2020/11/21

【第11週】今度は勝った!!!カーディナルス@シーホークス戦

 勝ちました。勝ちましたぞ、サースディナイトのカーディナルス戦に。

シアトル・シーホークスは、ホームでアリゾナ・カーディナルスと対戦し、21対28で勝利を飾りました。わーーーい!

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第7週で、すでに一度負けている強敵です。先週の衝撃的なヘイルメリーで波に乗るカーディナルス。一方、弱小ディフェンスとターンオーバー祭りで2連敗中のシーホークス。これに負けたら、プレイオフに暗雲が・・・という瀬戸際でしたから、この勝利はなおさら嬉しい。

あーよかった。

ディフェンスが頑張りました。まず、立ち上がりのカーディナルス攻撃を2回連続で3 & OUT。すごいぞ。まさかの出来。

長いパスも、まずまず防ぎました。やればできるじゃないか、セカンダリー。

前回は、QBマレーへのQBヒットはゼロでしたが、この試合ではサック3回、QBヒット7回と、プレッシャーをかけることに成功。

ちょこまかマレーくんのランについては5回で15ヤードと、これも抑えました。(9週まで平均67ヤード)

前半残り1分半、3rd and 1を堅守したLBライト。ここで相手の追加点を防いだのは大きかった。これがフィールドゴールにつながり、前半を7対16で折り返しました。

第4クォーターでは、Sアダムスのプレッシャーから、インテンショナルグラウンディングの反則へ。次のプレイではカーディナルスのホールディングによりセーフティとなりました。

セーフティ、いいもんですね。ディフェンスが得点しちゃうなんて。いやー、こんなのほんと予想外。

試合時間残り2分15秒、カーディナルスの攻撃となった時点で、点差は7点。かろうじてリードはしているものの、また延長戦に持ち込まれる可能性も。え〜やだ〜どうしよう〜(汗)という正念場でした。

じわじわとファーストダウンを取り、ゴール前27ヤードまで攻め込むカーディナルス。レシーバーが、セカンダリーが宙を舞い、パスが3回もインコンプリート。いよいよ最後の4th and 10で、なんと、DEダンラップのサックが炸裂❗❗❗

うおー、ディフェンスが守りきった❗❗❗

QBウィルソンの笑顔見ました?上の画像の。安堵の笑顔と名付けたい。え、なにディフェンス勝たしてくれるの?ボク、カムバックドライブしなくていいの?こんなのもたまにはイイネ❤

アンタにばかり責任を負わせて悪かった、ウィルソンよ。今日は肩の荷物を下ろしてゆっくりしてくれい。

この試合では、RBハイドが復帰。力強いランで、オフェンスに安定感が戻りました。ランで165ヤード、パスで182ヤード獲得。このくらいのバランスがシーホークスらしい。

ウィルソンの投球回数は28回。こんくらいがいいよね〜。41回とか投げすぎ〜(ビルズ戦)。

ということで一息ついた一戦でした。あー、ほーんと良かった。ディフェンスはこの試合をきっかけに上向いていくのかな。そうなってほしい。

来週からはワリと楽なスケジュールということですが、気を引き締めて、取りこぼしのないよう戦ってほしいと思います。とりあえず、良かった。ほんと、それだけ。サンキューゴッド。

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2020/11/17

【第10週】2連敗で地区3位に転落 シーホークス@ラムズ戦

 まずい。

シアトル・シーホークスが2連敗です。ロサンゼルス・ラムズに16対23で完敗し、通算成績6勝3敗。NFC西地区では3チームが同じ勝率ですが、カーディナルスにも、ラムズにも負けているためシーホークスが3位転落となりました。

ここ4試合で1勝3敗。がーん。一気に暗雲が立ち込めてきました。特に気になるのは、敗戦3試合でインターセプト7つという記錄。😭😭😭おまけにファンブルロストが3。

この試合ではインターセプト2、ファンブルロスト1のQBラッセル・ウィルソンでした。ファンブルはまあ、スナップが低かったのでQBを責められないですけど、最初のインターセプトなんかびっくりしました。

この判断はなんぞ。

走ってファーストダウンが取れたじゃん。苦し紛れにパスを出す理由ある?

