2018/11/20

【第11週】やっと4Qで逆転できた パッカーズ@シーホークス戦

プレイオフ出場に向け、両チームにとって重要な一戦となったサーズデイナイトフットボールは、シアトル・シーホークスがグリーンベイ・パッカーズを27対24で下しました。ばんざーーーーい!

最初のプレイでRBカーソンがファンブルし、パッカーズがリカバー。ゴール前から3プレイ後にはタッチダウンで先制点を許すという最悪の立ち上がり。QBウィルソンはエンドゾーンでオープンになっていたWRボールドウィンをはじめ、要所でパスミスが目立ちました。度重なるフォルススタートでもヤードを失い、攻撃陣はリズムに乗れません。ディフェンスはというと、さすがのパッカーズQBロジャースに長いパスを決められて、これもまたイマイチ。前半を終わって21対17と劣勢でした。

ところが第4クォーター中盤で、ようやく逆転のタッチダウンに成功。過去2試合、チャンスがありながら得点できず涙を呑んでいたシーホークスですが、この日はやってくれました。逆転するって、なんて気持ちがいいんでしょうか!リードを奪って残り時間は5分ちょっととなりました。

パッカーズを3回でパントに追い込み、残り4分11秒で再びボールを支配すると、そこからはラン一辺倒。ファーストダウンをランで2回更新し時間を消費した後、ビクトリーフォーメーションで試合終了となりました。

はぁ~勝利っていいものですね!

これで5勝5敗。あと6試合を残していますが、プレイオフは狙える距離です。来週のパンサーズ戦、12月のバイキングス戦が正念場になるでしょう。調子は上向いていると思います。頑張ってほしい!

先週のラムズ戦で273ヤードをランで稼いだシーホークス、この試合では173ヤードを記録しました。現時点で、1試合平均154ヤード、ラン回数、トータルヤードともリーグで1位になっています。とりあえずゴリゴリ走るチームだから!そこんとこよろしく!というアイデンティティが確立したと言えるでしょう。

リーグで23位だった去年のランゲームと比べたら、大幅な躍進です。なんかもう忘れかけているんですが、去年のランはひどかった。一番走ってたのがQBウィルソンだったじゃないすか?オフェンシブラインなんかグダグダだったものね。Oラインのコーチ、ケーブルさんを代えただけで、こんなに良くなるものだとは。新しい選手の加入も大きかったんだと思いますが、ずいぶん成長したんだなぁとしみじみ・・・。

パスをどんどん投げまくる現在のリーグ主流とは、正面を切って対抗するシーホークスオフェンスですが、それならそれでいいじゃないの。もうちょっとパスもしてほしいな~と思う時もありますが、試合に勝ってくれるなら何も文句はございません。信頼できるバックが3人もいて、充実のデプス。なんてラッキーなんでしょう。怪我をせずにポストシーズンまで突き進んでほしいと思います。

さて、この試合ではシーホークスのナンバー1レシーバー、WRボールドウィンさんが今年初のタッチダウンを記録しました。キャンプで膝を痛め、開幕試合ではもう片方の膝、ロンドンの試合で肘の靱帯を損傷するという傷だらけのシーズンでしたが、やっと痛み無しでプレイができるようになったそうです。

どうですか、この華麗なフットワーク。

どうですか、このボールさばき。

いや、惚れ惚れする。むっちゃ頼りになるまっせ。ウィルソン➡ボールドウィンのタッチダウンを後半戦は大いに期待したいところ!

ハーフタイムではとりあえず怒鳴り合ったwとコーチが語っていましたが、後半はディフェンス陣も大奮闘。パッカーズを3点のみに抑えました。サードダウンの肝心なところでサックも出ていました。長いパスの後、大袈裟ガッツポーズをしていたQBロジャースも心なしかイラついた表情に。

バッカーズ最後の攻撃は、3rd and 2がインコンプリートでパントを選択した訳ですが、この決断が試合後話題になっていました。4th and 2 に挑むべきではなかったかと。ボールは自陣33ヤード。もしコンバートに失敗しても、フィールドゴールに抑えればチャンスは回って来る。リーグナンバーワンと呼ばれるQBロジャースにボールを渡すべきではなかったか?

シーホークスQBウィルソンさんはといえば、逆転タッチダウンの後に熱い拳が出ていました。おお!どうしたんでしょうか。こんなラッセルめずらしい。ホームでロジャースのふてぶてしいガッツポーズばかりさせてはおけん!と思ったのかも。ってワケではないでしょうが、念願のカムバックTDですからね。気合が一発入りました。よっしゃー!



ということで、あと6試合。次のパンサーズ戦に勝てれば、プレイオフがそこまで見えてくるはず。気を引き締めて応援したいと思います!


2 件のコメント:

  1. こんにちは!!
    いきなりのファンブルロストからのTDで2連敗の嫌なイメージが思い出されましたが、4Qはピート・キャロルが理想とする、強力なD#でボールを奪い、ランでゲームをコントロールするというのが体現されたと思います。
    このまま若いDB陣が経験を積んで行けば、13-14年の様ないやらしい勝ち方の出来るチームになる気がします、昨日のKC@LARの様なド派手なゲームは出来ませんが。

    今季パンサーズはホームで負けなしですが、何とか勝って欲しい。

    Go Hawks!!

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    1. KC@LARすごかったですね。オフェンス有利なようにルールも改正しているのでやっぱりこれからガンガンパスを飛ばす試合が増えてくるような気がします。そんな中、頑固に走り続けるシーホークス、けっこういいんじゃないでしょうか。
      パンサーズ戦、大事な一戦ですね。負けたくないぞ。
      Go Hawks!

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