ペイトリオッツがフィールドゴールの追加点で試合を決めたかに見えたその直後。残り7秒からの最後のスナップで、まさかのタッチダウンが炸裂!ドルフィンズが33対34の逆転勝利に成功しました!!🎉🎉🎉🎉🎉
— NFL (@NFL) December 9, 2018
こんなことがあるNFL、いやすごい。強敵ペイトリオッツを弱小(ごめん!)ドルフィンズがやっつけたというところもミソ。試合開始からペイトリオッツ優勢で試合が運び、「ダメだ、やっぱ99パーセント負ける」から、いきなり100パーセントの勝利です。昇天するかのような気持ちだったでしょう。ドルフィンズファンのみなさんは。
The Dolphins' win probability went from (almost) 0 to 100 real quick. pic.twitter.com/xSSEBG7Or4— NFL on ESPN (@ESPNNFL) December 10, 2018
疾走する選手にタックルしそこねたのが、ペイトリオッツTEグロンコスキーさん。ヨロヨロしてましたね。セーフティの代役で出ていました。ドルフィンズのヘイルメリーに備えてらしいです。
ドルフィンズQBタネヒルさんて肩の故障してたやん。マイアミ陣31ヤードからの攻撃やん。ヘイルメリーなんて投げれるわけないやんか。なーに考えてんだろねぇペイトリオッツのコーチはよぉー。なんつって。
エンドゾーンに駆け込んだRBケニヤン・ドレイクさんは2016年ドラフト3巡でドルフィンズに入団しました。初めてHCアダム・ゲイスさんに会ったとき、「キミを取ったのはニューイングランド・ペイトリオッツをやっつけるためさ」と笑顔で告げられたそうです。
こんなプレイでペイトリオッツを負かすことができると思っていた?と聞かれると「夢の中ではね。ほんとに夢さ」と答えていました。
「このプレイを僕たちは何度も練習していたんだ。それが役に立った。ウォークスルーで毎週リハーサルしていたよ。半分ほどの速さのジョギングで実際に動いてみるんだ。だから全員がどうするか分かっていた」
プレイコールは「ボイズ」。2007年のカレッジ、フィエスタボウルでボイズ大学がオクラホマ大学を破ったプレイから取りました。ラテラルでボールをキャッチした後、ドレイクさんはパスを出す相手を探していたとのこと。
「そういうふうに練習していたからね。誰かにパスするはずだった」
右サイドには誰もいないので内側にカットし、パスの相手を探しているうちにGローソンがダッシュしてきてペイリオッツの選手をブロック。
「パスが出せるか探していたら、急に目の前が開けたんだ。驚いた」
「彼(グロンコスキー)が見えた。彼はすごい選手だよ。殿堂入りもするだろう。だけど誰がそこにいたって、あの時の僕を止めることはできない」
「僕とグロンク。タックルさせるワケにはいかない。悪いな、グロンク。いい選手だけど、僕には行くところがあるのさ」
なんつってましたよ、ドレイクさんは。スタンド中段にウイニングボールを投げ込んだ後は
「言葉がなかった。歓声が耳に響いていただけ。今でもまだ胸を打たれている。人生で最高の日だ」
ということです。
この勝利で7勝6敗となったマイアミ・ドルフィンズは、同率で並ぶレイブンズ、コルツ、タイタンズとAFCワイルドカード争奪戦の真っ最中。これから対戦するのはバイキングス、ジャガーズ、ビルズです。ペイトリオッツを破ったドルフィンズですから、あと3試合に勝つことも不可能ではありません。プレイオフに出場したら、もう一度ペイトリオッツ戦があるかも?
やっぱ、そうですよね。
返信削除あの試合、GamePassの短い版で観たいたのですが、本当に感動的でした。タダのラテラルの偶然なんかじゃなくて、明らかにデザインされてた。それとこれとじゃエライ違いです。
どのチームも、いろんな場合に備えて準備してるんだなぁって思います。
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