2022/01/12

【第18週】 スッキリ勝って来シーズンヘゴー!シーホークス@カーディナルズ戦

レギュラーシーズンの最終試合、アリゾナでのカーディナルズ戦は、シアトル・シーホークスが38対30で勝利を収めました。今年は7勝10敗。負け越しシーズンとなりましたが、活気あふれる内容で、来シーズンへの期待が膨らむ試合となりました。良かった。

試合開始1分も経たないうちに、QBウィルソンがストリップサックされ、タッチダウンに持ち込まれるという最悪のスタート。しかし次の攻撃ではWRロケットへの長いパスが決まり、あっという間に7対7の同点に。

カーディナルズはフィールドゴール、シーホークスはWRロケット2度目のタッチダウン、フィールドゴールで得点を加え、17対10で前半を終了。

ディフェンスの要、LBボビー・ワグナーは欠場ですが、予想以上に頑張る守備陣。カーディナルズQBマレーがかなりイライラした様子です。

後半は、同点に追いつかれた後、なんと、QBウィルソンのパスがインターセプトに。サード&ロングで、スクランブルからの無理なパス。投げなくてもいいじゃん!というパス。これをカーディナルズはゴール前からランで持ち込み、17対24と逆転。

今シーズンのシーホークスは、後半でズルズルと負けるケースがよくありました。サードダウンが更新できず、ディフェンスが出ずっぱりになり、結局やられる――というような。

そんな場面ですが、この日はここで踏ん張った!早速QBウィルソンが、ワイドオープンになったWRスウェインにパスを通してタッチダウン。その直後にスペシャルチームがボール奪回。

RBホーマーがパンターにプレッシャーをかけてファンブルを誘発。今シーズン、スペシャルチームはよく頑張ってました。最後にこんなプレイも出て素晴らしいなあ。

こうして奪ったボールを、QBウィルソンがゴール前3ヤードから闘魂の走りでタッチダウン。シーホークスが逆転に成功し、31対24。

このガッツある走り!!イイですねえ。プレイオフが消えた、シーズン最後の試合です。それでこんな走りを見せられちゃあ盛り上がるしかない。頭から突っ込んで、ちょっとヒヤッとしましたが。

そして、RBペニーがこの試合でも走りました。62ヤードタッチダウンを含む計190ヤード。

ドラフト1巡なのに怪我が続き、ずっと低迷を続けていた選手です。「GMシュナイダー、HCキャロルの目はフシアナか。RBチャブ(ブラウンズ)を指名しとけばよかったのに」なんて声も聞きました。どころが!4年目にしてやっと開花🌸と言っていいでしょう、もう!

まだちょっと怪我が心配だけど、そんな不安をぶっ飛ばす活躍を来シーズンに期待したい。

てか5年目オプション行使してないので、フリーエージェントですね。まずは契約からお願いしたいです。

また、2年目LBジョーダン・ブルックスも大活躍でした。この試合で20タックル、シーズン合計183でチーム記録を達成。「ボビーがプレイしてたら、彼の記録が上回ったはずだから、公平じゃない気がする」なんて言ってたけど、まあいいじゃないすか。

そして、なんたることか、Sクァンドレ・ディグスが大怪我を負いました。足首を脱臼、骨折。テレビ画面に映してはいけないほどの酷さ。フリーエージェントとなる直前です。退場するカートの上で泣いてました。うう。ディフェンスを引っ張ってきた選手なので、ぜひとも再契約してほしい!!

このアリゾナのスタジアムは、シーホークスにとっては不吉な場所です。スーパーボウルで負け、CBシャーマンがアキレス腱を切り、Sチャンセラーが首を痛め、Sアール・トーマスが骨折して中指を立てたのもここ。そしてまた、ディグスまで。おいおいおい。ヘリコプターでバラバラと塩をまいてお祓いをすることはできないものか。いっそのこと、取り壊し嘆願書を出したい気分。

とはいえまあ、勝って明るくシーズンを締めくくることができました。

来シーズンへの希望もほのかに感じることができます。シーズン中はHCキャロルが辞めるのか、QBウィルソンがトレードされるのかとメディアが騒いでいましたが、けっこうこのまま行くんじゃないかな。

少なくともウィルソンは「僕のゴールはスーパーボウルで勝つこと。ここで勝つつもりだ。シンプルだ」と言ってます。自分のメディア会社もあるし、シアラと一緒に学校も設立したし、シアトルを離れるチャンスは少ないのでは。

ということで、今年のシーズンは終了です。シーホークスファンのみなさんお疲れさまでした。来シーズン開幕まで長いですが、明るい未来を夢見て辛抱しましょう。

とりあえず、のんびりプレイオフを楽しむことにしましょうか。私はバローくんのベンガルズとスミスくんのイーグルスを応援しまっす!レッツゴー!

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