と、見てる方は思うけど。しかしこれは、ディフェンスへの信頼が無いがため起きたミスではないでしょうか。

フィールドゴール、タッチダウン、タッチダウンと試合開始からやられっぱなしだったディフェンス。思いがけなくターンオーバーを得ての反撃だったので、「ここで決めねば」という焦りがあったのでは。

勝てるディフェンスでは全くない。勝利を導く方法はただひとつ。タッチダウンを取りまくるのみ。って、オフェンスの選手なら思うんじゃないですか。

開幕からずっとそんな戦いをしてきました。鉄壁のオフェンシブラインがあるわけじゃない。この2試合でサック11、QBヒット23です。さすがのウィルソンだって、疲れちゃったんだよ、きっと。

もーやだ、デカい怪力男にノックダウン食らうの。チーム引っ張ってくの、しんどすぎ。

第4クォーターでも精彩を欠いていました。いつもなら、ヘルメットの下の表情は精悍で、目は集中しているのに、そんな輝きも見られない。

えっ、ゲームクロック見てなかったの。delay of gameでペナルティ取られちゃったよ・・・。

えっ、なんで走ってサイドライン割らないの。2ミニッツなのに、そこでランやめてどうするの・・・。

頭が朦朧としているんじゃないのか、ウィルソンは。そんな心配も浮かびました。

RBカーソンとRBハイドの欠場も響いています。その分ウィルソンの肩にのる荷が重くなりました。ふう〜。

まあ、ラムズのディフェンスが良かったですから。リーグ中2位だってさ〜。いいわね〜。

唯一、明るい話題はKマイヤーくんの61ヤードフィールドゴールでしょうか。ギリギリかすって入りました。めちゃいい笑顔❤❤❤

キッカーっていつも緊張ばっかだけど、こんな笑顔になってよかったよ❤

今週はショートウィークで、サースディナイトにアリゾナ・カーディナルズ戦です。負けられん。ぜひとも1勝を勝ち取って欲しい。ちょこざいなQBカイラー・マレーがいるけど、なんとか攻略してほしいと思います!!レッツゴーーー!!

2020/11/15

スペシャルチームが試合を決めることもある コルツ@タイタンズ戦

いよいよ第10週。はや!

AFC南の首位を争う2強の戦いとなったサースディナイト、インディアナポリス・コルツ対テネシー・タイタンズ戦は、34対17でコルツが勝利を収めました。

第3クォーター中盤まで均衡した試合でしたが、スペシャルチームのミスが明暗を分けました。パントとかフィールドゴールとか、いつもは「決まるのが当たり前」みたいな感じで観戦していますが、この当たり前が、実は難しいものなんですね。

スペシャルチームって大事。その顛末を見ていきましょう。

タイタンズが17対13とリードして後半へ。コルツの攻撃で始まり、ゴール前1ヤードまで攻め込みますが、4th & Goalに失敗し無得点。むう〜。

1ヤードから攻撃となったタイタンズは、QBタネヒルがサックされて自陣10ヤード地点からパントに。

そしたらですね。

そのパントが、なんと17ヤードしか飛ばなかった。

ボールが足の端っこに当たっちゃったんですね。そんで横に反れちゃった。こんなパント、見るの初めて。

聞けば、3週間で3人目のパンターだというではないですか。ロースターに上がってきたばかりの25歳、トレバー・ダニエルくん。

ヒューストン・テキサンズでパンターをしたこともあります。でも最近はフェデックスの運転手をしていました。勤務中にタイタンズGMからの電話が入ったそうです。とりあえず荷物を2つ配達してからチーム施設に向かい、練習生となりました。

テネシー州出身の地元っ子。幼少時に、おじいちゃんとテネシー大学のフットボールをテレビで見て憧れ、望みどおりテネシー大ヘ。卒業シーズンには全国2位のパンターでした。(ウィキペディアより)

