2018/07/12

チャンセラーが😭😭😭😭😭😭😭

さて、もう10日前のことになりましたが、シアトル・シーホークスのストロングセーフティ、カム・チャンセラーさんが、もう選手生活を続けることはできないと発表しました。昨シーズン10週目の試合で首を負傷。引退が囁かれる中、6月の検査を待って去就を決めるらしいとは聞いていました。すると、7月1日に自らのツイッターで「最終検査で回復は全く見られなかった」とのこと。

「11月に医者から怪我の説明を受けた時には、心臓がドスンと胃まで落ちた気がした」

「数え切れないほどの打ち身、故障を抱えながら、それでもプレイを続けてきたが、今回のことは無視できない」

「価値ある経験から学んだことがたくさんある。今度はそれを次の旅路に生かす番だ。何かはまだ分からない。神の指示を待っている」

なんて言っているチャンセラー・・・😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

もう見れないのか。ドッカーンと突進するBam Bam Kamさんが。むっちゃ寂しいよ--。え--ん。

何かとうるさいリチャード・シャーマン、超テンション高くてイキリ立ってるアール・トーマスの中にいて、まあまあまあと冷静にチームをまとめているような印象でした。まさかの時に頼れる、気は優しくて力持ちのチャンセラー。そしてなぜか、サイドラインに立ってる姿はどこか寂しげ。。。

プレイオフのミネソタで、RBピーターソンからファンブルを奪ったのは彼だった。ゴールラインでメガトロンのボールを弾いたこともあった。パンサーズ戦でインターセプトから80ヤードを独走したのも覚えているぞ。



こうして改めてプレイを見ると、失ったものは本当に大きいという気がします。私の心にはぽっかり穴が開きました。体と心を全部フットボールに捧げてくれたんやで、この人。

毎試合、体を張ったヒットの連続。ぶつかられた方も痛かったでしょうがぶつかった方だって相当にダメージがあったはず。2014年2月のスーパーボウル後は打ち身と内出血で3日間入院、翌年2度目のスーパーボウルはMCLを痛めたまま戦って、膝は通常の2倍に腫れ上がっていたといいます。

いや、チャンセラーさんだけでなく、他の選手も同様に、みんなが様々な怪我を抱えながら試合に臨んでいるのに違いないのですが。

「選手のために祈ってくれ。頭部の負傷によって、後にどれだけ後遺症が出るのか、自分には分からない」

という言葉も残しました。彼の場合はこのままフットボールを続けていたら半身麻痺の危険もあったようです。んもー、なんつうスポーツなんでしょう、このフットボールってやつは。

練習でも試合でも、その献身的な姿勢にチームが厚い信頼を寄せていたチャンセラーさんですが、チーム外の選手にも手を差し伸べていました。カレッジからNFLに進むセーフティのスカウト情報をチェックして、何か手伝えることはないかと電話したり。

「だまされてるんだと思ったよ、電話をもらったときは」と語るのはアトランタ・ファルコンズのキアヌ・ニール選手。「ちょい待って。カム・チャンセラー?マジで?オレのことなんか知らないはずだよね。オレはあなたの敵になるんですよ。それなのに僕に電話をくれて、バージニアで一緒にトレーニングしようって誘ってくれるんですか?本当に?えーと、もちろんです。行きます、絶対。

他の人はこんなことはしない。彼は誰でも友達のように扱ってくれるんだ」

そういえば前にもどっかで書いたけど、ニューイングランド・ペイトリオッツのジュリアン・エデルマンさんがチャンセラーさんのことを「すっごく丁寧で礼儀正しい」って言ってたことも思い出します。ドッカーンってヒットした後、「大丈夫かい、キミ?」って気遣ってくれるって。ちょっと笑っちゃうんですがw

まぁ、エデルマンさんもすごかったです。チャンセラーのヒット受けながらもダウンせずに走リ続けるあの闘志。あれも思い出のひとつになりました。

もう見れないなら、数々のドッカーンヒットを覚えておこう・・・。


チャンセラーさんは6人兄弟。お母さんがひとりで、トラックの運転手などの仕事を掛け持ちして育ててくれたそうです。12歳になると、チャンセラーさんも近所の床屋さんで床掃除のアルバイトをして家計の足しにしていました。NFL選手になって、お母さんに家を買ってあげたことを、インタビューで嬉しそうに話していました。

