12月8日、ニューイングランド・ペイトリオッツを破ったばかりのヒューストン・テキサンズと対戦し、パスヤード309、タッチダウン3回、38対24でデンバー・ブロンコスを勝利に導き、一躍注目を浴びました。
今年は絶不調のブロンコスですから、大方がテキサンズの勝利を予想していたのですが、前半終了時点ですでに31対3!いったいどうした?何が起こった?と思ったでしょ?どうやらロックくんが爆発したらしいんです。
今年のドラフト2巡全体42位でブロンコスに指名されたロックくんは、プレシーズンで親指を負傷しIR(故障者リスト)に入りましたが、11月末に復帰。初先発が13週のロサンゼルス・チャージャーズ戦で、23対20で勝ち星を拾っています。そしてテキサンズにも勝ち、プロ入り2連勝。
— Mizzou Football (@MizzouFootball) December 8, 2019
腕のボタンを押してレーザービームを発射するのは、バズ・ライトイヤーのまねだって。ガキ・・・・・。小学生かよ・・・・・。
プレイコールが書いてあるリストバンドが大きいので、練習の時からオフェンシブラインの選手にバズ・ライトイヤー呼ばわりされていたそうです。土曜日のウォークスルーの時に、「タッチダウンを決めたらレーザー発射しろよ」と言われて承諾したと話していました。トイ・ストーリーは4作中1作めが一番好きとも。
突然現れたルーキーが大活躍してチームを救うって、絵に描いたようなシナリオではないですか。希望が、ずっと遠くではあっても、見えてくるっていいですね。クォーターバックを褒めまくることで有名なLBボン・ミラーさんは「ヤツは、すんげーロックスターだぜ」とさっそく煽っていました。
第15週は、ブロンコスがアローヘッドスタジアムでカンザスシティ・チーフスと対戦します。ドリュー・ロック対パトリック・マホームズという期待の星対決。
チーフスHCリードさんが、ふたりのような若いクォーターバックの台頭は「リーグにとって望ましいことだネ」と発言すると、ブロンコスHCファンジオさんは「リーグなんかどーでもええねん。ブロンコスにとって望ましいんや!」と返していました。ふふふ。
さて、ドリュー・ロックくんはミズーリ州出身で、カンサスシティは地元です。子どもの頃からのチーフスファンで、高校はアローヘッドスタジアムから24キロメートル離れたところにありました。大学も地元ミズーリ大学に進学し、1年生の時にここで試合をした経験もあります。
チーフス戦には、家族、親戚、友人など50人以上が応援に訪れる予定です。ロックくんの父親もミズーリ大学の元フットボール選手で、その時のコーチがなんと、HCアンディ・リードさんだったという縁も。
そしてまた、ドリュー・ロックくんは、チーフスのオーナーの娘さんと付き合ってたことがあるそうな。今は別のかわいい彼女がいるみたいですけどぉー。インスタで仲良くしてました。
ということで、今週のブロンコス対チーフス戦はけっこう気になる試合です。シーホークス戦と同じ時間帯なので、時々様子を伺う感じでチェックしようかな。楽な試合にはならないと思いますが、ブロンコスがんばれ。あっと驚く試合を期待しています。
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