毎年混戦模様のNFC東地区で現在最下位。ここで負けたらシーズン終了か?というニューヨーク・ジャイアンツがなんとか踏ん張って、ボルチモア・レイブンズに27対23で競り勝ちました。勝利の立役者となったオデル・ベッカムJrさんの活躍を追ってみます!
まず、今日のシューズは「星のカービィ」仕様。10月はNFLが乳がん啓発のピンクリボン運動をしているので、そのピンクとコーディネートしたのでしょうか。試合前のウォームアップ中にだけ着用したと思われます。だって、試合中にこれを履いたら間違いなく罰金なので。
OBJ Gamecleats Kirby pic.twitter.com/KVO4dfiwsT— Kickasso (@k_obrand) 16 October 2016
しかし、試合最初のパスをベッカムさんが、なんとファンブル!しかもゴール前30ヤード!
なんという幸先の悪いスタート。どよ~んとした暗雲が立ち込むホーム。レイブンズは、もちろんこれをタッチダウンに持ち込みます。第2クォーターでは、オデル・ベッカムにまさかの怪我。骨盤を痛めて、試合から下がりました。え?ベッカムがいないジャイアンツって、ぜんっぜん勝てる気がしない・・・。
幸いなことに、試合に戻ることができたベッカムさん、後半に大爆発します。
まずは自陣25ヤードから始まったドライブの1発目のプレイで75ヤードタッチダウン!
オデル!これだよ!すげー!
23対20とリードされた第4クォーターでは、残り時間1分24分。もう後がない4th ダウンで、まさかの66ヤードタッチダウンで大逆転!
えええええ!こんなのありー!?
見せてくれますよ、この人。決勝点を挙げたあとは、勢いあまってヘルメットをとり、いろいろと今まで関係がこじれていたキッカー練習用ネットにプロポーズ。「イエスと言ってくれたよ!」と一人芝居で盛り上がって、カメラマンにびしばしフラッシュを焚かれていました。
目立つの好きだね・・・。
Odell Beckham might love kicking nets more than touchdowns. pic.twitter.com/yM4qXBbqfD— SB Nation (@SBNation) 17 October 2016
さて、ヘルメットをぬいだので、アンスポーツマンライクコンダクトのペナルティをとられたベッカムさん。15ヤードをレイブンズに献上しましたが、それが得点につながらなくて、本当によかった。それで負けたら、こんなにいいプレイをしたのに、またもやバッシングの嵐になるところだったよ・・・。
「あのペナルティが試合に影響なくて、本当に感謝している」
とベッカムさんも胸をなでおろしていました。でもね、あれエンドゾーンを出てからぬいでるんだからいいんじゃないの?審判、厳しすぎ~ぶつぶつ。
怪我が痛くて、最後まで試合ができるか心配だったそうですが、終ってみれば、レシーブが自己最高の222ヤード。大活躍で、ジャイアンツのシーズンを救いました。
ジャイアンツのQBイーライ・マニングさんは、今日もインターセプトを2回投げてたけど、それでもいいよ!それ以上にパスをまわせば!いいレシーバーがそろっているんだから信頼してどんどんパスを投げていこう!
ジャイアンツにはもっと勝ってもらってNFC東を面白くしてほしいです。
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