すんごいプレイを見せてくれて本当にありがとう。これからは家族のために自分の体を大切にしてほしい。今年、来年と一応シーホークスで確定契約金がもらえるはずなので「引退」という言葉は避けているのだと、報道されていました。

シーホークスを辞めないで、ディフェンスのコーチ職で残ってくれてもいいのにね、と思ったりもしています。31番のユニホーム、カッコよかったな😭😭😭😭😭

2018/06/11

アール・トーマスがミニキャンプ不参加だって

日曜の朝、ゆっくり起きてみると、シーホークスのSアール・トーマスさんが来週から始まるミニキャンプを欠席すると発表していました。

「契約更新の問題が解決するまでは、ミニキャンプをはじめ、チーム活動には参加しない。

ずっとシーホークスで、選手生活が終わるまでプレイしたいという意思があることをファンには知ってほしい。

8年間の成績を見てほしい。契約更新を早急に解決してもらう権利があるはずだ。自分のキャリアにおいての、先への確約が欲しい。

トレーニングは個人で続ける。チームに合流したら勝利に貢献したい。

チームメイトが自分の行動を理解してくれるよう願う。これが正しい行動だと自分は信じている」

だそうです。


ええー、「ホールドアウトはしない」って、アールのエージェントが言ってたんじゃないの?ドラフト前だったかに?とは言っても、1月のプロボウルでは本人が「ホールドアウトするかも」と言っていたし、こうなるべくしてこうなったということでしょうか。

火曜日から始まるミニキャンプはOTAと違い、参加が義務付けられているので、1日欠席で約140万円、3日で計850万円の罰金になるとのこと。

アール・トーマスの今年のキャップヒットは約10.4億円。現在、シーホークスはサラリーキャップに10億円ほどの余裕があるということなので、12~13億円くらいでの再契約は可能なのかもしれません。

ちなみに、現時点でのセーフティ最高年俸はカンザスシティ・チーフスのエリック・ベリー選手で13億円。マイアミ・ドルフィンズのリシャド・ジョーンズ選手とシーホークスのチャンセラーさんが12億円で続いています。

選手生命は限られているし、いつ怪我をして引退に追い込まれるか分からない。できるだけ良い条件で契約したいという選手の気持ちは理解できるし、その一方で、29歳を迎えたディフェンシブバックにすんなり大型契約を約束できないチーム事情も納得できます。

ということで、この問題は成り行きを見守るしかないな。どっちも自分にとって正しいと思うことをやってほしいし、お互いが納得するところを見つけてくれ・・・。

ダラス・カウボーイズへのトレード話もこれでまた続きそうです。故郷に帰りたいんならそれもいいけどさぁーもう1年くらいシーホークスでやってくれよぉーねぇーアールぅーー。。。




2018/06/05

ブランドン・マーシャルがシーホークスにやって来た

ニューヨーク・ジャイアンツからリリースされ、フリーエージェントとなっていたワイドレシーバー、ブランドン・マーシャルさんが今年はシアトル・シーホークスのユニホームを着ることになりました。

びっくらこいた!5月初めにシーホークスを訪問したとは報道されていましたが、まさか本当にやって来るとは。シーホークスのレシーバーって、小柄で機敏な選手が多いイメージなので。

正式発表に先駆け、マーシャルさん本人がインスタに喜びの投稿をしていました。シアトル訪問の際に、空港で買ったシャツだそうです。面会が良い感じだったので、「買っとくか!」と、靴下と一緒に購入したと記者会見で言っていました。

さっそく役に立ってよかったね!


昨年は5週目の試合で左足首を骨折、戦線離脱となりました。ニューヨーク・ジェッツ在籍中の2015年にも足の指を痛めており手術が必要でした。リハビリに数か月かかるので、引退後に治療する予定でしたが、ちょうどいい(?)機会なので両方の手術を受け、11月からずっとリハビリに専念して来ました。やっと最近痛みなしで走れるようになり、2週間前から本格的にトレーニング開始しました。これからしっかり体を作り、改善できる点を克服していきたいとのこと。

今回の再就職はかなり厳しかった、と笑っていました。34歳という年齢、スタッツは下降、それに故障が加わり、リーグでは「もう終わった人」と認識されてることは百も承知。再びプレイするチャンスに恵まれたことを幸せに思っている、謙虚な気持ちで受け止めていると語っていました。

