2018/11/14

【第10週】カムバックならず再び シーホークス@ラムズ戦

今シーズン2戦目のロサンゼルス・ラムズ戦は、36対31でシアトル・シーホークスが惜敗を喫しました。

2試合連続でカムバックならず。

リードされた第4クォーターの肝心なところで先週はピック6、今週はストリップサックという、まさかのターンオーバー。反撃するはずが追加点を許し、試合は決まったかに見えました。しかし2ミニッツを切ってからディフェンスがファーストダウンを堅守し、攻撃のチャンスが巡ってくるという同様の展開。

残り時間約1分半。タイムアウトはなし。果敢に敵陣まで攻め込むものの、最後のパスが決まらず敗戦。全く同じ幕切れでした。

こんなん毎週やって見てる方が疲れるわ!チャージャーズとかラムズとか、上位チーム相手に正念場でターンオーバーしてたら勝てるわけないやろ!けど、そこでガクンとあきらめないのがすごいよね!ディフェンスがよくこらえたね!よくオフェンスがあそこまで突き進んでったよ!得点できなかったけど。。。

シーホークスはいいチームです。選手層に格段の差があるラムズ相手に、互角に戦ったじゃあないですか。1戦目だって2点差での苦杯。最後の反撃が成功しなかったのは、まだそれだけの力がないという証明ですが、若い選手も多いし、これから後半戦に大いに期待したいです。

ここまで4勝5敗。同様に4勝5敗だった2015年シーズンは、そこから5連勝し10勝6敗でワイルドカードにもぐりこみました。今シーズンだって、できないことはない。選手はもちろんそのつもりでしょう。パッカーズがなんだー!パンサーズでもバイキングスでも持って来ーい!というつもりで応援していきたいと思います。

さて、この試合ではドラフト1巡指名のRBラシャード・ペニーくんがやっと爆発したのがなによりの朗報です。38ヤードのロングランの後、2プレイ後には18ヤードを走ってタッチダウン!

コーチをはじめ、チームメイトが大喜びしていました。初TDおめでとう!



故障中のガード、JD.フルーカーさんの代わりに出場したジョーダン・シモンズくんも健闘していました。はっきり見たわけじゃないですが、ラムズの最強パスラッシャー陣をまあまあ抑えていたんじゃないでしょうか?

南カリフォルニア大学(USC)出身のシモンズくんにとって、このロサンゼルス・メモリアルコロシアムはホームフィールド。しかし、故障が続いた大学時代は試合出場の機会があまりありませんでした。

ドラフト外でオークランド・レイダーズに入団し1年練習生を務めた後、今年シーホークスと契約し、この試合がプロ初出場。

「彼は信じられないほど良くやった。試合に出るのは初めてだったのに、1試合を戦いきった。力を発揮してファンタスティックだったよ」

とコーチが褒め、シモンズくんは

「カレッジでは暗い道だった。ここで、NFL選手として初出場できたことには感謝しかなし。少し胸が詰まったけれど、いい気持ちだ。試合中はプレイだけに集中していた。だって精神的に大変だったんだよ、ここに来るまでに」

と語っていました。シーホークスのオフェンスラインで、これからも頑張ってね!

そしてルーキー・オブ・ザ・イヤーを狙うオージーパンター、マイケル・ディクソンくんも完璧なパントを披露し、すでにパンター業引退済みのパット・マカフィーさんも興奮を隠せない様子でした。


ラムズはしかし、RBガーリーさんもバカバカ走ってたし、QBゴフさんも長いパスを決めてました。ボール持たせたらタッチダウンだろうな(汗)という無力感しかなかったです。

また、どういうわけかラムズの選手、勝ってるくせに怒ってましたね。ペナルティーのおかげでシーホークスがファーストダウンを更新したのが5回ほど。まあこっちに有利になったよかったけどぉー。

OLジャスティン・ブリットさんに我慢がならないらしいDEアーロン・ドナルドさんは、試合が終ったっつーのにヘルメットをかぶりなおしてケンカを売りに登場。


最初は止めようとしていたQBウィルソンさんが、「いやもうオレ知らんわ~」と場を離れる様子もなかなかいいですよ・・・。

ということで中三日をおいて、次はサーズディナイトにパッカーズ戦です。勝てる相手だと思います。とりあえず、この1戦を勝って後につなげてほしいです。が、がんばれーーーー!!

4 件のコメント:

  1. 今年の敗戦、全て惜敗ですよね。
    確かに後半戦に向けて期待!
    でも、逆につきを惜敗に使っているじゃないかって。
    もしくは、つきがなくて????
    いずれにせよ。全ての惜敗は何かが足りない負け。これがあれば全勝でもおかしくないような。
    結局この惜敗がなければなんてことにならなければいいのですが。

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    1. ね。1プレイの差なのか、ツキなのか、そこに大きな壁があるのか。。。とりあえず1試合ずつがんばってほしいです。

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  2. 弱いチームには勝ち、強いチームにはいい試合を展開しながら力及ばず負けるシーズンになってますね。まさにWC当落線上のチームって感じです。
    ただチームは生き物ですし、最近名前を聞かないシャキームを始め未だ陽の目を見ていない新戦力が隠れているはず。
    若手のさらなる爆発に期待しております。

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    1. 強いチームに勝てないのは弱いんでしょうね。。。でも若手に期待したい!いい選手いっぱいいると思います!

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