2018/08/26

シーホークスのキッカーに就任 ジャニコウスキさんこんにちは!

デカくないこの人?!キッカーって細身の印象があったんですが、Oラインの選手みたいというか、WWEのレスラーみたいな体格のこの人、セバスチャン・ジャニコウスキさんがシアトル・シーホークスのキッカーに就任しました。

顔つきもイカつくてまるでケンカでも売っているかのよう。見たことあるなぁーと思っていたら、オークランド・レイダースで18年間キッカーを務めてきたベテランです。2000年にドラフト1巡全体17位でレイダースに指名されてNFL入り。1巡ですよ!キッカーで。そんなことがあったんだ・・・。

名前に「スキ」とかついてるからポーランド系なのか・・と思いながらWikiを眺めていたら、本当のポーランド人でした。ポーランドでひとりっ子として生まれたセバスチャンの父親はプロのサッカー選手。アメリカでキャリアを続けようと渡米したお父さんは、結局母親と離婚し、アメリカ人女性と結婚してアメリカに移住しました。

ポーランドに残された息子はサッカーを始めるとメキメキ実力を発揮し、15歳でポーランドのU17代表に選ばれるほどに。すごいすね!英語が話せなかったので、3週間の夜間コースとテレビで英語を練習し、父のいるアメリカへと渡りました。

高校のサッカー部では、5試合で15得点を挙げチームをフロリダ州大会決勝へ導くと、最後にペナルティキックで惜敗。3年生になるとフットボール部に勧誘され、たちまち長距離キックで有名になりました。練習では82ヤードフィールドゴールも決めています。👀👀👀

ということで、2011年当時のNFL最長キック63ヤードが決まった瞬間。(練習では70ヤードに成功👀)



(*ちなみに現在の最長記録は64ヤードとのこと)

なんかふてぶてしくないすか、この人。でもキッカーなんてそのくらいの方がいいのかもしれませんね。フィールドゴールを外しても「なんだよ、そういうことだってあるんだよ、グタグタ言ってんじゃねーよ」っていうくらい肝が座ってないと、できない仕事なんじゃないでしょうか。

「キックなんか難しくないさ」なんてあっさり記者会見で言ってるくらいですよ、このジャニコウスキさんは。

あーなんかもーフィールドゴールでハラハラするのやめよーかなー。ええんだよ、入るときゃ入る、入らんときは入らん!という気持ちで今シーズンは観戦したい。そんな気がしてきました。

昨シーズンは腰を痛めて1年間故障者リストに入っていたジャニコウスキさんですので、その腰が心配といえば心配。でも心配してもしょうがないしー。もーなんでもいいからドッカーンとキックしてもらえればいいかな!シーホークスをよろしくお願いしまっす!

あと、ディクソンくんがホルダーでもしファンブルなんかしても怒らんといてね。

ドクターも驚き テディ・ブリッジウォーターのミラクルカムバック

ニューヨーク・ジェッツのクォーターバック、テディ・ブリッジウォーターさんがプレシーズン試合で好調です。2年前の8月、膝に重症の怪我を負って以来回復を危ぶまれて来ましたが、ひょっとしてテディは完全に復帰するかも?

2014年にドラフト1巡32位でミネソタ・バイキングスに入団し、2年間バイキングスの先発QBとして活躍して来ました。2016年は怪我の後リハビリに専念し、やっと2017年の第15週目、第4クォーターに少しだけ出場できました。シーズン後、怪我の不安から5年目の契約更新は履行されず、今年春にフリーエージェントに。

「練習での調子は良かったが、医療スタッフからの報告は私が期待していたほど良くはなかった。最終的にはそういうことだ。膝は完全に回復していない。そう言われたんだ。私が練習で見ている時は、動きもよかった。制限があるようには見えなかった。しかし報告は違った」

と3月に語っていたバイキングスのヘッドコーチ、マイク・ジマーさん。んもー、この人、テディのこと大好きだったんですよ。よそにはやりたくないと思っていたことでしょう。しかしながら、チームドクターにそう言われたら契約延長はしたくても出来ない。涙を呑んでテディに別れを告げることになりました。(推測だけですが多分絶対こんな感じ!)

というわけでニューヨーク・ジェッツと1年契約を結んだテディ・ブリッジウォーター。彼の活躍をジマーさんも遠いミネソタの地から喜んでいると思います!

