2021/09/04

トム・ブレイディが語るハードヒットとクォーターバックの責任

みなさんこんにちは。お久しぶりです。いよいよNFL開幕間近!わーい!ブログもバンバン更新したいと思います。(自信ないけど)とりあえずリハビリに励みます・・・。

さて、先日タンパベイ・バッカニアーズのクォータバック、トム・ブレイディ選手が、ハードヒットとペナルティに関して話していました。

「NFLがヤワになった」というのは、よく聞かれる言葉です。もともと激しくぶつかり合う競技でありながら、近年はタックルやヒットに対する罰則が厳しくなりました。クォーターバックにぶつかっただけ、レシーバーにハードヒットするだけでファウルを取られる場面がよくあります。

安全な試合にしたい、クォーターバックを守りたいというNFLの趣旨は十分理解できます。怪我はないほうがいいし、大スターであるクォーターバックが負傷して欠場となれば視聴率もガタ落ちするわけですから。

罰則が厳しくなることで不利になるのはディフェンス。一方オフェンスの選手はこれを歓迎しているのかと思いきや、実はそうではないと話しています。

「クォーターバックにはボールを投げてはいけない場所があるんだ。レシーバーがヒットされて怪我してしまうから。

例えば、かつてレイ・ルイスと対戦した時、僕はフィールドの真ん中には投げなかった。うちのレシーバーは体が小さいし、彼がヒットしたらレシーバーは試合に出れなくなる。

今、ハードヒットはすべてペナルティになる。これは、オフェンスの誤りをディフェンスに罰則として課しているような気がする。

ベアーズの試合を見ていたら、クォーターバックがヘマをした。ブリッツが見えなかったのか、オフェンシブラインが悪かったのか分からない。ディフェンスの選手が突進してヒットし、ディフェンスのペナルティになった。

 自分とチームメイトを守るのはクォーターバックの責任だ。対戦相手に委ねるものじゃない。

この罰則が悪い習慣を生んでいる。オフェンスの選手は何をしてもいい。走る。スライドしない。カバレッジを気にせずパスを出す。失敗したらディフェンスのせいにすればいい。たとえクリーンヒットであっても。

オフェンス側の失敗と知りながら、ディフェンスは「このヒットはできない」と思うだろう。それがフットボールにとって良くない結果を招いている。

かつてはもっとレベルの高いプレイをしていた。試合の質が低下している。どのようにプレイすべきか、フットボールの基本と論理を選手に教えなければならない」

なーるほど。そうなんですか・・・。最近の試合しか知らないけど、深くうなずいた次第です。

レイ・ルイスさんはかつてボルチモア・レイブンズでプレイしたラインバッカーです。ハイライトはこちら。

ベアーズのQBって誰かな、プレシーズンだからジャスティンくんかな、ルーキーだからねぇ、なんてことも気になりました。

今シーズンは9月9日、ダラス・カウボーイズ対タンパベイ・バッカニアーズ戦で開幕です。スーパーボウル優勝のバッカニアーズは主力選手がチームに留まり、今年も有力候補と言われています。昨年バッカニアーズと2年契約を結んだQBトム・ブレイディは今年45歳。あと数年タンパで現役を続けたいと語っています。

数年?!さっさと引退してくれて一向に構わないんすけど❗❗

0 件のコメント:

コメントを投稿