2024/01/11

【第18週】ギリギリ勝ったもののプレーオフ出場ならず シーホークス@カーディナルス戦

 2023年NFLレギュラーシーズン最終日、シアトル・シーホークスはアリゾナ州ステートファーム・スタジアムでカーディナルと対戦し、21対20で勝つことができました。

同じ時間帯に行われたシカゴ・ベアーズ対グリーンベイ・パッカーズ戦ではパッカーズが勝利し、NFC7位のプレーオフ出場権を獲得。ベアーズが勝っていれば、シーホークスがプレーオフ行きだったのですが、シーズン中に勝つべき試合をいくつか落としていたので、まあ妥当な結果でしょう。

シーホークスにとっては何かと因縁のあるスタジアムなので、ちょっと心配だったのですが、無事に試合が終わってよかったです。

2015年スーパーボウルでペイトリオッツに負けたのもこのスタジアムなら、2017年にCBリチャード・シャーマンがアキレス腱を切ったのもここ。同じ試合でSキャム・チャンセラーが首を負傷し、これが引退の引き金となりました。また、2018年にはSアール・トーマスが足を骨折し、ベンチに中指を立てて去るという場面もありました。

シーホークスカーディナルス
獲得ヤード327466
パスヤード189260
ランヤード138206
ターンオーバー00
ファーストダウン1824
サードダウン更新率6/125/13
ポゼッション23:5736:03

この試合も、まあよく走られましたねぇ。カーディナルスRBコナーが150ヤードを記録。今シーズンのシーホークスランディフェンスは1試合平均138.4ヤードを許し、リーグ32チーム中31位でした。(ちなみに32位がカーディナルズ、30位ブロンコス)

ランディフェンスは昨年もひどくて30位でした。今年も改善できないまま課題として残りました。

試合前半は両チームともフィールドゴール2回ずつ、シーホークスがTEディスリーのタッチダウンを加えて、13対6とシーホークスのリードでハーフタイムに。

「まあ、こんなもんかな」と思っていると、第3クォーターではカーディナルスRBコナーが34ヤード、29ヤードの欄を連発し、あっさり同点に。

第4クォーターでは、カーディナルスがゴール前8ヤードから4th and 3に挑戦し、タッチダウン。あっという間に13対20と逆転です。

プレーオフは逃すとしても、最終戦は勝って終わってほしい。

しかし、オフェンスは3 and Outであえなく撤退。カーディナルスは時間を稼ぎつつ、しぶとく攻めてゴール前24ヤードまで到達。試合時間残り3分で、2ポゼッション差になるかの瀬戸際、カーディナルズの43ヤードフィールドゴールが大きく外れました。

ここでボールを握ったQBジーノがパスを決め、4つ目のプレーでWRロケットがタッチダウン。

19対20にした後、2ポイントコンバージョンを選択し、再びWRロケットがキャッチして21対20。

試合時間1分54秒を残して、カーディナルスの攻撃開始。じりじりとシーホークス陣30ヤードまで攻め込んだのですが、最後は51ヤードのフィールドゴールが失敗し、シーホークスの勝利が決まりました。

今シーズンは通算成績9勝8敗。

もっと勝てるチームになるはずだったのに、なれなかったです。残念な成績でしたが、いい場面もいっぱいあったし、毎試合楽しませてもらいました。選手のみなさん、スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。ちょっとゆっくりしてください。

試合後、HCキャロルさんは「全然疲れてない。まだまだやれる」と言ってたのですが、1月10日にヘッドコーチ職を退任することが発表されました。

表向きは「双方同意のもと」ですが、実際は解雇。アドバイザーとしてチームに残るそうですが、そんなことやりたいんかな?どっかにコーチ職があったら、コーチをやりたいんじゃないすか?

一人の人間を育てる姿勢で選手と向き合ってるところとか、カルチャーを作り上げるリーダーシップとか、考え方とか、めちゃ尊敬している方なので、ピート・キャロルさんについてはまた改めて書きたいです。

退任のニュースを受け、SNSでは選手、元選手が続々とコーチに感謝のメッセージを送っていました。みなさんの真摯な気持ちが伝わってきて涙。本当に沢山の人に影響を与えた人なんだと思います。

ピート・キャロルさんのチームを応援することができて、ファンも本当に楽しかったです❗❗❗

うえーん😭😭😭😭😭

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