2017/06/26

Rウィルソンとの関係はファンタスティック リチャード・シャーマン

シーホークスのファン以外の方々にはどーでもいような話かもしれませんが、シーホークスファンにとって、このオフシーズン一番の話題は、「リチャード・シャーマンがラッセル・ウィルソンを嫌いというのは本当なのか?」でした。(私だけ?)

ことの始まりは、3月のESPNの記事。シャーマンは、スーパーボウルで負けたのはQBラッセル・ウィルソンとHCピート・キャロルのせいだと思っている。コーチがウィルソンを特別扱いするのが気に食わない。ディフェンス陣はウィルソンを嫌っている――というようなことが、書かれていました。内部の情報筋からの話として。

加えて、シャーマンがトレードを希望しているとの噂もありました。いったい本当のところはどうなんだ?と、多少ヤキモキしていたわけです。

そんな折、先週の試合後記者会見にシャーマンさんが登場。そのへんの疑惑を一蹴してくれましたよ!

まず、「トレードしてほしい」などとは言っていないと。

毎年シーズンが終れば、トレードの可能性はどの選手にもある。そういう事情はオープンに話している。トレードのオファーがくれば、話を聞いてみるのは普通のこと。チームを出て行きたいとは言っていない。

「もし、1巡指名二人と交換に、なんて条件だったら、トレードされてもしょうがないよね。チームをうらんだりしないよ。そういうもんだよ。

フロントオフィスとはいい関係だ、今までのように。隠し事なく、なんでも話してるからね。お互いを尊重するプロフェッショナルな付き合いだ」

と説明していました。QBラッセル・ウィルソンとの関係については

「ファンタスティックだ。オレたちはチームメイトだ。家族と同じ。お互いのために戦っている。他の52人のために戦っているようにね。彼はタフなクォーターバックだ。すごく感謝しているよ。去年はいくつもの故障を押してプレイしていたんだ。『仕事だからしょうがない』じゃなくて、自分の隣にいるチームメイトのためにプレイしていたんだ。グレートなクォーターバックだ」

だそうです。あったりまえだ~!もっとラッセルをほめてやれ~!

問題のESPNの記事に関しては、注目を集めるため、クリック数がほしいためにセンセーショナルに騒ぎ立てたものやんけ、とのこと。

「自分の記事を売るために、作ってんだよ。オフシーズンだろ、クリック数がほしいだろ、クレイジーなストーリーを作り上げてさ、情報筋の話によると――とか言ったら誰も疑わないんだよ。そう言ったら何だって書けるのさ。

優秀なレポーター、ジャーナリストもいるけど生活するのは大変なんだ。選手の過去とかチーム内での競争とかいい話を書いても、そんなんじゃ当たり前すぎてクリック数が稼げないだろ。衝撃的じゃないんだよ。だから、ピートが大変だ、チームの仲が悪い、クォーターバックを嫌ってる、とか言っちゃってさ、笑っちゃうぜ。冗談だろ。

こんな話が外では真実みたいに話されてるけど、オレら笑ってるよロッカールームで」

ラッセル・ウィルソンが特別扱いを受けていると書かれていた点についてはどうなのか?という質問には

「それも同じ。作り話。だってさ、そんなのどのチームについても書ける。例えばペイトリオッツだったら、『トム・ブレイディはいつも特別扱いされてる』って書けるだろ?」

と言ったら、横からマイケル・ベネットさんが「そうそう、ペイトリオッツはそうしてる」とかチャチャを入れて、シャーマンさんがブハハと吹き出すシーンも。

ま、そういうことのようです。相変わらずのリチャード・シャーマンさんで安心しました。スーパーボウルで勝つってことは、実力もそうだけど、運もある。一回勝って、その後勝ってないのは、ペイトリオッツ戦で負けた後遺症だとは思っていない、とも言っていました。

よーし、この調子で今シーズンも張り切って行こうーーー!



4 件のコメント:

  1. Fant頑張れ2017/06/26 4:53

    いつも楽しく読ませてもらってます。

    全治1ヶ月とか言われてた膝の怪我や足首、肩の怪我も抱えながら、一試合も休まなかった姿をロッカールームで目の当たりにしながら、ウィルソンの陰口たたいてるチームメイトなんかいるわけないやろ、って内心思ってました。もしそんなやつがいたなら、チームから出て行ってしまえとすら思ってました。日本もそうやけど、アメリカのメディアも平気で捏造報道するんだぁ、、、情けねぇ。まぁそんなんだから、ジーターがプロ選手自身が発信できるサイトを作ったのかなと改めて思いました。

    去年のWeek14くらいだったと思うんですが、タネヒルが膝ケガして、プレイオフも出てこなかったのを見たとき、私はウィルソンがウチのQBで良かったって心の底から思ったのを思い出しました。ヤツなら絶対試合に出場したはずです。それぐらいの人だって私は評価してます!

    ちなみにリンチですっかりNFLにハマった私ですが、SB49のあと1ヤードの場面パスを選択したのは統計上仕方ないかなと、今となっては思ってます。残りのタイムアウトの数、リンチの残りの1ヤードの獲得率の悪さ、そういった諸々のことを数秒間考えた結果の合理的な判断だったと思います。リンチが不満を持つのは仕方ないけど、リンチのデータがよければ2回持たせてもらえただろうと思います。複雑なとこですが、その当時のチームのハート&ソールのリンチに2回持たせてあかんかったら、しょうがないって素人の私は思うのも事実あるんですがね。(苦笑)


    Go Hawks!!!

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    1. Fant頑張れさん、こんにちは。いい名前っすよね~。

      まあ全部が全部捏造というわけでもなくて、そんなことがいくらかはあったのかも知れません。でも、選手にとっては、報道された記事を読んで「こんなの全然違う!」って思うことが結構あるんじゃないでしょうかね。
      SB49では3rd & shortの場面が4回あって、そのうち3回はリンチが走ったけど、いずれもno-gainだった。あの場面2nd downでリンチが走ってもTDできたかは分からない。3rd downもしくは4th downで結局ウィルソンのパスでTDするしかなかったのでは・・という記事も読みましたが、まあ、どうなったかは誰にも分かりませんよね。
      ラッセル・ウィルソンがいる限り、チームを信じてどこまでも着いていくつもりですよ。今年はものすごく期待してます。
      Go Hawks!!

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  2. Fant頑張れ2017/06/27 6:51

    そうですね、今年は期待大です。初戦で勢い乗りたいとこです。SEA vs OAK とかなったら個人的に史上最高スーパーボウルになります。

    名前褒めてもらって光栄です。テキトーにつけたんですけど、褒められたんで変えないでこのままでいこうかなと。
    来年辺り、Fantどこ行った?とかなるかも。いやそうならないことを願って

    Go Hawks!!!

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    1. おお!そういうSBもありえますね。むむぅ~けっこういいかも。ファントさんはもう上手くなるしかないでしょう。Oラインたのむよ!ってことで
      Go Hawks!!

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