2016/11/11

え?トム・ブレイディちと情けない?トランプとの関係をつついてみるの巻

 さて、アメリカの次期大統領選挙は、ドナルド・トランプ(呼びすて)の勝利に終りました。

ニューイングランド・ペイトリオッツのクォーターバック、トム・ブレイディさんは、トランプ支持者としても有名です。一緒にゴルフするお友達だし、ロッカーにはトランプさんの選挙キャンペーン用帽子も飾ってあります。右上の赤い帽子がそれ。


ま、それはそれでいいじゃないですか。トムさんの気持ちはトムさんのもの。

人種差別的な発言を堂々としていたトランプ(呼びすて)ですが、女性を軽視するいやらしい言動をすっぱぬかれて、「いや~あれはロッカールームの話だよ~」と言い訳するという出来事もありました。

その話題のさなか、「トム、あなたにも子どもがいるけど、ドナルド・トランプのロッカールーム話について子どもにどのように説明しますか?」という質問を受けたブレイディさん。彼の回答はというと


微笑んで、"Thank you, guys. Have a nice day" (ありがとう。今日はここで)と語り、退場。

ハブ・ア・ナイス・ディ????

なんじゃ、その媚を売ったような薄ら笑いは。質問に答えたくなかったら、答える必要はない。「政治的な質問には一切答えるつもりはない」と突き放して、にらんでやればいいじゃないか。それなのに、なんぞこの対応。記者の前から逃げるように退場って、トム・ブレイディ、カッコ悪りィ・・。

(一方で、この質問をした記者さんには拍手を送りたい。規格どおりの質問じゃなくて、誰も見たことのない、選手の一面を引き出すような質問を浴びせるなんてブラボー)

ということもありました。

選挙の前日には、ドナルド・トランプ(呼びすて)が「トム・ブレイディが今日電話をくれたよ。『ドナルド、あなたを支持する。私たちは友達だ。あなたに投票した』と言われた。素晴らしいやつだ」と宣言。


このあとトランプ(呼びすて)は、ペイトリオッツのコーチ、ビル・ベリチックさんからも支持を表明する手紙をもらったのだと語りました。

ほんとか、おい。トランプほら吹いてんじゃないの?

という声もありましたが、ベリチックさんは、選挙後の記者会見で、トランプに手紙を送ったことを認めていました。政治的というよりは、昔からの友人に敬意を表す意味で、とことわりをつけていましたが。

トム・ブレイディさんのほうは、「トムがトランプに投票した」というニュースが流れるやいなや「いや、ラジオのインタビューによるとまだ投票していないはずだ」「トムのヨメ、ジゼルがインスタグラムでトランプを支持しないって答えてた」とか様々な憶測が飛び交いました。

選挙後初めての記者会見で、この件について質問を受けたトム・ブレイディさん。

「妻と話したんだけどね、もう政治的な話はするなって言われてるんだ。家族としてのいい決断だと思うよ」

えっ?トム・ブレイディ、ヨメのせいにしとる。自分の考えはどうなん?She said I can't talk about politics anymore. だって。「僕が」とか「僕たちが」政治については語らないと決めたって言えばいいのに、「ヨメがそう言ったから」って・・・。

私はちょっとあっけにとられましたよ。

レシーバーがボールを落としたらギロリと冷酷な目で睨むような、そんなやつが、「ママが話しちゃいけないって言ったから、君と話せないんだ」的な発言をするとは。

トランプを支持するならするでいいじゃないか。アメリカの多数は支持したじゃないか。そんなヨメのせいにしてグズグズするって、なんか情けない・・。

と思ったけど、トムさんて、あれですかね、素直なんですかね。

虚勢をはったりできないのかもね。家ではジゼルの尻にしかれているんでしょうかね。いや、多分そうに違いない。ダンナもつらいのかも・・。ヨメのほうがトムさんより数倍も稼いでるしね・・・。

