入隊して、イラク・アフガニスタンなどに派遣されました。

除隊したあと、フットボールにチャレンジしようと、テキサス大学へ。そのときすでに彼は２０代後半。フットボールの経験もありませんでした。
「YouTube なんか見て、スナップの練習してたんだよ」とインタビューで語っています。

シーホークスのロースターに残れるかは、これからのトレーニングキャンプ次第でしょうが、ぜひ、頑張ってほしいよ！ゲームで見たいよ！観客もぜったい湧き上がるよ！

いいチームに来てよかったよ、ボイヤーさん！