そして、彼の膝手術にあたったお医者さんも。


「恐ろしくグロテスクな怪我だった。ズタズタで皮膚にメスを入れても、そこには何もない。戦争で負った傷のようだった。全てが吹き飛ばされていた」

と語る執刀医は、実はダラス・カウボーイズのチームドクターで、手術もダラスで行われました。元カウボーイズのヘッドコーチだったビル・パーセルさんの勧めだそうです。パーセルさんはジマーさんの師匠ということもあり、ブリッジウォーターさんとも懇意にしていたようです。

「これまで会った選手の中でも、本当にいい子なんだよ」と医師に語ったというパーセルさん。

手術は4時間半続き、8週間後にも1時間の追加手術が必要でした。靭帯が全て破れ、かろうじて一つだけが膝を繋いでるような状態。それを復元し、ハムストリングの一部を移植しました。

「神経と大動脈には損傷なかったものの、最も酷い膝の脱臼だった。復帰できるNFL選手は20〜25パーセントくらいだろう。人間の全てが試される手術だ。どれだけ耐えうるのか。敗北した人を何人も見てきたよ。

テディが崩れるのを見たことはない。ほとんどの人は、彼がどんなに膨大な努力を重ねてきたのか想像もできないだろう。爪楊枝みたいな脚を鍛え直したんだ」

と語る執刀医のクーパーさん。ちょうど飛行機に搭乗中だったため、テディ・ブリッジウォーターのプレシーズンデビュー戦はカウボーイズのビデオスタッフに頼んで録画してもらったそうです。この試合でテディはパス8回中7回成功、85ヤード獲得、1タッチダウンという成績。

「外科医にとってのスーパーボウルは2月じゃないんだ。選手がこうしてカムバックするのを目撃する満足感は言葉にできない。このために仕事をしているんだ。テディのこんなプレイを見るために」

お医者さんありがとう〜!おかげで私たちもテディを応援できるよ〜〜〜!!

そのテディさんといえば、怪我をした年の大晦日、「2016年は、これまでで最高の年だな」なんてツイートをしていてびっくりしました。そりゃあ、「苦難にぶち当たるとその分強くなれる」という意味では良かったでしょうが、でも選手生命を失うかもしれない大怪我なんですよ。こんなふうに言える人が一体どれだけいるのか。

最近では「自分が好きなことをできる機会に恵まれて幸運です。それが一番大切なことですね。毎朝起きて、フットボールができるんだと実感することが」なんて言ってますよ。

フットボールできて楽しい〜とノッてるテディ。



「彼の内に秘めた決意が、負ける事をよしとしなかったんだ。この一年と半年の間、一日たりとも」とクーバー医師は語っています。

さて、ニューヨーク・ジェッツは今年ドラフト全体3位でQBサム・ダーノルドを指名しており、バックアップとしてベテランQBジョシュ・マカウンとも10億円で契約しています。年俸5億円のテディ・ブリッジウォーターは、多分トレード放出になると言われていますが、一体どこに行くのか。

またどこかで先発を張ってほしい。プレシーズンだけじゃなくて、レギュラーシーズンで活躍するところをぜひ見たい。そう思っているファンは多いはず。テディー!プリーズカムバーーーーック!!!

2018/08/22

再会が叶って良かったね♡Pジョン・ライアンとKハウシュカ

これまで10年間シアトル・シーホークスでパンターを務めてきたジョン・ライアンさんが8月20日にリリースされましたが、翌日21日にはさっそくバッファロー・ビルズと契約。昨年からビルズに在籍している、元シーホークスのキッカー、スティーブン・ハウシュカ選手と再び同じチームとなりました。

シーホークスファンとしては、え~良かったや~ん♡♡♡と心が和みます。

シーホークスで6年間いっしょ。ハウシュカのキックは、必ずライアンさんがホルダーでした。一番の思い出は2015年NFC決勝での、ゴールデンコンビによるトリックプレーでしょうか。





昨年ハウシュカさんがリリースされ違うチームとなってからも二人の絆は深く、ライアンさんによると「暇なときはインスタでハウシュカにチョッカイ出すんだ」とのこと。ハウシュカさんが息子さんとプールで遊んでいる写真に「そのキッタない胸毛を剃れよ。腋毛もどうかした方がいいぞ。愛をこめて」なんてコメントを残していました。

シーホークスは今年のドラフト5巡で、トレードアップしてパンターのマイケル・ディクソンくんを指名。36歳年俸2億6千万円のベテランに対して、22歳4800万円のルーキー。加えてプレシーズンではディクソンくんが文句のつけようのないパントを見せていましたから、今回のベテラン選手リリースは予定通りとも言えるでしょう。

