キミは私を覚えていないと思う。2006年春に、にサン・マテオ大学のEnglish 100でキミの先生をしていた者だ。キミに手紙を書きたいと思っていたんだ、ああ、1000年くらいもずっと。軽率な発言をしてしまったことを謝りたい。キミは覚えていないかもしれないけれど、ずっと気にかかっていたんだ。
”リーグに行く”というようなことをキミは言った。それで私は、もっと現実的な目標を持て、一握りの人しかプロのアスリートになることは出来ないんだ、とかなんとか言ったんだ。
正直、それでキミが気を落としたとは思わない。しかし、これを思い出すと私はいつでも嫌な気持ちになるんだ。私が間違っているとキミが証明したからじゃない。何にも知らないくせに、キミのフットボールにかける情熱を軽蔑するような、馬鹿な発言をしてしまったからだ。
多分、学期の始めの頃だったと思う。キミのことをよく知る前だ。けれど、キミの執念、底力を疑うなんて!
繰り返すが、キミはこんなことを思い出しはしなかっただろう。しかし、そうだとしても、あの日馬鹿なことを言ってしまって申し訳なかった。
— Julian Edelman (@Edelman11) 18 July 2017
という手紙を、ニューイングランド・ペイトリオッツのワイドレシーバー、ジュリアン・エデルマンさんが紹介していました。
11年前のことが気にかかっていた先生からの手紙!
手紙っていいなあ。電話とか、メッセージとか人とのコミュニケーションが手軽にできるようになって、手紙なんてずーーーーっと書いたことありませんが、いいなあ。心がそのまんま紙の上に乗ってくるような気がしませんか。
しかしなんですね。高校卒業しても、大学からフットボール奨学金のオファーもない。無名の小さな大学にまぎれこんで、なおかつ「オレぁNFLに行くぜ!」と鼻っ柱の強いところを見せている若きエデルマンさんを想像すると、微笑ましい。
この気概。不屈の魂。
エデルマンさんはこの大学で1年過ごした後、ケント州立大学に編入して3年、そしてドラフト7巡目でペイトリオッツに指名されました。今やNFLのスターワイドレシーバー。すご!
ジュールぅぅ!今シーズンもまたガッツのあるプレイ見せてね~!ペイトリオッツはどうでもいいけど~~~!!
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