これまで10年間シアトル・シーホークスでパンターを務めてきたジョン・ライアンさんが8月20日にリリースされましたが、翌日21日にはさっそくバッファロー・ビルズと契約。昨年からビルズに在籍している、元シーホークスのキッカー、スティーブン・ハウシュカ選手と再び同じチームとなりました。
シーホークスファンとしては、え~良かったや~ん♡♡♡と心が和みます。
シーホークスで6年間いっしょ。ハウシュカのキックは、必ずライアンさんがホルダーでした。一番の思い出は2015年NFC決勝での、ゴールデンコンビによるトリックプレーでしょうか。
昨年ハウシュカさんがリリースされ違うチームとなってからも二人の絆は深く、ライアンさんによると「暇なときはインスタでハウシュカにチョッカイ出すんだ」とのこと。ハウシュカさんが息子さんとプールで遊んでいる写真に「そのキッタない胸毛を剃れよ。腋毛もどうかした方がいいぞ。愛をこめて」なんてコメントを残していました。
シーホークスは今年のドラフト5巡で、トレードアップしてパンターのマイケル・ディクソンくんを指名。36歳年俸2億6千万円のベテランに対して、22歳4800万円のルーキー。加えてプレシーズンではディクソンくんが文句のつけようのないパントを見せていましたから、今回のベテラン選手リリースは予定通りとも言えるでしょう。
このオフシーズンにリリースを願い出ようかと思案したライアンさんですが、まずはルーキーとの先発争いを選択。その一方でトレーニングキャンプではディクソンくんを助け、先輩として助言をし指導に当たったと報道されていました。
「ジョンは僕のメンターになってくれているよ」とディクソンくんが語れば、「彼に意地悪するとか、イヤだと思うとか、そんなことはない。彼だって僕と同じように練習に打ち込んでいるんだ。仕事を勝ち取るためにさ。全く同じ立場なんだよ」とクールに話していたジョン・ライアン。
プレシーズン2試合終えた8月20日、チームにリリースを要請して受け入れられた訳ですが、よくよく考えてみますと、19日には、ビルズのバックアップパンターであるコリー・カーター選手がプレシーズン試合でACLを痛めたというニュースが報道されていました。
え、なに?ひょっとして、ビルズのニュースを聞いて「よっしゃ、ハウシュカと再会や!」と指をパチンと鳴らしたんかな?と疑りたくようなこの展開。いや、ひょっとしてそうなのかも。いずれにせよ、遠く離れて思いを馳せていた二人が再び一緒になったのですから、何も文句はありません。ハッピーエンドやん。良かった良かった。
シーホークス歴が一番長いライアンさん(2008-2017)が移籍したことで、Sアール・トーマス(2010-)が最高歴になりました。次に続くのがKJ・ライトとダグ・ボールドウィン(2011-)ということで、なんか、時の流れを感じます。
ラッセルなんて、「シアトルのルーキー、すごいぜ」なんて声を聞いていたのがついこの間のことのよう。もうベテランと呼ばれる年になっているんですね・・・。
「言語障害つきの青っちろい、赤毛のカナダ人を受け入れてくれてありがとう。まるでスーパースターになったような気持ちだったよ。ファンの皆さん一人ひとりへの感謝は永遠に忘れません。ありがとうシアトル」
とファンへの言葉を残してくれたジョン・ライアンさん。バッファローに行っての活躍をお祈りしています。ビルズの試合見るからね!またハウシュカとのゴールデンコンビでバッファローの人たちを魅了してほしいです!
(現在までのところ、ポストシーズンのパッサーレイティングではNFL歴代1位の158.3という記録の保持者でっせ)
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