「11月に医者から怪我の説明を受けた時には、心臓がドスンと胃まで落ちた気がした」
「数え切れないほどの打ち身、故障を抱えながら、それでもプレイを続けてきたが、今回のことは無視できない」
「価値ある経験から学んだことがたくさんある。今度はそれを次の旅路に生かす番だ。何かはまだ分からない。神の指示を待っている」
なんて言っているチャンセラー・・・😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
もう見れないのか。ドッカーンと突進するBam Bam Kamさんが。むっちゃ寂しいよ--。え--ん。
何かとうるさいリチャード・シャーマン、超テンション高くてイキリ立ってるアール・トーマスの中にいて、まあまあまあと冷静にチームをまとめているような印象でした。まさかの時に頼れる、気は優しくて力持ちのチャンセラー。そしてなぜか、サイドラインに立ってる姿はどこか寂しげ。。。
プレイオフのミネソタで、RBピーターソンからファンブルを奪ったのは彼だった。ゴールラインでメガトロンのボールを弾いたこともあった。パンサーズ戦でインターセプトから80ヤードを独走したのも覚えているぞ。
Kam Chancellor has apparently retired from the NFL due to a neck injury he suffered last season.pic.twitter.com/xVNNHWgAJ7— NFL News (@NFLFBGAMETIME) July 1, 2018
こうして改めてプレイを見ると、失ったものは本当に大きいという気がします。私の心にはぽっかり穴が開きました。体と心を全部フットボールに捧げてくれたんやで、この人。
毎試合、体を張ったヒットの連続。ぶつかられた方も痛かったでしょうがぶつかった方だって相当にダメージがあったはず。2014年2月のスーパーボウル後は打ち身と内出血で3日間入院、翌年2度目のスーパーボウルはMCLを痛めたまま戦って、膝は通常の2倍に腫れ上がっていたといいます。
いや、チャンセラーさんだけでなく、他の選手も同様に、みんなが様々な怪我を抱えながら試合に臨んでいるのに違いないのですが。
「選手のために祈ってくれ。頭部の負傷によって、後にどれだけ後遺症が出るのか、自分には分からない」
という言葉も残しました。彼の場合はこのままフットボールを続けていたら半身麻痺の危険もあったようです。んもー、なんつうスポーツなんでしょう、このフットボールってやつは。
練習でも試合でも、その献身的な姿勢にチームが厚い信頼を寄せていたチャンセラーさんですが、チーム外の選手にも手を差し伸べていました。カレッジからNFLに進むセーフティのスカウト情報をチェックして、何か手伝えることはないかと電話したり。
「だまされてるんだと思ったよ、電話をもらったときは」と語るのはアトランタ・ファルコンズのキアヌ・ニール選手。「ちょい待って。カム・チャンセラー?マジで?オレのことなんか知らないはずだよね。オレはあなたの敵になるんですよ。それなのに僕に電話をくれて、バージニアで一緒にトレーニングしようって誘ってくれるんですか?本当に?えーと、もちろんです。行きます、絶対。
他の人はこんなことはしない。彼は誰でも友達のように扱ってくれるんだ」
そういえば前にもどっかで書いたけど、ニューイングランド・ペイトリオッツのジュリアン・エデルマンさんがチャンセラーさんのことを「すっごく丁寧で礼儀正しい」って言ってたことも思い出します。ドッカーンってヒットした後、「大丈夫かい、キミ?」って気遣ってくれるって。ちょっと笑っちゃうんですがw
まぁ、エデルマンさんもすごかったです。チャンセラーのヒット受けながらもダウンせずに走リ続けるあの闘志。あれも思い出のひとつになりました。
もう見れないなら、数々のドッカーンヒットを覚えておこう・・・。
He put the BOOM in "Legion of Boom."@KamChancellor's TOP PLAYS in his NFL career! pic.twitter.com/gbHnVuq3OO— NFL (@NFL) July 3, 2018
チャンセラーさんは6人兄弟。お母さんがひとりで、トラックの運転手などの仕事を掛け持ちして育ててくれたそうです。12歳になると、チャンセラーさんも近所の床屋さんで床掃除のアルバイトをして家計の足しにしていました。NFL選手になって、お母さんに家を買ってあげたことを、インタビューで嬉しそうに話していました。
すんごいプレイを見せてくれて本当にありがとう。これからは家族のために自分の体を大切にしてほしい。今年、来年と一応シーホークスで確定契約金がもらえるはずなので「引退」という言葉は避けているのだと、報道されていました。
シーホークスを辞めないで、ディフェンスのコーチ職で残ってくれてもいいのにね、と思ったりもしています。31番のユニホーム、カッコよかったな😭😭😭😭😭
ブログ毎回見てます!
返信削除毎試合毎試合チャンセラーのハードヒットやプレイを観る度に、これがシーホークスのディフェンスや!よっしゃ、今日も勝つで〜!などど、とても熱くなってました。そんなプレイが見られなくなると思うと本当に寂しいです。
この人がシーホークスにいなければ、今までのプレイオフ進出やスーパーボウル優勝はなかったと思います。本当にお疲れ様でした!
31のジャージ買わないとな〜
ね。私も買おうかな~。ロゴ入りシャツとかは持ってるんですけど、はじめて名前入りジャージ買おうかなと思いました。
削除感謝しかないです。チャンセラーのプレイが見れて本当によかった!
私も現役時代バーナー症候群はに苦しみました。
返信削除ヒットするたびに首から肩と腕のほうまで燃えるような痺れが走ります。酷い時は全身がしびれ立つこともできませんでした。
症状が常態化すると首の可動域が狭くなったり握力が低下したりと自分の体が蝕まれている感覚と、症状の再発を恐れヒットすること自体が怖くなったのを覚えています。
チャンセラーほどのハードヒッターにとっては最大の持ち味が諸刃の剣だったでしょう。
ぶっ飛んだ輩だらけのDチームにあって、誰よりも冷静でそれでいて熱いプレースタイルは本当にかっこよかったです。
持ち前の面倒見の良さでチャンセラーの代わりになるような、ハートを持った選手を育ててほしいです。
え・・・。経験者の方の話って、リアルなだけに恐ろしいです。もう回復なされたのでしょうか。(って答えを聞くのも怖いですが)大事になさってください。
削除チャンセラーの変わりになるような選手、出てくることを祈ってます。
そろそろNFLが始まりますね。今年はシーホークスは強いのかどうなのか知らないですがまた応援しようと思います。またシーホークス情報おねがいします^^
返信削除返信遅れました、すみません。最近サボりがちなんですが、開幕に向けて盛り上がって行こうと思ってます!よろしくお願いします!
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