なんて、ふとフツーの人間ぶりを見せてくれたトム・ブレイディさんでした。

でも、あたしゃペイトリオッツの試合が始まったらテレビに向かってブーイングするよ。ブー、トム・ブレイディ、情けねーぞ、オイ!ってww

ジミー・グラハムで盛り上がるはずがリチャード・シャーマンに話題をさらわれたビルズ@シーホークス戦

NFL第9週のマンデーナイトはバッファロー・ビルズ対シアトル・シーホークス戦でした。結果は31対25でシーホークスの勝ち。

開始早々、ビルズがパントブロック!(えぇぇ?)そのあとゴール前3ヤードからビルズのQBテイラーさんが走りこんでタッチダウン!と思ったらシーホークスのQBウィルソンさんがWRボールドウィンさんへ50ヤードパス(ビュューーーーティフル!)ウィルソンさんも3ヤード走ってタッチダウン!(ラッセル、は、走ったぁぁあ!)

次の攻撃でも両チームタッチダウン。第1クォーターですでに14対14。TD合戦か?と色めき立ちましたが後半はそうでもなく、でも、ずっと緊迫した試合でした。

シーホークスのファンとしては、オフェンスに光が見えたのでそれが一番。ラッセル・ウィルソンの深いパスって、ずっと見てなかった・・・。それがこの試合ではたくさん飛んでた。足や肩・胸筋肉の故障があったので、負担がかからないプレイコールを今までは選んでいたんでしょう。健康な体に戻りつつあるというのはいいニュース。

そして、TEジミー・グラハムさんが大活躍!

ディフェンダーをハードル跳びでまたぐ。二つのタッチダウンは、どちらも片手キャッチ。だってディフェンダーに片手を捕まれてたからww

ジミーさん、去年の怪我から復帰できて本当によかったよ・・・。

と、本当はこの話で盛り上がりたい。イェーイ、ウェルカムバック、ジミーって。でも、前半終了直前のリチャード・シャーマンさんのペナルティが、試合後一番の話題になっていたので、そのことを書きます。

前半残り3秒。ビルズのキッカー、カーペンターさんが53ヤードフィールドゴールの瞬間。



>リチャード・シャーマンが飛び出す。キッカーに衝突。

>キッカー膝を抱えて倒れる。地面に突っ伏して苦痛の姿。

>トレーナーがキッカーに駆け寄る。すっくと立ち上がるキッカー(wwちょ、やけに早いリカバリーww「さっき苦悩してたのに、あっさり大丈夫ってトレーナーに言ってますね」とアナウンサー)

>シャーマンへオフサイドのコール。5ヤードペナルティで48ヤードフィールドゴールに。「ラッフィングの反則じゃないのか?」とアナウンサー。しかし、ビルズは抗議せず。審判、なおも協議中。キッカー、選手ともフィールドゴールの位置について待機。審判のコールを待つ。

>審判がオフサイドを再コール。トレーナーがフィールドに入ったのでビルズは4回目のタイムアウトをチャージされる。(フィールドでトレーナーに手当てを受けた選手は、その後1プレイ退く規定になっているので)キッカーはフィールドを出るよう宣言される。

>激怒するビルズコーチ、レックス・ライアン(ww当たり前)。「え~じゃあもう前半終わりじゃん・・・」とロッカールームに引き上げようとする選手たち。

>「前半まだ終ってませぇぇん!!!」と審判が大声でアナウンス。「まだ3秒残ってまぁぁす!」

wwここでもう、なにこれwwこのカオスww

えぇ?キッカー蹴れないの?じゃあ誰が蹴る?とパニックの中、ライアンさんが「そうじゃ、誰かが1回スパイクすればいいんじゃあ!」と名案を思いつき、ビルズはボールをスパイク。

>スパイク直後からプレイクロックは動いたまま。時間が刻一刻と減っているのに、選手はのんびりフィールドゴールの準備を・・・あれあれ?と思う間にプレイクロックが0に。

>48フィートフィールドゴールは成功するが、ディレイオブザゲームの反則。(プレイクロック5秒の時点で、審判がまだボールの上にいたにもかかわらず)

