2023/11/15

【第10週】ラストミニッツでフィールドゴールが決まった コマンダーズ@シーホークス戦

11月12日、ホームにワシントン・コマンダーズを迎えたシアトル・シーホークスは、試合時間残り3秒でフィールドゴールを決め、26対29で勝利を収めることができました。良かったです。

スタッツはこんな感じ。

コマンダーズシーホークス
獲得ヤード356489
ターンオーバー10
ファーストダウン1627
サードダウン更新率7/154/14
ポゼッション29:3330:27

486ヤードは今シーズン最高記録。内訳はパス369ヤード、ラン120ヤード。観戦中はオフェンスにもどかしさを感じていたので、これはちょっと意外でした。特に前半はQBジーノのパスが精度に欠け、レシーバーがキャッチできませんでした。

とはいえこの試合ではインターセプトもなく、勝負時にタッチダウンを決め、残り1分を切ってからのウイニングドライブを完璧に遂行したQBジーノ。ファンの期待値が高すぎるのか、まだまだ彼を信じきれないところが悩ましい。

でもチームメイトは口を揃えて「ジーノを信じてる」って言ってるので、それでオーケーでしょう。

試合はコマンダーズのタッチダウンで始まりました。が、ポイント・アフター・タッチダウンのキックに失敗。コマンダーズはこの後フィールドゴール1回、シーホークスはフィールドゴールに3回成功し、9対9で前半を終了。

先週の試合を含め、これで5クォーターを通してタッチダウンがゼロ。なかなかじれったいオフェンスです。

第3クォーター、ようやくRBウォーカーが64ヤードを疾走しタッチダウン。

スッキリしたぁ。けど、チェックダウンがたまたまラッキーにも得点に結びついたのは事実。まだまだオフェンスに疑問は残ります。

ディフェンスが無理やりボールを奪い取った後も、3 and Out で終わりの攻撃。何かこう、パッとしないまま第4クォーターに入ると、両チームともガンガン得点を重ねました。

コマンダーズがタッチダウンで同点に追いつくと、負けじとシーホークスもタッチダウンで7点リード。コマンダーズはフォースダウンをコンバートしつつ、試合時間52秒でタッチダウン。26対26の同点に持ち込みました。

延長戦になるのか、ここで決めるかのシーホークスオフェンス。自陣25ヤードから敵陣25ヤードまで果敢に攻め込み、最後は43ヤードフィールドゴールをKマイヤーズに託しました。

最後のパスをキャッチした後、無理やり数ヤード稼いだWRメトカーフにシビレます。早くダウンしないと時間がないギリギリのところ。この数ヤードがフィールドゴールの成功を導きました。

あー良かった。これからのスケジュールを考えると、落とせない一戦でしたから。

試合後は、コマンダーズTEローガン・トーマスさんに「息子が大ファンなんだ。15歳だけど体格同じだよ」と声かけられたDK。すぐさまユニホームを渡すところがいいですね。先輩に「イエス、サー」って言ってるのも好感持てます。

ディフェンスでは、LBマフェが7試合連続でサックを記録。これはチーム記録だそうです。ニューヨーク・ジャイアンツからトレード移籍したDEウィリアムズもサックを記録しています。

さて来週はロサンゼルス・ラムズと対戦です。開幕戦では負けているし、なかなか勝てないイメージがありますが、頑張ってもらいましょう。レッツゴー❗❗

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