2017/03/09

ブランドン・マーシャルがジャイアンツのNo.2レシーバーへ

WRブランドン・マーシャルさんがニューヨーク・ジャイアンツと契約しました。2年で12億円(強)という話。

自ら願い出て、ニューヨーク・ジェッツにリリースされたのが数日前。今月末に33歳になるマーシャルさんは、これまでにプロボウル選出が6回と、誰もが力を認める選手なのに、プレイオフに出場したことはありません。そろそろスーパーボウルをねらえるチームに行きたいということで、今回の移籍になったようです。

契約書のサイン。・・・ずいぶんカンタンなサインやね・・・。


2006年のドラフト4巡でデンバー・ブロンコスに指名され、2年目にはチームのナンバーワンレシーバーとなりました。マイアミ・ドルフィンズ、シカゴ・ベアース、NY・ジェッツと移籍しましたが、どのチームでもナンバーワンレシーバーとして活躍しました。

しかし、ジャイアンツではナンバー2として、チームに大いに貢献する意気込みです。契約のニュースが報道されたあと、さっそくニューヨークのラジオに出演して、インタビューに答えていました。

「オレはナンバー1レシーバーじゃない。それはNFL一番のスーパースター、オデルだよ。ナンバー2は2人。オレと、シェパードさ」

「オデルとは友達さ。2年くらい付き合いがある。去年、彼の行動が問題になったときには、オレの意見をアドバイスをしたし、彼も心情を話してくれた。力になれたかな」

そうです、去年はオデル・ベッカムが(ジョシュ・ノーマン戦で)ムキになりすぎて批判されていたんでした。その時、ブランドン・マーシャルさんはベッカムを擁護していましたよ、そういえば。

ジャイアンツのコーチ、マカドゥーさんが記者会見で「オデルには自分をコントロールしてもらわないと」と非難がましく語ったのに対して、「そういうのはロッカーでオデルに直に言っておけばいい。表で言うことじゃない。チームはもっとオデルをサポートしないと」というようなことを言っていました。

「分かるんだよ、そういうの。オレだってそういう選手だったんだ。昔はオレだって、いつもキレてた。今は時々になったけど。彼だって経験が糧になる。いいことも悪いことも。オレなんか11年やってきてるんだよね」

と語るマーシャルさん。ベテラン選手らしいですね!頼りになりそうですね!なにかと青い若手選手の見本となってサポートしてくれたらコーチ陣だって助かりそう~。そういうところでも期待したいです。

QBイーライ・マニングさんはさっそく連絡をくれたそうです。4月にはレシーバー陣と自主トレを計画しているとのこと。これまで、自分のクォーターバック(ジェイ・カトラー、ライアン・フィッツパトリック)を褒めて褒めて褒めまくっていたマーシャルさん(「カトラーはMVPにだってなれる」と断言してヒンシュクをかっていたですよ・・・)ですから、イーライとも仲良く息のあったところを見せてくれるんじゃないかな。

ということで、来シーズンのジャイアンツがなかなか楽しみです。

・・・でも、アレですよね。ジャイアンツはWRビクター・クルーズさんをカットして、ブランドン・マーシャルに乗り換えたってことですからね・・・プロの世界なんだからそんなの当たり前なんですけど、クルーズさんにしたら、チェーそう来るかよ・・ですよね・・・ビクター・クルーズはどこに行くのかなぁ・・・。

ブランドン・マーシャルさんは、さっそくジャイアンツの練習施設でトレーニングしていましたよ。張り切ってるで。



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