2021/10/13

【第5週】ラッセル・ウィルソン初の戦線離脱が決定 ラムズ@シーホークス戦

 10月7日、サーズデーナイトのロサンゼルス・ラムズ対シアトル・シーホークス戦は、17対26でシーホークスの敗戦となりました。これで2勝3敗。まずい。そして、チームの看板、QBラッセル・ウィルソンが指を負傷し降板。翌日ロサンゼルスで専門医の診断をうけ、即手術へ。4−8週間は試合欠場と報道されました。

なんたるこっちゃ・・・😩

あまりにも不運。しかし試合自体はなかなか見どころがありました。ひょっとして勝てるかも?という場面もあったんです。元気を出して振り返ってみましょう。

1. 第1クォーターでギャンブルを図るHCキャロル

2度めの攻撃、敵陣29ヤードで4th and 2となったシーホークス。普通なら間違いなくフィールドゴールを選ぶコーチが、コンバートに挑戦です。めっずらしい!ランで突っ込み、ギャンブルはあえなく失敗しましたが、どうせ意表を突くなら短いパスかなんか見たかったな〜。

2. Sディグスのインターセプト

次の攻撃、ラムズはファーストダウンをスパスパ更新して、あっという間にゴール前8ヤードへ。しかしここで、QBスタフォードがエンドゾーンへ投げ捨てようとしたパスをSディグスがインターセプト。

なんとまあ不注意なパスでしょう。でもライオンズでチームメイトだった二人ですから、QBの癖とか読んでたのかもしれませんね。知らんけど。

この後すぐシーホークスもインターセプトを献上し、仲良くおあいことなりました。波乱が続きます。

3. LTブラウン痛恨のホールディング

第2クォーター中盤にWRメトカーフがタッチダウンで先制点を上げると、ラムズはフィールドゴールで応酬。前半残り16秒、シーホークスはWRロケットへのタッチダウンが決まったかに見えましたが、なんとLTブラウンのホールディングで無効に。惜っしい。結局フィールドゴールも失敗し、追加点を上げることができません。

7対3で前半を折り返します。互角にやってるしイイかもしれない。勝てそうな気もちょっとします。

5. Sアダムス ロングパスをカバーできず

第3クォーター、3rd and 10でドカンとやられたこのプレイ。WRジャクソンに68ヤードを許したSジャマール・アダムスにみんなが注目しました。「ブリッツボーイ」なんてバカにされてますよ😭

6. QBウィルソン 右手中指を負傷

7対9と逆転された後の攻撃。崩れるポケット。襲いかかるDTアーロン・ドナルド。WRロケットへのパスはインコンプリートとなり、画面にはQBウィルソンの変形した指が映りました。うわ😱😱パスを出した手とドナルドがぶつかっちゃった。応急処置をして次のドライブにも出ましたが、やはり試合続行は無理らしい。

7. Pディクソンのダブルパント

「長い間フットボールやってるけどこんなの見たのは初めて」とキャロルコーチも語るダブルパント。選手も審判もファンも、んんん???これってアリ???ってなりました。

「僕も正確なルールは知らなかった」とPディクソンくん。「前にスペシャルチームのコーチに聞いたこともあったけど、確かな答えは分からなかった。

たとえペナルティになっても、もう1度蹴るチャンスがある。数ヤード下がったポジションになるけれど、自陣の深い位置でラムズにボールを渡すよりはいい」

と瞬時に考えました。コマのように回るボールを片手ですくい、再びパント。自陣21ヤードからボールは宙を舞い、コロコロ転がって敵陣11ヤードでリカバーされました。

フラッグが飛びましたが、パンターの体全部がスクリメージラインから出たと認められないため、ペナルティはなし。

オーストラリアンフットボールで育ったディクソンくんにとって、転がるボールキャッチして走りながらキックすることは自然なことだと話していました。

8. QBジノ・スミス 目の覚めるようなタッチダウン

第4クォーターから登板のQBジノ・スミスがすごい!ウィルソンよりスムーズにファーストダウン取れてない?長いパスでロングゲインなんて必要なし!ちょこちょこ10ヤード進んでけばいーの!と思わせる攻撃で、最後はWRメトカーフへのタッチダウンが炸裂。予期せぬヒーローの到来か!?

9. QBジノ・スミス 不運なインターセプトで終了

試合時間残り2分9秒、6点差を追うシーホークスにボールが回ってきました。え?勝てるかもしれないのん?伝説の2ミニッツドリルになってしまうのか?と思いきや、あっさり1発でインターセプトとなりました。世の中は甘くないっす。WRロケットが転んじゃったのも不運でした。

10.  40ヤードから攻撃開始て

タッチダウン、フィールドゴール後のキックオフで、キックしたボールがサイドラインを割った場合、40ヤードラインから攻撃開始になるとは知らなんだ。ラムズのキッカー、この試合では2度もそんなことをしてました。珍しいなあ、もう。

11. ディフェンス!ディフェンス!

この試合で476ヤードを失ったシーホークスディフェンス。4試合連続で450ヤード以上の損失はNFL史上タイ記録とのこと。チームのスタッツ見に行ったら、やはり32チーム中最下位のディフェンスでした。唖然。コーチ、どうにかしてくれよ・・・。ふと見れば、31位はチーフス。向こうも大変だなあ・・・。

5試合が終わって負け越しとなったシーホークス。先発QBが離脱し、スティーラーズ、セインツ、ジャガーズ戦のあとバイウィークとなります。予断を許しませんが、なにはともあれ、まず1戦。プライムタイムでQBロスリスバーガーとQBジノ・スミスを見るなんて、怖いというか楽しみというか、ちょっと胸が震えます・・。

険しい道のりですが、山もあれば谷もある。とりあえずレッツゴー❗❗

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