このオフシーズンにリリースを願い出ようかと思案したライアンさんですが、まずはルーキーとの先発争いを選択。その一方でトレーニングキャンプではディクソンくんを助け、先輩として助言をし指導に当たったと報道されていました。

「ジョンは僕のメンターになってくれているよ」とディクソンくんが語れば、「彼に意地悪するとか、イヤだと思うとか、そんなことはない。彼だって僕と同じように練習に打ち込んでいるんだ。仕事を勝ち取るためにさ。全く同じ立場なんだよ」とクールに話していたジョン・ライアン。

プレシーズン2試合終えた8月20日、チームにリリースを要請して受け入れられた訳ですが、よくよく考えてみますと、19日には、ビルズのバックアップパンターであるコリー・カーター選手がプレシーズン試合でACLを痛めたというニュースが報道されていました。

え、なに?ひょっとして、ビルズのニュースを聞いて「よっしゃ、ハウシュカと再会や!」と指をパチンと鳴らしたんかな?と疑りたくようなこの展開。いや、ひょっとしてそうなのかも。いずれにせよ、遠く離れて思いを馳せていた二人が再び一緒になったのですから、何も文句はありません。ハッピーエンドやん。良かった良かった。

シーホークス歴が一番長いライアンさん(2008-2017)が移籍したことで、Sアール・トーマス(2010-)が最高歴になりました。次に続くのがKJ・ライトとダグ・ボールドウィン(2011-)ということで、なんか、時の流れを感じます。

ラッセルなんて、「シアトルのルーキー、すごいぜ」なんて声を聞いていたのがついこの間のことのよう。もうベテランと呼ばれる年になっているんですね・・・。

「言語障害つきの青っちろい、赤毛のカナダ人を受け入れてくれてありがとう。まるでスーパースターになったような気持ちだったよ。ファンの皆さん一人ひとりへの感謝は永遠に忘れません。ありがとうシアトル」

とファンへの言葉を残してくれたジョン・ライアンさん。バッファローに行っての活躍をお祈りしています。ビルズの試合見るからね!またハウシュカとのゴールデンコンビでバッファローの人たちを魅了してほしいです!




(現在までのところ、ポストシーズンのパッサーレイティングではNFL歴代1位の158.3という記録の保持者でっせ)

2018/08/18

ジェイレン・ラムジーによるQB言いたい放題


この7月に女の子が誕生したというジャクソンビル・ジャガーズのコーナーバック、ジェイレン・ラムジーさんですが、その彼女がなんと、デトロイト・ライオンズのWRゴールデン・テイトの妹だという話ですよ、みなさん!

ええー、なにその組み合わせ!

ラムジーと彼女は高校時代からの付き合い。共に陸上の選手で、それぞれ州最高記録の保持者だそうです。すご!「大きくなったら陸上選手になってほしい」と新米パパは語っていますが、将来が末恐ろしいDNAですね・・・。

最新のインタビューでは、この彼女が「テイト家とラムジー家がフラッグフットボールで対戦したら、絶対うちが勝つ」と公言し、それをうけて「お前んちはチビばっかだろ!オレが負かしたる。ゴールデンにオレを守らせてみろよ。ぶっちぎるぜ」と返すジェイレン・ラムジーさんが紹介されていました。負けず嫌いのアスリートカップルなんすねw



この記事では、ラムジー式クォーターバック評価も公表されていました。あちこちから物言いの出そうな、その様子は下記のとおり。

まずはバッファロー・ビルズのドラフト指名QBジョシュ・アレン

「アレンはクズ。これから分かると思う。バカらしい指名さ。今年はビルズとの試合をすごく楽しみにしている。彼が先発すればいい。大学では有名チームとの対戦でインターセプトばかり投げてるんだ。ひどいターンオーバーだ。体はでかくて背も高い。肩が強いらしいけど、オレは全く評価していない」

ボルチモア・レイブンズQBラマー・ジャクソン

「自分だったら、全体32位よりも上位で指名していた。いい仕事をすると思うよ。特にあのオフェンシブコーディネーターとはね。彼は走るクォーターバックが好きなんだ。リードオプションと。正直言ってフラッコは下手くそ。2年続けて試合したけど全然ダメだね」

「アーロン・ロジャースはヘタじゃない。トム・ブレイディもだ。マーカス・マリオタもチームによく合っていると思う。タイロッド・テイラーは一般の評価よりも良いQBだ。ミスをしない。マリオタとよく似たタイプで、試合をまとめることができる。ターンオーバーも少ない。それが大切なんだ。特にディフェンスの良いチームにおいては」

ガロポロはどう?