練習では、数え切れないくらいのパントを蹴っているに違いない。でも、こんなこともある。不運です。

ゴール前27ヤードからの攻撃となったコルツは、あっさりタッチダウンを決め、逆転に成功。

かたやタイタンズはファーストダウンを更新できず、またもやパンターくん登場となりました。

これはパンターのせいじゃない。ブロックしてない選手が悪いんだ。そうでしょ?でもそんなの見えないもん。目立つのはパンターの失敗ばかり。うわーん。

地元チームの初舞台に、やっと立ったと思ったらこれだもの。天中殺か大凶か。オーマイゴット。

2つの失敗が、どちらもタッチダウンに結びつき14点の失点に。コルツ27対タイタンズ17。

次のタイタンズ攻撃では、44ヤードのフィールドゴールをKゴストウスキがミス。パンターくんはホルダーとして手を貸していました。

悪夢再び・・。天は我らを見放したか・・・。

そのあとコルツが追加点を上げて、試合終了となった訳なんですが。いやー、ほんとにいろんなことが起こりますね。フットボールって。

このパンターくんはどうなるのでしょうか。もう1度チャンスをもらえるのか。地元の選手だからやらせてほしいなぁ。だめかなぁ。「プロだから切る」も「信じて使う」も両方アリとは思いますが。

タイタンズの動向に、ちょっと注目・・・。

2020/11/10

【第9週】44点を献上しバッファローに散る シーホークス@ビルズ戦

11月だというのにポカポカ暖かそうなバッファローでした。ビルズと対戦したシアトル・シーホークスは、立ち上がりに2連続タッチダウンを許した後、攻守ともに精彩を欠き34対44で完敗。舗装工事のローラーでズズズズとペッタンコにされた感じ?

44点。ピート・キャロルコーチ就任以来9年間で、相手チームに許した最高得点とのこと。すごいですね。カレッジの試合か。ひそかに「50点いかないでよかったー。ホッ」という気もしています。

とにかくボロボロのシーホークスディフェンス。1試合平均455.8ヤードを奪われ、32チーム中最下位なのはさておき、パスプレイで失うヤードはこのままで行くと、NFL歴史上最悪となるらしい。

現在まで、試合平均362.1ヤードをパスで奪われており、レギュラーシーズン合計5794ヤードとなるペース。これまでの最悪は2011年パッカーズの4796ヤードなので、1000ヤードも記錄を塗り替える(かもしれない)という空恐ろしいことになっています。

なぜ。どうしてこんなことになったのか。ディフェンスが売り物のチームではなかったか。本来は。よよよよよ。(泣き崩れる)

この弱みを突き、ビルズはほとんどパス攻撃でシーホークスのディフェンスを切り刻みました。試合後にHCキャロルさんが「ランが無かったの予想外」って言ってたけど、これはビルズの作戦勝ち。

そしてQBジョシュ・アレンくんの豪腕が光りました。シーホークスは果敢にブリッツを仕掛け、サック7つを記録しましたが、そんなものにはビクともしない。バッタバッタとセカンダリーを滅多斬り。デカい体で投げるわ、走るわ、跳躍するわの大活躍。

ビルズはディフェンスも成功していました。WRメトカーフ、WRロケットをかなり抑え、怒涛のパスラッシュ。QBウィルソンは16回地面へ叩き付けられ、サック5回。

インターセプト、ファンブルロストが2回ずつで計4回。ウィルソンのストリップサックって、あんまり見たことないんですが、これはかなり屈辱的。

とはいえ、1ポゼッション差に追いついた時もあったんですよ。

第3クォーター終了時で20対27。勝つチャンスはあったのだと思います。しかしディフェンスがタッチダウンを許し、その直後に自陣でインターセプト。1プレーでタッチダウンに結びつくという悪夢に早変わり。

やっぱさー、ターンオーバー4回もやって、勝てるわけはないだろう。この試合は、ビルズコーチ陣の準備が優れていて、それに対応できなかったたんだろうな〜と思いました。怪我を押して出場していたCBダンバーを下げるのも遅かったし・・・。

今後、シーホークスのディフェンスは良くなるのか???