デズ・ブライアントをはじめ(かつての)スター選手たちがフリーエージェントでなかなか契約できない現状を見ていると、NFLって超シビア。ビジネスだから当たり前なんでしょうが、使い捨て感が半端ない。アスリートって、ほんと一時の花みたいなもんですね。

さて、ブランドン・マーシャルさんは2006年にデンバー・ブロンコスに指名されてNFL入り。それからマイアミ・ドルフィンズ、シカゴ・ベアーズ、NY・ジェッツ、NY・ジャイアンツと移籍を重ねてきました。最初の頃は突然怒りを爆発させたり、警察沙汰もあったりと、問題児扱いされてきたようです。プライベートでは家族ともコミュニケーションを遮断し、うつ状態が続いたり。

2011年に境界性バーソナリティ障害(BPD)の診断を受けたことを公表し、以後、精神障害患者さんと家族への支援と啓蒙活動を行っています。3ヶ月精神科病院に通い、自分でもこの病気について学び、脳スキャンの分析やセラピーを行ったことで、これまでの苦しみがずっと改善しました。もちろん症状は人によって違うけれど、快方への希望があることを知ってほしい。精神障害についてまわる負のイメージを変えて行くことが生涯の仕事だと、講演活動もしています。

私はブランドン・マーシャルさんの行動に問題があった頃を全く知らず、いろんな番組で解説者がQBジェイ・カトラーやQBライアン・フィッツパトリックを批判する度に、笑いながらも執拗に、本気で擁護するところを見て、いい人やな~って思っていました。自分のQBを心から愛するWRっていいじゃないですか。

特にジェイ・カトラーさんとはデンバー・ブロンコス時代から特別仲良しだったようです。というか、マーシャルがからみ、カトラーが「うっせーよ」とかわしながら二人の愛を確認するような。(ってどんなw)

ベアーズでまた一緒になると決まった時は嬉しくてカトラーに電話をしたけど留守。テキストを2万回も送ったのに返事はなし。どうしたんだ、オレをもう愛してないのか、このトレードで夢を見たのは間違いだったのかと焦ったら、カトラーさんはメキシコでバケーション中だったという話も。

ベアーズ移籍後の記者会見。「最高だ。またカトラーと一緒にやれるなんて。ワオ・・」と極まっている表情はココで見れます。こんなに愛されて、もう、どうするんやカトラーさんよ?ってかんじ。

ということで、シーホークスでもQBラッセル・ウィルソンさんと仲良くやってくれるのではないでしょうか。開幕時にロースターに残っている保証はない、という声もありますが、CBリチャード・シャーマンに競り勝ち、QBウィルソンからのパスをキャッチ→タッチダウンするWRブランドン・マーシャルというのも見てみたい気がします。Let's go!

2018/05/13

ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝け! マイケル・ディクソン

みなさんこんにちは、長いオフシーズンをどのようにお過ごしでしょうか?

ルーキーキャンプがあっちこちで繰り広げられていますが、シーホークスのキャンプでは、新人マイケル・ディクソンくんのパントに皆が驚異の声を上げましたよ。
10ヤードからのモンスターパント!

「実際の試合はもっとスゴイんだぜ。ビックリするよ。長距離もいいんだが、20ヤードラインの内側で、狙ったところに落とすことが出来るんだよ。クレイジーさ」

とはディクソンくんの大学時代を知る方のコメント。え、そうなんすか?!見たい。早く見たいなぁー。

プーチキックを上げる時、スパイラルをかけたい時には、ボールの持ち方も変えるという職人技も持っています。(って、ほかのパンターもやってるかも)

ディクソンくんはオーストラリアのシドニー生まれ。小さい頃はサッカーをしていましたが、9歳でオーストラリアンフットボールへを始めます。大活躍したジュニア時代が終わった時、アメリカンフットボールのボールを蹴るポジションに目が向きました。カンガルー皮のボールを蹴るのには自信がある。もしかして僕にもできるかも。

親元を離れ、メルボルンにあるキックアカデミーで練習を積んで数か月。コーチがビデオをアメリカの大学に送ったところ、テキサス大学から奨学金の話が舞い込みました。

初めてアメリカンフットボールを蹴ってから、2年後には大学最優秀パンターに贈られるレイ・ガイ賞を受賞し、3年後にはNFLチームに入団。すごいですね。ビデオのインタビューを見る限り、すんごく真面目そう。というか、不思議くんかもしれないなぁ。究極のマイペース野郎。とりあえず、ボールを蹴ることにしか興味がなさそうな人に見えます。

