みなさんこんにちは。シーズンまっただ中いかがお過ごしでしょうか。見逃せない試合が毎週目白押しですね。
さて、今週はいよいよシアトル・シーホークスにSジャマール・アダムスが帰って来ます。
昨シーズンの初戦でまさかのシーズンエンド。太ももの筋肉を断裂し、ずっと治療とリハビリに専念してきました。8月末からチームの練習に合流し、ついに試合に出場できるまでに回復しました。
彼の熱いプレー、フィールドに持ち込むエネルギーをまた見れる。本当に嬉しいです。
13ヶ月ぶりに試合前の記者会見にも登場し、復帰までの道のりを語っていました。
Jamal Adams, in a heartfelt press conference that marked his first comments to reporters since he tore his quad tendon last September, said he was in a “dark place” after that injury and briefly considered retirement. Called it a “real humbling experience.” pic.twitter.com/M8k8FaFnzM
— Brady Henderson (@BradyHenderson) September 29, 2023
怪我をしたのは昨年9月12日、ホームでのデンバー・ブロンコス戦。ブリッツでQBウィルソンをサックしようとした時、右に動く身体とは逆に左足が地面に着地。立ち上がった瞬間に、筋肉が切れたことを悟りました。
「カートで退場したくなかった。できるだけ早く、歩いてサイドラインへ出た。ベンチに下がると、(左足の)膝の皿が右に寄っているのに気がついた。ドクターに重大な怪我だと宣告された」
両親がロッカールームを訪れ、スタッフやHCキャロルさんも様子を見に来たところで大泣き。
1週間後に手術後を受け、脚を真っ直ぐに固定するギプスを20週間以上つけていました。ベットから起き上がるのも、シャワーをするのも誰かの手助けが必要な車椅子生活でした。
「厳しい日々だった。引退も考えた。いろんなことが頭を巡った。これで選手生命が終わりなのかと。でもMRIの後、復帰すると自分に言い聞かせたんだ。どのくらいかかるのか、どうなるのかも分からない。だけどやるしかない」
「暗い場所にずっといた。自殺を考えたわけじゃないが、フットボールからも人からも離れて、暗い気持ちになっていた。人を避けて、電話にも出なかった。人生について考えた」
他のチームメイトとは異なる、リハビリを含んだトレーニングメニューをこなす日々。キャンプには間に合わず、復帰は開幕後に。第4週のニューヨーク・ジャイアンツ戦に焦点を絞っていました。アダムスにとっては、プロ入りして3年間在籍したニューヨーク・ジェッツの本拠地でもあるメットライフ・スタジアムでの一戦。
「僕にとって特別な場所。ニューヨークへ帰郷する試合だ。ビジター側で変な気持ちになるだろう」
「長い間、誰もヒットしていない。プレーすることが本当に楽しみだ。ひとつのプレー、試合の一瞬一瞬を大切に思う。チームメイトと共に飛行機に乗ること。こうやって記者会見で話すこと。チームのミーティングに座って(ヘッドコーチ)ピートのは話を聞くこと。すべてのことが意味を持っている。20週間以上座ることさえできなかったんだ。貴重な体験だった」
「心が研ぎ澄まされたと思う。この経験を乗り越えて自分はここにいる。これからの旅を、今シーズンを楽しみにしている。復帰できて本当に嬉しい」
と語っていました。
メットライフ・スタジアムのトンネルをくぐって、フィールドに駆け戻るジャマール・アダムスに拍手喝采を送りたい。
レッツゴーーーーーーーーー❗❗❗
Gimme that!! #Prez pic.twitter.com/s52e3mb7h7
— Jamal Adams (@Prez) November 10, 2019
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