2023/01/13

【第18週】2度めのキック成功でプレイオフへGO ラムズ@シーホークス戦

1月8日、シアトル・シーホークスはレギュラーシーズン最終戦でロスアンゼルス・ラムズと対戦しました。プレイオフ出場の望みをつなぐこの試合は延長戦へもつれ込み、なんとか16対19で勝つことができました。

その後、サンデーナイトの試合でデトロイト・ライオンズがグリーンベイ・パッカーズを倒して勝利。おかげでシーホークスが滑り込みでプレイオフに出場できることになりました。ライオンズのみなさんありがとう!ガッツ溢れる、見ごたえのある試合でした。

この日は、長年シーホークスで活躍したLBボビー・ワグナーがラムズとしてシアトルに戻り、観客が大きな歓声と温かい拍手で迎えました。第1週のQBウィルソンの時とは大違い。

試合はQBジーノ・スミスのインターセプトでスタート。WRメトカーフに投げたところをCBラムジーに取られるという、なんか荒れそうな始まり。

このターンオーバーをフィールドゴールに抑え、シーホークスもフィールドゴールで応酬。RBウォーカーが走り、QBジーノが投げます。再びインターセプトかという場面もありましたが、ディフェンスの選手がドロップしてセーフ。ワイルドキャット・フォーメーションではジーノがフォルススタート。後日、「ラムジーにトラッシュトークしてたらぐらついた」とか言ってました。ディフェンスはパスラッシュが効果的でサック多発。前半はラムズ13対シーホークス6で折り返しました。

第3クォーターでWRロケットがこの試合唯一のタッチダウンに成功。どうですか、このパス。このキャッチ。

感心してたら、次の攻撃ではWRメトカーフへのパスをラムズCBラムジーにインターセプトされました。この試合2度目。しかしそれをパントに持ち込み3点差を追うシーホークス。

第4クォーター中盤では自陣21ヤードからパントの場面で、ラムズの選手がPディクソンに接触。これがペナルティとなってファーストダウンとなり、そこから一気に攻め込みました。

ゴール前22ヤードで4th and 1をコンバート。ゴール前2ヤードで1st and 10。ランを3回連続してゴールラインに届かず、結局フィールドゴールで同点に。

残り2分からのラムズの攻撃は3 and Outに抑え、56秒を残してシーホークスにボールが回ってきました。

QBジーノがスクランブルし、サイドラインを出たところで待ち構えていたCBラムジーに衝突。ラムジーが罰則15ヤードを取られるハプニングの後、残り3秒で決勝フィールドゴールのチャンス到来。しかし46ヤードキックはポールにぶつかり失敗。延長戦に突入です。

ああ、勝つって難しい。

コイントスではシーホークスが勝ち、もちろん攻撃を選びましたが、あっけなく3 and Out。やっぱりダメか、勝てる日じゃないのか、とうなだれていたらQBメイフィールドの大きなパスが飛び、アッと思ったらSディグスがインターセプト。

取ったボールをサイドラインのLBワグナーに見せてたけど、トーンティング取られなくて良かったです。試合後の記者会見では、「兄貴にほらよって見せてやったんだ、兄弟だから」って言ってました。自分のキャリアの中で一番好きなインターセプトになったそうです。

このボールを2度めのフィールドゴールに持ち込んで、今度はキック大成功。最後に勝利をもぎ取りました。今シーズンは通算9勝8敗。QBウィルソンとLBワグナーが去り、シーズン前の低評価とは裏腹に、ルーキーが大活躍。それ以上にみんなを驚かせたのがQBジーノ・スミスです。

レギュラーシーズンが終わった試合後のインタビューで「やばい、泣きそう」って涙をこらえていました。

ジーノ・スミスのパス4282ヤードはシーホークスの歴代新記録。ルーキーRBウォーカーはラン1050ヤード。WRロケットは4年連続でレシーブ1000ヤード超え。WRメトカーフも1000ヤードを超えました。全部は書けないですが、チーム全員よく頑張ってくれました。なむなむ。

ということで、プレイオフはサンフランシスコ・49ersと今年3度めの対戦となります。当日のサンタクララは大雨、強風になるとか。グシャグシャでドロドロもいいじゃないの。レッツゴー❗❗


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