「まだ分からない。ジャガーズに勝ったせいで評判が上がったんだ。ディフェンス1位のチームを負かしたってね。戦略のせいだよ。彼が勝ったという訳じゃない。向こうのフルバックとタイトエンドのルートがよかったんだ。だけど作戦をうまく成功させたんだから良いQBといえるかもしれないね」

「デショーン・ワトソンは2、3年以内に年間MVPを取るだろう。間違いない。彼とカーソン・ウェンツだ。これから5年、10年はこの二人のものだよ。そのくらい良いんだ」

「ジャレッド・ゴフは平均からちょっと上。ジミー・ガロポロを思い出させるな。1年目はよくなかった。先発になるには無理があった。でも2年目にオフェンシブコーディネーターが新しくなった。頭脳的で完璧なプレイを指示されて、オープンになった選手にパスを通していた。チームの役割を果たすという意味ではいいQBだ」

「ダク・プレスコットはいいよ。オーケーだ。ゼイク(エゼキエル・エリオット)が走るチームだと言っておこう」

カーク・カズンズは?

「いいよ。彼は勝者だ。プレイアクションではリーグ1番。デレック・カーもいい。イーライは、彼と言うよりオデルがいいんだ。そういうこと。ラッセル(・ウィルソン)もいい。リーダーとしてもね。

「ビックベン(・ロスリスバーガー)は、良く言っても普通止まりだな。ベンじゃなくてアントニオ・ブラウンなのさ。ボールを飛ばしてレシーバーがそれを取る。肩が強いけど、それだけ。去年は2回対戦したが、がっかりしたよ。まあ殿堂入りはするだろうけど」

「僕はドリュー・ブリーズのファンなんだ。彼はすごくいいよ、年齢を考えても。まだ走れるし全部いい。アンドリュー・ラックはそれほどいいとは思わない」

「ライアン・タネヒルはよく知らない。いいことは聞かないけど、個人的に知ってるわけじゃないから何も言えない。フィリップ・リバースも結構いいと思うよ」

「マット・ライアンは評価が高すぎる。2年前にMVPで、去年は全くダメ。フリオ・ジョーンズがいるんだぜ?そんなことあるわけないだろ。(オフェンシブコーディネーターの)シャナハンがサンフランシスコに移籍して、ガロポロを注目の的にした。それで自分はひどい年だよ?コーチのおかげでよく見えていたのさ」

キミんちのブレーク・ボートルは?

「ボートルはすべきことをしている。去年のプレイオフのような大事な場面では、もっと信頼してパスをさせるべきだだった。保守的になったのが敗因だったと思っている」

練習では苦しい目に合わせてる?

「彼と対戦することはない。トレーニングキャンプ以外では。シーズン中は絶対に対戦することはない。2番手のディフェンスが相手になるのさ。自信を失わせたくないから」

「ニック・フォールズはスーパーボウルに勝てるだけの選手だ。彼のチームが良かったんだが。チームに要求されたことを遂行できるなら、それでいいんだ。ブレークはヘタだって言われているけど、彼はAFC決勝までチームを導いた。ターンオーバーを防いで、レオナード(・フォーネット)をとことん走らせて、ディフェンスに機会をまわし、いいフィールドポジションを取った。

チームにやれと言われたことを十分にできればいいんだ。そうすれば、少なくとも悪くはない。マシュー・スタフォードもそうだ。最高のクォーターバックとは言えないが、やるべきことをやっている」

ということでした。トラッシュトークというほどでもなかったですね。ひどく言われてたのはジョシュ・アレン、ベン・ロスリスバーガー、マット・ライアンくらいかな。

ジョシュ・アレンて、そんなにひどいんでしょうか?ぜんぜん見たことないけど、ビルズの試合を見るのがなんか楽しみになってきました・・・。

2018/08/07

レブロン・ジェームズの学校が素晴らしいのでぜひ見てほしいんだよ

金曜日の夜でした。ちょっと涼しい夕暮れだったので、久しぶりにラーメンなんかを作ってテレビをつけたらCNNでNBAの大スター、レブロン・ジェームズさんのインタビューをやっていたんですよ。そうだ、学校を作ったんだこの人、そんなニュースをやってたな、とズルズル音を立てながら眺めていたら、その学校の様子が紹介されていました。