さて、コンバインではシーホークスとの面接で「競争心はある?」と質問され、その後、「よし、じゃあ、瞬きしないでどれだけ目を開けていられるかな?」という運びに。

1回目は風が目に入り、14秒で終わり。2回目は両手を上げて風を防ぎ、暗いところを見るなど工夫をして時間を延長。またやってもいいと言われたので、今度は目玉をぐりぐり動かしていろんなところを見つめることで眼球を「フレッシュに保ち」ずーっと開けていることができた、と真顔で語っています。

・・・マジっすか・・小学生じゃないんだからさ・・・。こんなんで競争心があるかどうか分かるんかい?!と思ったけど、いや、こういう原始的な方法が真理をつくのかもですね。(ホントか?)

彼の名前はマイケル・ディクソン。今はぺーぺーのルーキーですが、ひょっとしてNFLの歴史に残る神パンターとなるかもしれませんよ!その可能性は十分にある!

ということでプレシーズン試合でディクソンくんの実戦パントを見るのを楽しみにしています。

2018/05/06

Thank You! クリフ・アブリル&ピンポン仲間たち

「第4週に首を怪我した時は、これがシーホークスのユニホームを着る最後だとは思いもしなかった。腕に感覚が戻り、指のしびれが無くなったので、正直、試合に戻れると思った。ドクターに病院にいくように言われたけど、まあ形式だけだろうと。MRIをして家に帰り、『ひょっとして1、2試合欠場するかもな、最悪の場合』というつもりだった。これでシーズンが終わるとは考えもしなかった。ましてや、シアトルでの最後になるなんて」

と語るクリフ・アブリルさん。この怪我から7か月後、今回の身体検査がクリアできなかったことから、シアトル・シーホークスよりリリースされました。ずっと噂されていましたが、現実に発表となるとやはり寂しいです。

しかし、引退とは語っておらず、お医者さんと相談しつつ、その時が来れば自分と家族のために最善の決断を下したいとのこと。

2008年ドラフト3巡でデトロイト・ライオンズに入団し、5シーズン後にフリーエージェントとなりました。大型契約を期待しましたが、ディフェンシブエンドの市場は厳しく、ベンチ外でも見本となってほしいと勧誘されたシーホークスと2年契約したのが2013年。

「ロッカールームを見渡すと、シャーマン、アール、カム、KJがいた。素晴らしい選手の集まりだと肌で感じた。考えても見てくれ。デトロイトでは、負けることが多かった。ルーキーで16敗シーズンも経験した。5年間でプレイオフ出場は一回だけ。しかし今、スーパーボウルを、チャンピオンになることを期待されるチームの一員となったんだ。

それまでしたことはなかったが、シアトルでの数年はピンポンばかりしていたような気がする。毎日だ。2台使って試合することもあった。試合そのものよりトラッシュトークで白熱した。みんなが、自分こそトップ5だと断言し、ナンバーワンだと豪語する選手もたくさんいた。

実際のところピンポンの王者だったのは・・・アールだろう。ジミー・グラハムもうまかった。その次はルーク・ウィルソンかな。シャーマンじゃないのは確実だ。すまんな、兄弟。😉

しかし、ハウシュカがいた時は誰も寄せ付けなかった。冷静なのさ。試合を制していた。今思うと、昨シーズンはピンポンをする時間があまりなかった。それが良くなかったのかもしれない。

ロッカールームで誰かとケンカ腰になった時は――と言ってもふざけてるだけなんだが――「ピンポンで決着つけようぜ」というのが定番だった。

楽しかったな。しかし本気の真剣勝負だ。オフシーズンの後、多分スーパーボウルで勝った翌年だったと思うが、アールが急に上手くなったんだ。鋭いサーブでみんなを圧倒した。

『アール、ズルしてるだろ!』って僕は言ったよ。

どうやってズルするのか自分でも分からなかったが、アールのラケットでも調べてやろうと思った。そしたらアールがこう言うんだ。

『ズルじゃないぜ。卓球台を買ったんだよ。家でやってるんだ』

シアトルでの卓球台の売れ行きは、その年すごかったに違いない。みんな卓球台を買って、家で練習したんだ。オフシーズンのあと、チームに戻る時に備えてね。そのくらいシリアスだったのさ。