これが一番の問題です。故障者がいるのはしょうがないけど、どう対策するのか。この試合で明らかになった弱点を、克服できるのか。

敗戦とはなりましたが、この試合ではQBウィルソンのスニークが見れました。これはひょっとしてプロ入り初めて?ゴール前1ヤードで、信頼できるRBがいなかったための苦肉の策だったのかもしれないけど。

また、オフェンシブラインのルーキーGダミアン・ルイスくんがとても良い出来だったとPFFが評価していました。全てののルーキー中1位、全てのNFLオフェンシブラインマン中1位。すごい!LSUでの写真、貼っときます。ルーキーの活躍はいい。未来が明るく感じられるもの。

次はラムズ戦。なんか・・・ゴフが長いパスをバンバン通すのが目に見えるような気がするけど・・・気のせいかもしれないな。

ステップアップする選手がたくさん出てくるといいと思います!レッツゴーーー!!!

2020/11/04

【第8週】同地区争いで貴重な1勝ゲット! 49ers@シーホークス戦

どうなることかと思っていました。しかし勝った!ホームでのサンフランシスコ・49ers対シアトル・シーホークス戦は、37対27でシーホークスが無事に勝利を収めました。拍手。

オフェンスは立ち上がりこそもたつきましたが、順調に追加点を重ねることができました。あれ?ナイナーズのディフェンスどうしたのかな?去年はもっと厳しかったのに?DEボサ、CBシャーマンの他にも故障者がいたのかもしれません。よく知らないけど。

いやひょっとして、シーホークスのオフェンスがかなりパワーアップして、守りきれなくなったとか?

オフェンシブラインは間違いなく良くなっています。拍手。2年目WRメトカーフも超人ぶりを余すことなく発揮。

ほんとこの人、大きく成長しているなぁー。

先週はパスラッシュ皆無だったディフェンスですが、この試合では果敢にブリッツを仕掛けました。普段はブリッツ率24パーセントが、この試合では51パーセント。

LBボビー・ワグナーが、11タックル・2サック・4QBヒットの大活躍でした。ボビー、待ってたよ❤すごいよ。

これまでとは見違えるようなディフェンスで、第3クォーターまで112ヤード、7点に抑えました。やればできるじゃないか。

ところが、負傷して退場のQBガロポロに代わってQBマレンが登板すると、またたく間に2回タッチダウンを許しました。第4クォーターのみで、238ヤード。

ガーベッジタイムだからいいのかな?それともディフェンスが良くなったというのは錯覚で、QBガロポロが酷い出来だっただけなのか?

まぁ勝ったからいいかな。これからも改善するに違いない。

この試合では、Sアダムスをはじめ先発選手を何人か欠いたディフェンス陣でしたが、代わりの選手が十分に穴を埋めました。

第1クォーターでインターセプトに成功したDJ・リードもそのひとり。今年8月にナイナーズからリリースされ、ロースターに上がったばかり試合でいきなりこれ。本人も嬉しすぎ〜。

今年ドラフト7巡指名のスティーブン・サリバンくんも初出場でした。大学ではレシーバー/タイトエンドでしたが、パスラッシャー人材不足のシーホークスでディフェンシブエンドに転向。コーチに勧められ、練習を始めたのは2、3週間前だそうです。え?そんなんでできるもんなの??

このデビュー戦では22回のスナップで、タックルを一つ決めました。劣悪な家庭環境で育ち、高校までコーチ、親戚、友人の家などに移り住む生活だったという彼。LSUの奨学金を得て、やっと安心できたと話していました。

「(DEとしてNFLの試合に出るなんて)全く信じられない。サイドラインに立つだけでも、夢が叶ったようだ」

「チームのためなら何でもする。ボールをキックしろってコーチに言われたらキックだってするよ」とも。これからも頑張ってほしい選手です。

故障者が続出したランニングバック陣は、いつもなら4番手のルーキー、ディージェイ・ダラスくんが先発出場。キャリー18回、41ヤード、タッチダウン2回で大役を果たしました。

ん?ボールを渡すはずだったのに忘れちゃった?みたいなプレーもあったけど、大丈夫です。

シーズン中盤ともなると、どのチームも故障者が出ることは避けられません。その運・不運を切り抜けて、シーズンは続く。出場のチャンスを得た選手の活躍が試合を分けることもあるでしょう。チーム一丸となって、後半戦に挑んでほしいと思います。

次はバッファローへ遠征だ!勝ち星を増やしてほしいぞーーーー!レッツゴー!