2023/09/12

【第1週】惨敗で初戦スタートの今シーズンの行方は? ラムズ@シーホークス

 2023年シーズンのNFLが開幕しました。パチパチパチ。第1週、シアトル・シーホークスはロサンゼルス・ラムズと対戦し、なんと30対13で完敗。黒星スタートとなりました。

今シーズンはチーム再建の時期と言われていたラムズ。ナンバーワンレシーバーのクーパー・カップも欠いていましたが、人の噂は当てになりません。有利と見られていたシーホークスは手も足も出ませんでした。

まあ、前半はよかった。タッチダウンもあり、フィールドゴールもあり、相手のフィールドゴールをブロックし、しかしその後39ヤードのフィールドゴールを失敗し、7対13でハーフタイムに突入。

後半に入るとオフェンスはシーンと沈黙。ファーストダウンを取れずに3 and Outを4回繰り返しました。後半の獲得ヤード数がまさかの2ヤード。2ヤードぉ?

行き場のない怒りを相手レシーバーにぶつけてしまったWRメトカーフはトーンティングのペナルティでマイナス15ヤード取られるという有様。いきなり人をどついちゃあかんよねぇ。

シーホークスとは対象的に、ラムズはすべての攻撃で得点を重ね、連続23点。後半だけで287ヤードを獲得。ラムズQBスタフォードがシーホークスディフェンスを切り刻みました。さすがはスーパーボウルで勝利したクォーターバック。やっとサードダウンに持ち込んでも、それを難なく更新される無力感と言ったらもう。

試合全体の獲得ヤード数はラムズ426ヤードに対しシーホークス180ヤード。ポゼッションの時間は39分23秒に対し20分27秒。パスラッシュは皆無。やられまくるディフェンス。

なんかこう、去年も見たような風景・・・。

期待のルーキー陣も目立つ働きはありませんでしたが、まあそれはいいんです。初戦だし。

一方でラムズには新星が登場。3年目のWRトゥトゥ・アトウェルが119ヤード、ドラフト5巡のWRプカ・ナクアが119ヤードと大活躍。アトウェルくんはルーキーの年にはキャッチなし、昨シーズンはレシーブ合計298ヤードと、ほとんど無名に近かったのに、いきなり1戦目で100ヤード超え。これはめちゃ嬉しい。5巡のレシーバーの活躍もイイなあ。

若い選手が活躍するとチームが盛り上がりますよねえ。ああ、シーホークスもそんな景色が見たい。早く。

ということで、来週はデトロイトでライオンズ戦です。怪我で退場した二人のオフェンシブラインマンは大丈夫なのでしょうか。開幕試合でカンザスシティ・チーフスを破り、意気が上がっているに違いないライオンズ。

震える声でレッツゴー・・・。

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