それがちょっと、本当に素晴らしいんですよ!レブロン、スゴイよ!地域のためにこんなことしてくれるなんて、なんちゅう偉い人なんだ!私は胸を打たれました。箸は宙に浮いたまま食べることを忘れ、ボウルの中のラーメンは伸びてしまいましたが、まあその学校を見てください。

I PROMISE SCHOOLというこの学校は公立小学校。レブロン・ジェームズの出身地、オハイオ州アクロン市に設立されました。低所得者層だったり、ドラッグやギャング行為など犯罪が身近にあったりして、学校生活にリスクのある生徒を対象にしています。今年は3・4年生約240人が入学し、数年かけて1年生から8年生までの小学校になる予定。

  • 授業料は無料
  • 制服も無料
  • 生徒全員に自転車とヘルメット支給
  • 学校から3キロ以内の生徒は交通費無料
  • 朝食、昼食、おやつが出る
  • 家族に家庭で使う食料品を支給
  • 両親の高校卒業認定試験と就職を支援
  • 卒業生全員に、アクロン大学での授業料を負担

北米の学校は基本的に7、8月と夏休みが2ヶ月。宿題もないので、暇を持て余した子どもが道を踏み外す機会も多いことから、この学校は長期休みも変則的。また同じ理由で、学校が終るのは毎日5時とも言っていました。

画期的なこんな学校を教育委員会だかどっかに提示して、賛同を得て、資金を提供し共同で設立するって、考えただけでも大変な仕事です。クラ~。(頭が回る音)でもこの、レブロン・ジェームス基金という団体に素晴らしいまとめ役がいたんでしょうね。レブロンの手となり足となって、このプロジェクトに取り組んだ人たちが。

ということで外観はこんな。




玄関ホールはこんな。勉強したくなりませんか?学校に行きたくなりません?階段を昇ったところの黒いボードには「僕は精一杯頑張る」「絶対に諦めたりしない」「ベストを尽くす」などの標語が並んでいます。



「小さい頃は、街のいろんなところへ行ける手段が自転車だった。友達に会ったり、学校に行ったり、バスケしに行ったり。どこへだって行った。遠くへ行き過ぎて道に迷ったりもしたけど、それは喜びであり、心の安らぎだった。何もかも忘れて自由になれたんだ」

というレブロン・ジェームスさんの経験から、生徒全員に支給される自転車がこちら。



自転車、いいっすよね!しばらく乗ってないけど、自転車で吹っ飛んでる時は、「こりゃ人類の最も重要な発明のひとつや!」と感心しながら乗っていました。だって脚の力だけでどこまでも行ける。ひょっとして大陸横断だってできそうな、地平線の向こうまで行けそうな気がします。

下のビデオでは学校の中を紹介していますが、壁画とかロッカーとかいちいちポップでしゃれてるんですよ。子どもたち喜びそう。(キングの冠マークがしつこい感あるけどw)

1:28 では、レブロン・ジェームスさんがこれまでにNBAの試合で使用したシューズが飾られた壁が。このシューズはこれからオークションにかけられて、利益は学校の資金になるそうです。その数114足。

「自分が育った故郷に何かをしたいとは思ってきたけど、学校ができるとは思いもしなかった。想像以上だ」と語っています。





4:00 では教室で勉強していた子どもたちが「レブロンだ~」と抱きついてくるんですが、ここが好き。レブロンも生徒も先生もみんな嬉しそう~。

すごいなレブロン。今まで見た、どんなスーパーマン的なプレイよりもカッコええわ!(ってそんなに試合見てないですけど)この学校成功するといいな、他の地域でもこんな学校がもっと出てくれば世の中はいい方に向かっていくんじゃないのか・・・なんて思って、やっと伸びたラーメンを食べ終えて、食器を洗ってのんびりしていましたら、今度はどっかの大統領

「レブロン・ジェームスが、テレビ界で最も頭の悪いドン・レモンにインタビューを受けた。レブロンを賢く見せていたけど、それは簡単な事じゃない。マイク(マイケル・ジョーダン)の方が好きだな」

とツイートしたと報道されていました。

はあああ!?人を侮辱するのもいいかげんにしろや、このじじい。CNNがフェイクニュースだとかさんざん批判しといてCNN見てるんか。夜中にテレビなんか見てないでさっさと寝ろよ年寄りはよ。国がなかなかできないことをレブロンがやってくれてるんじゃないか。

国民をけなす、こんなやつが国の指導者。腹が立つのでこいつの顔は本当に見たくない。それなのに、こいつを支持する人間がいまだに何万人もいるというのが全く持って信じられないんです。なんで・・・・。おいアメリカ・・・。