>ボールを5ヤード戻して、改めて54ヤードフィールドゴール。失敗。

前半残り3秒からのこの混乱。短時間にいろいろありすぎてワケ分かんなかったけど、まあフィールドゴールミスったからオッケー(シーホークスファン)。しかしビルズファンにしてみれば、「シャーマンぶつかった!うちのキッカーに!!退場させろ!」でしょうね。

選手も混乱してたし、審判も混乱してた。時間はないし、予測できないことが立て続けに起こって、みんな平常心を欠いていたのではないでしょうか。試合が終って、改めて振り返ってみれば、

1.シャーマンさんはUnnecessary Roughness の反則 

2.スパイクしたボールとキックするボールが代わった時点で、審判がプレイクロックを戻すべきだった

ということのようです。

「わざとキッカーにぶつかるダーティなプレイだ」と言ってた人もいたけど、私は全然そう思いませんでした。そんなことするかよ!

いろいろ目立つけど、はっきり自分の考えを的確に述べることの出来る、まっとうな人だよ。そんなコスからい真似をするような人間じゃねーよ!(断固)

外野があんまりうるさいので、シャーマンさんはこんな写真を投稿していました。オレはボールをブロックしに行ったんだよ、と。


試合終了間際にも、こんなプレイがあったんですけどね。シャーマンの反則!なんで審判見過ごすんだ、おい?!って言ってる人もいたけど。


でも、これは反則じゃないんだって。QBがポケットを離れたら、レシーバーに対するイリーガルコンタクトは無効になるんだそうです。シャーマンさんはルールブックをよく読んでいるプロですよ。(まあ、そんなにドツかなくてもという気はするけどww)

さて、試合の翌日には、キッカーのヨメさんが「動物みたいなヤツはこうしたら?」と家畜を去勢する器具の写真をツイッターにアップして、激しく非難を受けていました。そのツイートは削除され、謝罪(っていうか言い訳?謝ってないから)が投稿されたんですが。

自分の夫を擁護する気持ちは分かるけど、ちょっと軽率すぎでしたね。だってアメリカの歴史=黒人を奴隷として動物のように扱ってきた過去を踏まえての配慮が微塵もない。

シャーマンさんって、コンプトンの出身だよ。だけど高校でも優秀でスタンフォード卒業してんだよ。大学院まで行ってんだよ。一流のスポーツ選手だよ。地域のためにチャリティーもいろいろしてるんだよ。それを動物と一緒にするって・・・。

ましてや人種差別を堂々と公言するドナルド・トランプが大統領に当選するというこのタイミングで・・・。

ということもあり、まあ、いろいろ話題になってました。

試合のことに話を戻すと、後半でシャーマンさんがインターセプトしたあと、レックス・ライアンさんにガンつけてるシーンもよかったですww


なにこれwwwまぁまぁってなだめ役の審判も忙しいなww


試合について他に言っておきたいことは、

1.シーホークスのランニングバック陣のラッシュヤードが、2人合わせて10ヤード(!)って・・・。が、頑張ってほしいぞ・・・おぅ。

2.ディフェンスが3rdダウンのコンバートを結構許しているので、そこ、よろしくお願いしたいです。

3.オフェンシブタックルでファントさんというルーキーが出場しているんですが、この人は高校でフットボールの経験なし、大学ではバスケの選手で、最後の1年だけフットボール部に所属、補欠のタイトエンドだったという経歴。こんな人よく見つけてくるな!ファウルをしてたけど、ドンマイだ。がんばれ新人。

というところです。

次はペイトリオッツ戦。うっ、武者震い・・・。

2016/11/05

カブズ優勝!パレード!ファンの涙!!!

2016年のMLBワールドシリーズはシカゴ・カブズが優勝。おめでとうー!ファンの皆さんよかったね!108年の願いが叶いましたね!