ピンポンがオレたちの成功の秘訣だったのかもしれない。ロッカールームの団結に結びついていたんだと思う。

昨シーズンはピンポンをあまりしなかった。それが問題だったかもしれない。負傷者が多く出て、同じチームとは言えなかった。シャーマン、カム、そして自分も倒れた。他にも数人。それほど選手を失うと――特にシャーマンやカムのようなリーダーを欠けば、影響は免れない。

だけど、ピンポンの時間が少なかったと今でも思っている」

と語るクリフ・アブリルさん。懐かしい名前がいくつか出てきたけど、このオフシーズンでチームはガラッと変わり、2013年のスーパーボウル優勝経験者はすでに数人のみとなりました。時は流れ、いろんなことが変わっていきます。

今年すでに移籍が決定した仲間、マイケル・ベネットさんへの別れの言葉は

「一緒にシアトルに来て、一緒に去ることになった。僕たちがここで成し得たことを誇りに思う。どんな時でも僕を支えてくれて感謝している。キミのチームメイトへの忠誠心を疑うヤツがいたなら、ジョニー・ヘッカーに聞いてみろって言ったらいい😂」

優れたチームメイトがいたことで、自分も奮起し努力できた。スーパーボウルで勝てたこと、プロボウルに選ばれたのも、彼らがいたからこそ。シアトルでチャンスをくれたキャロルコーチ、GMシュナイダーさん、オーナーのポール・アレンさんにも感謝していました。

そしてファンにも。

「試合の日のスタジアムは忘れることができない。欠場してサイドラインに立っていた時、ファンが熱狂し地面が揺れるのを足元に感じた。その時ほどプレイしたいと思ったことはない。君たちのその熱情。その瞬間この世界でやりたいことはただひとつ、フィールドに出て君たちに代わって戦うことだ。

プロスポーツの中で、君たちみたいなファンはどこにもいない。どこにもだ。

フィールドの上だけじゃない。君たちは僕たちのビジネスにも協力してくれる。チャリティ活動も。フットボール選手としてだけでなく、地域の一人の人間として成功するよう応援してくれる。その見返りとして求めるのは、僕たちが日曜日にすべきことを遂行するだけ。

シアトルでの5年を誇りに思う。何も思い残すことはない。シアトルでプレイするのは本当に特別なことだった。

ありがとう、シアトル。シーホークスじゃなくなるのが寂しいな・・・なんて冗談さ。いつだってシーホークスの一員だからね。Go Hawks!」

というお別れの言葉でした。アブリルさんは両親がハイチ出身なので、ハイチでのチャリティ活動にも精力的に取り組んでいます。学校を建設したり孤児院を訪問したりフットボールキャンプを開催したり。活動はこれからも続いていくでしょう。

フィールドで輝いている姿を私たちに見せてくれてありがとうーーー!!!そしてこれからの人生にもグッドラック!!

なお、アブリルさんと首に負傷を負ったカム・チャンセラーさんは6月の検査で今後の去就が決まるようです・・・

2018/05/02

ドラフトでむっちゃムカついた ジョシュ・ローゼン

「正直ムカついたな、順位が落ちたのには。1、2、3位も過ぎて、訳が分からなくなった。チームが僕をパスしたことに本気で腹が立ったんだ。指名されたら嘘の笑い顔を作って、嬉しいフリをしなきゃと思ってたんだけど、実際に指名されたら、どういう訳かそんな想いは飛んで行った。歓喜したよ。

僕が指名される前、9つの間違いが犯されたのさ。これからの10年で、それが大きな間違いだったということを必ず証明してみせる」
なんてドラフトの日に言っていたQBジョシュ・ローゼン。アリゾナ・カーディナルズに全体10位で指名されました。

「いや、あれは言い過ぎだったな。クォーターバックは3人だから、間違いは3つだった」なんて後日訂正していましたが、いや、それあまり訂正になってないようなw

会見の時は相当カッカしていました。立ち上る湯気が見えるよう。正直すぎ。私は全然構わないんですけど、「黙っとれ若造が」と思う人が少なからずいるかもです。

ドラフト24位まで落ちたアーロン・ロジャースだって、かなりムカついたでしょうが、こんなふうに大っぴらにブーたれてはいなかったでしょう。テレビ番組でローゼンくんのメンター役になったロジャースさんが、指名後にはお祝いのツイートをしていました。

