11月29日、マンデーナイトのシアトル・シーホークス対ワシントン・フットボールチーム戦は、またしてもシーホークスの敗戦となりました。15対17。
これで今シーズン3勝8敗。QBウィルソンが復帰してから3連敗。オフェンスはサードダウン更新ができません。3 and Outが5回続いては深くうなだれるばかり。勝てる気がまったくしない。良くなる兆しもまったくない。チームは暗闇の中を迷走中。オフェンスは一体どうしてしまったのか😩😩😩
とりあえずこの試合を振り返ってみましょう。
両者ともパントで終わった立ち上がりの後、ワシントンは9分をかけた長いドライブでゴール前5ヤードまで攻め込みます。ディフェンスがゴールラインを防ぎ、かろうじてフィールドゴールに。シーホークスはタッチダウンで応酬し、7対3と逆転。
試合をリードするって、なんとまあ久しぶり。忘れていました、こんな気持ち。QBウィルソン復帰以来初めてのタッチダウン。サードダウンも2回更新できました。パアァァァ🌸🌸🌸と明るい光が見えたような気がしました。
第2クォーター中盤ではSディグズのビッグヒットからSアダムスのインターセプション。
The @Seahawks safety duo forces the INT! @qdiggs6 @Prez
— NFL (@NFL) November 30, 2021
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おおお、いいぞ!次の攻撃ではWRロケットへの長いパスも出ました。ひょっとしてイケるのかも?!と思ったところで、RBコリンズのファンブルロスト。
ワシントンはタッチダウンを返しますが、エクストラポイントのキックをDEグリーンがブロック!
BLOCKED PAT RETURNED FOR TWO POINTS. #Seahawks
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リプレイで見たら、ボールをヘルメットにぶつけて、自分でキャッチしてそのまま疾走するというワンマンプレイ。笑。タッチダウンで6点入るのかなと思ったら、2点だけでした。チェッ。
この時、DEグリーンを追いかけて走ったワシントンのキッカーが腿を負傷し、これが後半の試合運びに大きく影響を及ぼすことになりました。前半は9対9で終了。
第3クォーター、ワシントンはタッチダウンで追加点。キッカー負傷のため、2ポイントコンバージョンに挑戦し、みごと成功。9対17に。
その後、両チームともパントの蹴り合いが続きました。3 and Outが続くシーホークスオフェンス。もうやんなっちゃう。ディフェンスが頑張ってパントに持ち込んでも、あっという間に攻撃終了。え、もう出番?というディフェンスの声が聞こえそう。
そしてとうとう番を期して、ワシントンがレッドゾーンまで攻め込みます。キッカーが蹴れないので4th and 4を無理やりコンバート。ゴール前3ヤードからの4th and Goalは、タッチダウンのコールでしたが、判定でパスインコンプリートとされました。
8点差でシーホークスの攻撃となり、試合時間残り2分19秒。
サードダウンを更新できないオフェンスが、エンドゾーンまでたどり着くことはできるのでしょうか?1st and 10 でサックされた時には、本気でQBウィルソンの判断を疑いました。持ってないで捨ててくれ😩
しかし2nd and 19からファーストダウンを奪い、残り15秒でタッチダウンに成功。しかし同点を狙う2ポイントコンバージョンは、インターセプトに終わります。くく、この2点が憎い。
オンサイドキックは、シーホークスがリカバー!と思いきや、これがペナルティ。
Seattle recovers the onside kick but it’s called back because of an illegal formation 😭
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なんかね、サイドラインと数字の間に最低2人、数字とハッシュマーク(フィールド中央のテンテン)の間に最低2人が位置しなきゃいけないみたいなんですよ。けど、ひとりがハッシュマークの中に入っちゃった。トホホ。審判、なんでこんな時だけよく見てるんだろうなぁ。
On a kickoff, at least two players must be lined up between the sideline and the numbers, and at least two additional players must be lined up between the numbers and the hashmarks. Only one kicking team player is between the hashes and the numbers: illegal formation. Great catch pic.twitter.com/8yMbYoI32S
— Fᴏᴏᴛʙᴀʟʟ Zᴇʙʀᴀs (@footballzebras) November 30, 2021
今シーズンのシーホークスを象徴するようなペナルティでありました。どよーん。2度めのオンサイドキックは無事にワシントンがリカバーし、試合終了。
点差は2点。しかし、ファーストダウンはシーホークス10に対し、ワシントン27。ランヤードはシーホークス34(!)に対しワシントン152、ポゼッションはシーホークス18分29秒に対しワシントン41分40秒という、圧倒的な差がありました。
ランは出ない。QBウィルソンはヘンなとこに投げてる。オープンになってるレシーバーを見逃してるみたい。判断にもキレがない。
こんなウィルソンを見るのは初めてなので、呆然としちゃいます。
こっち側に戻ってくることはできるのでしょうか。
このままシーズン終了はどうしても避けたいぞ。
ということで、次はランが面白いようにバンバン出る49ナーズとの試合です。3連勝中と、波に乗っています。一応10月には勝ってるんですけど、なんか遠い昔の出来事のような気がするなあ。
めげずにレッツゴー!
こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
返信削除SEAはタンクしようにも1巡待ってないのがつらいですね。あとは既存戦力をドラフト権に替えるかですけど…
そもそもHCはじめ首脳陣の交代はどれくらいありそうなんでしょうか。長年現体制で引っ張ってきたことを考えると、仮にチーム刷新なら3~4シーズンくらいかけて立て直す可能性などもあると思います。
もしよければ現地のマスコミやファンの声をまとめていただけたらありがたいです。
ウィルソンが先発になってから見始めたのでこんな危機的な状況は初めてで困惑していますが、同時にこの状況でチームがどのように変化していくのか気になります。
まだまだ今シーズン試合はありますが…
私も見始めたのはシーホークスがスーパーボウルで勝ってからなので、この状況に困惑しています。
削除世間ではシーズン後の改革は避けられないと見られているようです。HCが辞めるか、QBが移籍するのか。
シーズン前、ウィルソンはチームに不満があるとの噂がありましたが、本人は「シアトルが好き」としか公には語っていません。ウィルソンを放出してドラフト権を得るのも一つの方法ですが、そのドラフトを活かせるのかという疑問もあります。ここ数年のドラフト指名選手のハズレが今年の不振にも繋がっているので。
HCをクビにできるオーナーは、故ポール・アレンの妹ジョディさんなのですが、スポーツに関心がないのではと言われています。大きな決断はないのかも。
今までにない困難に、どんな姿勢で立ち向かうのか、これも結構見ものではないでしょうか。興味津々です。
これからもよろしくお願いいたします。