野球ってほとんど見ないので、チームも選手もほとんど知らない状態で観戦していました。

クリーブランド・インディアンズの監督さんが執拗にガムを噛んでヒマワリの種を吹き出してた。カブズの監督さんはずーっとクールだった。(けど優勝の瞬間に爆発)レブロンがはしゃいでてムカついたwwあの太鼓のおじさんは1973年からずっと(40年以上!)太鼓を叩き続けているらしい、というようなことで楽しんでいましたが、一番よかったのは、なんたってこれ。

最後のサードゴロ。これをアウトにしたらチャンピオンだ~って瞬間に、ボールを捕球する前からニヤついているクリス・ブライアント選手。


ははははは!よかったぁ~エラーしなくてww

108年ぶりのワールドシリーズ優勝。ダメだダメだと言われていたカブズの、ついにその日がやってきた!カブズのファンの方々には生涯最良の日になったようです。

「カブズがワールドシリーズに行ったら、一緒に試合を見ような」と父親と約束していたので、父の墓の前で試合を見た68歳の人。(お父さんは第二次世界大戦に出兵したそう)

最後に「カブズが勝ったよ!」という声を聞いて息を引き取った長年のカブズファンのおじいちゃん。

第2戦と第3戦の間にカブズの大ファンだった母親を亡くし、カブズが優勝した夜にはお母さんが使っていたカブズの毛布にくるまって寝たという女の人。

はたまた、緊急の心臓手術が必要なのに、ワールドシリーズが終るまでは、と手術を伸ばしていたカブズファンのESPNの記者さんとか、

ファンの思い入れがハンパじゃないっすよ。

みんな、ずっと待ってたんだよ。108年も。こんなにファンに愛されて、カブズは幸せだぁね~。

ということで、カブズ優勝を見守るファンの方々の熱いビデオがあったので紹介します。

「神様が緑色のりんごを創ったように、カブズだって、いつかワールドシリーズに行くんだよ」


ハリー・ケリーさんは、長年カブズの実況をしていたアナウンサーです。他界後、球場の外にはこの人の銅像が立てられるほど、ファンに愛された方。ケリーさんのお墓には、ファンが緑のりんごをお供えしていましたよ・・・。

優勝をこの目で見られなかったファンも、天国から喜んでるに違いない。

そして、優勝が決まり、翌日はパレードと聞いて、朝4時半から並ぶファン!この人たち、寝てないよ・・・


寝てないのに、ゲートがオープンしていきなり5 km走してる人々ww


それでもいい!だってカブズが勝ったんだもん!!と押し寄せる人、人、人。


川もカブズカラーのブルーに。


染めた人たちもこんなになっちゃったけど、嬉しいに決まってる!


シカゴのみなさん、おめでとう~!

むっちゃ騒いで楽しそう~私も騒ぎてぇ~!!

おまけ。ワールドシリーズMVPのゾブリストさんが、自宅前で近所の人たちと雑談しながらサインしてあげてる風景です。


いい人やん。球場の外でもMVP。でも、なんか、フツーの家だね・・。億万長者にもかかわらず・・・。そこがいいところ?

おっと、これもいいビデオだよ~。


2016/11/03

ドリュー・ブリースに負けるならしょうがないか・・シーホークス@セインツ戦

ええっ、もう11月。もうシーズン半分終わりかよ・・・。うう、先が短くなるばかり・・と、かすかな不安が心をよぎる第8週です。シアトル・シーホークス対ニューオーリンズ・セインツは、25対20でセインツの勝ち。

シーホークスが20点入れたといっても、ディフェンスが7点入れてくれましたから、オフェンス陣による得点は13点です。13点!リーグ下位をうろうろしているセインツのディフェンスに対してこれ。

オフェンスまずいんじゃないのぉ~。1stダウンを取るのに苦労してたし、リズムにのれません。あれ、もうパント?っていうのが何回続いたか。またディフェンスの出番かよ~ディフェンスの人たち、むっちゃ疲れそう。

とはいえ、最後のドライブで残り2秒、セインツ10ヤード地点からのプレイでタッチダウンしてたら勝っていたんですが、それは失敗。そこまでの力はなかったってことでしょうか。

シーホークスのオフェンスにやきもきすると共に、セインツのQBドリュー・ブリースさんのガッツあるプレイに 惚れ惚れする試合でもありました。

ドリュー、いいよ・・・。

体は大きくないんですが、戦う姿が精悍で堂々としてるんだよ~。この人にならチーム任せられるってかんじ~。普段は優しそうなパパなんだけどね~子どもの写真ばっかりツイッターに載せてるし~でもパパかっこええ!