さて、このローゼンくん、自分が思ったことをズケズケ言うと評判なんですが、今回もローゼン語録をいろいろ残してくれています。

クォーターバックとオフェンシブコーディネーターの関係については・・

「スタートレックの脳間通信に置き換えてみるんだ。まず彼の脳を取り出して、できるだけを自分の脳に入れようとする。そうすると僕がフィールドで確認したり判断を下す時には、彼は彼の脳で全く同じ判断を同時にしているのさ」

??????頭が良いと評判のローゼンくん、このブッ飛び方もなかなか。意表を突いてくれます。スゴイとしか言いようがない・・・。

ドラフトに関する一連のイベントについては

「どれもそんなに真剣に捉えるべきことじゃないんだ。僕たちは何も言えないけどね。ドラフト前にいろんな参加義務があって、面倒くさいよ。都市から都市を飛び回る。ワークアウトに次ぐワークアウト。40ヤードを走る。コンバインやプロデイをする。正直に言って、チームが形式でやってるだけなんだ。だってもう選手のテープは見てるだろう。テレビのためなのさ。それが終わってホッとしてる。これで実際に重要なことにやっと取り組める」

ね、正直。ジョシュ・ズケズケ・ローゼンと私はこれから呼ぶことにしますよ。

この自由奔放な物の言いようについては

「過去3年間黙っていたら、もっと高い順位で指名されていたかもね。だけど、そんなの嫌だ。自分自身でいたいし、アリゾナ・カーディナルズは僕がどんな人間を知っている。バカなことを言って不必要に怒りを買う子どもではない。毎日練習施設に入る時には、僕がどんな青年かを皆知ることになるだろう」

ということです。これからもいろいろ言ってくれるんじゃないでしょうか、ズケズケ・ローゼンくんは。NFC西は結構楽しみですよ。ガラポロ&シャナハンにゴフ&マクベイ、そしてひょっとしてルーキー・ローゼン&新コーチ。激戦区をシーホークスが勝ち抜いてくれるよう期待しています!

2018/04/29

2018年シーホークスドラフト指名選手まとめ

3日間のNFLドラフトが終わりました。ふぅー。シアトル・シーホークスは、5巡でLBシャキーム・グリフィンを指名。まさかと思っていたけど、本当にこんなことが起こるんですね。嘘みたい。でも良かった!👏👏👏

それでは、1巡指名のラシャード・ペニー選手に続く、2018年シーホークスドラフト組を紹介します。

3巡(79位)DE ラシーム・グリーン 南カリフォルニア大学
もっと高い順位で指名されるはずの選手ですが、高校時代にACLを痛めていたことの不安から指名を見送られていたようです。シーホークスのチームドクターが2回検査を行い、問題なしと判断しました。大学ではインサイドでの起用が多かったのですが、本人はアウトサイドが好きだとのこと。

マイケル・ベネットが移籍し、クリフ・アブリルも多分引退、去年1番に指名したマリック・マクドウェルも交通事故からの復帰が困難――と、パスラッシャーが手薄になっているので、納得の指名ではないでしょうか。(えー、でもOラインは・・・?)

「込み入った問題は全くない選手。しっかりしている。20歳と若いのに、わざと髭をはやして年上に見せようとしてるみたいだよね」とGMシュナイダーさん。(リンク先の写真参照)

「最初の言葉が『明日行っていいすか?明日から練習していい?』だったよ。嬉しいね。大学では人気者だった。みんなに好かれていたよ」とHCキャロルさんが語っていました。


4巡(120位)TEウィル・ディスリー ワシントン大学
ええー、タイトエンド?!まあ確かにジミー・グラハム、ルーク・ウィルソンが抜けてはいますが、ここでTEとは思いませんでした。

地元ワシントン大出身。ブロックにかけてはピカいちの選手です。昨年は78回のパスブロッキングのうち、一度としてプレッシャーを許していません。もともとディフェンシブラインの選手でしたが、練習でパスキャッチして遊んでいたらTEにコンバートさせられたという話。

シーホークスは、フリーエージェントでもブロック上手なエド・ディクソンと契約していますから、ランゲームの復活に本気のようです。(でもOラインは・・・?)

5巡(141位)LBシャキーム・グリフィン フロリダ中央大学
みんなが待ち望んでいたこの指名。ドラフト1・2日目は会場控室に招待されていたシャキームくんですが、3日目はホテルの部屋に親戚一同が集合していました。ずーっと待っていて、ちょうどトイレに立った際に携帯電話が鳴りました。双子の兄シャキールが発信先の地域番号を見てトイレに突進、タックルしたそうです。喜びのタックル、いいっすね!