深いパスも決めてたし、ゴール前でオフェンスが決め手に欠け立ち往生という場面では、こうですよ。シアトル1ヤード地点での3rd and Goal。1ヤードを突破するのにランニングバックが2回失敗したあと、ドリュー・ブリースが突っ込んだ!


キャム・ニュートンみたいな大男が飛び込むのと違うんよ~。ドリュー・ブリースよ~。小さい体ながら巨漢の男たちを果敢に飛び越えてくるんよ~。胸アツ。

その他にも、いろいろ見所がありました。

まず最初の得点は、セインツのファンブルを拾ってエンドゾーンへ駆け込んだシーホークスのセイフティ、アール・トーマスさんのタッチダウン。しかし、喜んで審判に抱きついちゃったら、反則をとられました。アンスポーツマンライクコンダクトぉ?!


はあああ!?

NFLな、どういうつもりなん?厳しすぎ!これくらい、いいやん!もっと楽しくやってこうよ。今年は???というペナルティが多くて、はっきり言って私は呆れています。エンターテイメントなんだからいいじゃないか!真面目に試合ばっかしてたってつまんないぞ!

とムカついたり、シーホークスのルーキー、WRマカボイさんとRBプロサイスのトリックプレイに沸いたり。


最後はこれです。カースが足残せるようにパス出してやれよ~ラッセル~たのむよぉ~。


でも、ラッセル・ウィルソンさんは試合後の記者会見で残念そうな顔ひとつ見せず、次の試合が楽しみだよ!大丈夫!今までのとおりやってけばいいんだ!と相変わらず超前向きでした。

ラッセルがそう言うなら、ついていくしかないな。

というわけで、後半戦頼むよ~。プレイオフに向けて調子上げてこう~!

2016/10/28

フィッツマジック2.0は起こるのか?ブランドン・マーシャルは信じているぜ

2016年のNFLシーズンも、もう中盤。(えっ、そんな・・・)ハエ叩きでばったばったと落とされるように、毎週、選手が怪我で離脱しています。

先週は、ニューヨーク・ジェッツのQBジノ・スミスさんが久々に先発登板したと思ったら、第2Qでいきなり膝を怪我。靭帯断裂で今期絶望となりました。

ということで、ライアン・フィッツパトリックさんがジェッツのクォーターバックに返り咲き。不振が続くフィッツパトリックさんは、今シーズンこれまでタッチダウン6に対して、インターセプト11、ファンブル5という成績で、先発を下ろされたばっかりでした。

しかし、第8週ボルチモア・レイブンズ戦では、ジノ・スミス故障の後を引き継いで、逆転勝ち。試合後には

「一番大切なことは、自分を信じるってことなんだ。だって、オーナーが信じてくれなくなり、GMも、コーチもみんな信じてくれなくなったら、自分しかいないだろう」

と怒ったように言っていました。おう!そのとおりだ!

いや、もうね、チーム幹部だけじゃなくて、チームメイトもファンもみんな「いや、フィッツ・・だめかもな」って思ってたよ。フィッツさんを信じていたのは、ブランドン・マーシャルさんだけ・・・。

第7週のアリゾナ・カーディナル戦、28対3の負け試合の途中で、フィッツさんは試合を下ろされたわけなんですが、そのあと

「ライアンが下ろされたのは、オレの責任だ。オレのヘマでインターセプトされたんだ」

と語っていたブランドン・マーシャルさん。

「ディフェンスの読みを間違えたんだ。オレがあのまま走ってプレイを決めていたら、ヤツが下ろされることはなかった」

って悔しそうに。

どんだけフィッツさんのことを好きなの、この人。フィッツパトリックさんが返り咲きと決まった日には、こんなTシャツを着てみんなの前に出てきました。

フィッツマジック2.0!