ということで指名の電話を受け取るシャキームくんと、弟を抱きしめるシャキールくん。

別のアングルでは、お母さんが泣き崩れているところが見えます。お母さーん、本当に良かったですね!みんな喜んでいますよー。

「そんでオレと住む?ダメ?」というのが、この後のシャキールくんの言葉だっだそうです。HCキャロルさんによると、ウィークサイド(ってどっち?)のラインバッカーで使う予定とのことです。

5巡(146位)CBトレ・フラワーズ オクラホマ州立大学
大学ではセーフティをのポジションでしたが、シーホークスではコーナーバックをするとのこと。リチャード・シャーマン、ジェレミー・レーン、デショーン・シードを失っていましたから、この指名も妥当かな。

腕の長さ32インチ(81 cm)以上がシーホークス CBの条件(らしい)ですが、この人は33 7/8インチ(86 cm)。昨年はチームトップの79タックル、2インターセプトを記録。2000年に1巡でバッファロー・ビルズに指名されたおじさんが親戚にいます。

「カムやアールを見て育ってきたんだ。リチャードがもういないのは残念だけど、チームの一員になることが嬉しい」とフラワーズくん。先輩を脅かす活躍をぜひ見せてほしいです。(しかしOラインはいつ・・・?)

5巡(149位)Pマイケル・ディクソン テキサス大学
トレードアップして獲得したのが、オーストラリア人のパンターです。高校までオーストラリアンフットボールの選手でした。60ヤードパントを頻繁に見せてくれるとか。2017年テキサスボウルでは、11パントのうち10パントが敵陣15ヤード内(敵陣10ヤード以下が7、5ヤード以下が4)という芸術的パントで観客を魅了しMVPを獲得しています。(このリンクで見てね)

シーホークスには、現Pジョン・ライアンがいますが、36歳という年齢、キャップヒット年3.2億円、また、昨年の飛距離平均45.0に対してディクソンくんは平均48.8ヤード、ということを考えると、世代交代は必須です。

5巡(168位)OTジャマーコ・ジョーンズ オハイオ州立大学
やっと来ました、オフェンシブタックルが。もう来てもらっただけで、誰でも嬉しいです。「3巡辺りの選手。昨年はRTイフェティがリーグ最高16ペナルティを犯しているので、すぐに代役となるかも」という解説者の声も聞こえます。なんでもいいから、とにかくQBを守ってね。お願いしまっす!
6巡(186位)DEジェイコブ・マーティン テンプル大学
もうひとりくらいOライン取ってほしい・・・と思いましたが、またもエッジラッシャー。「ラッシャーとしては小柄ではあるが、動きは素早くタフだ」というGMシュナイダーさんの評です。6巡を待つ、その気持ちを紛らわすために、スポンジ・ボブを見ていたところに指名の電話が入り、そのあと、涙が出てきたとのこと。お兄さんが現在ニューヨーク・ジェッツに所属するLBジョシュ・マーティン。2016年のカンファレンス決勝には、足を骨折しながらも出場したというタフな選手です。

7巡(220位)QBアレックス・マゴー フロリダ国際大学
ラッセル・ウィルソン以後、シーホークスが初めて指名したクォーターバック。大学では4年間ずっと先発でした。今年のドラフトでは計10人のQBが指名されましたが、マゴーくんはその9人目。マイアミ・ドルフィンズが興味を示していたと、ふと聞きましたが、ドルフィンズのQB指名はゼロでした。

以上、シーホークスのドラフト2018年組でした。彼らのほかにもドラフト外で何人か契約、また、ミニキャンプに招待される選手もいるでしょう。皆さん、頑張れー!ロースターに残って、フレッシュなプレイを見せてほしいです。

Oライン一人しか取ってないけど、これでいいんか?とも思いますが、まあチームを信じて見守っていくしかないです。しかしあれですね、指名のお知らせ電話って、みんな嬉し泣きしてくれて、GMって役得ですね。朗報を伝えるって、いい気持ちだろーなあ。シャキール・グリフィンに電話を入れた時は、ドラフトルーム全体が感動していたそうです。GMシュナイダーさんは電話をコーチの渡した後、ぐちゃぐちゃに泣いていたと、HCキャロルさんが話していました。

ということで、ルーキーはこれからが勝負!ガンバレーーー!!!