このTシャツ、ロッカーにずっと置いてあったそうなんですが、今日がパーフェクトのタイミング!だから着たそうです。

「オレはね、フィッツマジック2.0を期待してるよ。オレたちにはそれが必要なんだ」

「あいつの髭を切らなきゃ。あいつ、去年もそうだったよね?髭を切って、それでうまくいくか、やってみないと」

だって。

さて、フィッツさんは、今週末の試合に髭を切ってくる?ブランドンにこう言われてんだよ。

フィッツパトリックさんは、2年前にも同じようなことがありました。当時ヒューストン・テキサンズで先発をはずされ、2週間後に返り咲いた試合では、6タッチダウン!おおう!

ほほう~、今週の試合が楽しみ~。相手はクリーブランド・ブラウンズ。

(しかしよく見ると、マーシャルさんのロッカーにはたくさん本が並んでる・・・。いったい何を読んでいるのか気になるよ・・・・)

ロケット父が語るマーショーン・リンチの人情話

おーい、マーショーン・リンチさん元気ですか。

リンチさんのいないシーホークスは、ランに苦しんどるよ。6試合を終ったところだけど、ラッシュヤードが496ヤードだよ。NFL32チーム中の28位なんだよ・・・。

マーショーン・リンチさんは、シアトル・シーホークスのランニングバックで、その走りぶりから「ビーストモード」として知られていました。しかし、昨年のシーズンを終えて、引退を表明。今年の夏は、いろんなところでチャリティ活動をしていました。

そしてつい最近、リンチさんの素顔というか、人間味あふれる一面をシアトル・タイムスの記者さんが書いていたので、それを紹介します。


昨シーズン、シーホークスのWRリカルド・ロケットさんが試合中に首を大怪我するという事故がありました。ロケットさんは、遠征先のダラスの病院に運ばれ、手術を受けたんですが、その際に、リンチさんとチームメイトのオクーンさんが、ずっと傍につきそっていたと報道されていました。

その時の話を、ロケットさんのお父さんが語っています。

「私たちはリカルドに付き添っていて、暗いムードだった。そしたら、看護師さんが来て、こう言うんだ。『ロケットさん、私たち、フットボールのことは何も知らないんですが、表に、ここに入れてくれっていう人がいるんです。リカルドさんと一緒にプレイしているマーショーン・リンチだって言ってるんですが』

そして、お父さんがロビーに行ってみたら、そこにはバッグを手にしたリンチさんが。

『倒れたのを見たんだよ。ひどい怪我だって分かってるんだ。あいつを残してなんか行けないんだよ』

とお父さんに告げたそうです。

「リカルドは知らないんだけどね、マーショーンは病室をのぞいて、ベッドに縛り付けられて動けないリカルドを見たんだ。そして、赤ん坊みたいに泣いたよ。マーショーンが。彼がしたことを全部は言わないがね、彼は後ずさって、涙をふいて、それから病室に入り、息子が跳んだりはねたりできるような気持ちにさせてくれたんだ。

「そして『どのくらいここにいるんですか?』って聞いてくるんだ。私たちは『わからない。息子が立って歩けるようになるまで、ここにいるよ』と答えた。そしたら『オレにまかせてくれ。何も心配しなくていい』って、本当にそうしてくれたんだ。泊まるところとか、交通手段とか、ぜんぶ面倒見てくれたんだよ。彼が」

病室では、背骨が動かないように固定されているロケットさんの隣で冗談を連発してみんなを笑わせました。しまいにはロケットさんに「おい、オレを殺す気かよ!まだ手術前なんだよ!」と言わせるほど。

「男の看護師さんがいてね。『ミート・ザ・ペアレンツ』って映画知ってる?マーショーンがね、その映画に出てくる男の看護師、ゲイロード・フォッカーだっけ?そう呼んでたんだよ。『ヘイ、ゲイロード!』って。私たち、何のことか分からなくてね。そしたら『知ってるだろう、ゲイロード・フォッカーだよ!』って。それで、看護師さんまで爆笑さ。

マーショーンがみんなを力づけてくれた。今いる状況を忘れさせてくれた。彼は、リカルドの手術が終るまでずっといたよ。なんて素晴らしいことをしてくれるんだと思ったよ」

という、ロケットさんのお父さんの話。

「『泣いてんじゃねえよ、そこで。ビーストモードは泣かねえんだよ。お前が泣いたら、オレだって泣けるだろ』ってマーショーンが言ってたんだけど、それ、想像すると楽しいよね」

と、ロケットさん本人も言っています。

記事の中では、他のチームメイトもリンチ話をいろいろ披露していて、現在、怪我で離脱中のRBトーマス・ロールズさんのお母さんは、

「(リンチさんが)うちの息子のことを語るときなんかね、本当に大事にしてもらってるのが分かって、親として、もう、ぶっとんじゃうくらい」

「本当のリンチさんにあったことのない人は、だまされてるのとおんなじよ」

と語っています。

一見、コワモテ。どこのギャングだよ?って風体ですが、マーショーンいいやつ・・・。

これからも時々姿を見せてほしいよ!

2016/10/27

喜べないし悲しめない 引き分けで頭がクラクラした シーホークス@カーディナルス戦

第7週のシアトル・シーホークス対アリゾナ・カーディナル戦は、延長まで行って、結局6対6の引き分けに終りました。引き分け!!!

えええええ!?そんなんあり!?

ディフェンスの戦い。そう言えば、聞こえはいい。たしかに頑張った、シーホークスのディフェンスは。でも、こんなに精魂尽き果てるほど守ったのに、ディフェンスのおかげで勝ちを拾ったと思ったのに、キッカーのハウシュカさんが28ヤードフィールドゴールをはずした!!


ピート・キャロルコーチの顔がすべてを物語っています。はぁああ?!

ワーイと喜ぶことも出来ない。かといって、泣くこともできない。どこに持って行けばいいの、この気持ち。引き分けって、引き分けって、こんなに苦しいものなの?混乱して頭はくらくら。体はへなへな・・・。

一応、試合を振り返ってみると

第1・2クォーターで、パント8回、フィールドゴール1、フィールドゴールブロック1。

第3・4クォーターで、パント7回、フィールドゴール1、パントブロック1、ダウン1。

タッチダウンがない・・・。タッチダウンがないと、「ヤッターッ!!!」感がないんですね・・。初めて知りました。もやもやするばっかり。

でも、そんな中でも見せ場がいくつか。まず、シーホークスのボビー・ワグナーさんが第2Qでブロックしたフィールドゴール!


ワグナーさんの足がスナッパーの背中をかすってる。反則ッ!反則じゃーッ!とカーディナルスのコーチが審判に猛然と抗議していましたが、これは反則じゃないそうです。NFL審判の責任者の方が、「選手の上に乗らない限り反則ではない」と、このプレイの後にツイートしています。

第3Qには、カーディナルスが、シアトル19ヤード地点での4th and 1で、フィールドゴールを蹴らずにコンバートを試みたものの失敗。(あちゃー)

第4Qでは、シーホークスのルーキー、マッカボイさんのパントブロック!


やるな、ドラフト外ルーキー!ジェッツ戦でもタッチダウンしてたよね!

このおかげで、シーホークスがフィールドゴールで同点に追いつくことができました。そして3対3で延長戦に。3対3・・・。

で、延長戦ではお互いにフィールドゴールを決めて6対6に。そしてそのあと。まず、カーディナルスのカタンザロさんが24ヤードゴールをはずし、そしてシーホークスのハウシュカさんが28ヤードをはずしました。

カタンザロさんはミスした後、ずーっとうつむいてサイドラインに立っている表情がアップで映っていました。つらそう。「ドンマイ!」なんて肩叩いてくれる人いないし。(あったりまえだ!)キッカーの孤独と苦悩に、ちょっと、1ミリくらい心が揺れました。

でも、ハウシュカさんがはずした後、カタンザロさんがフッと安堵した表情を見せていたら、それにムカついたぞww

キッカーは決めろや!プロだろう!もともとプレッシャー込みの仕事だもの、それが言い訳にはならんよね。度胸がなかったら度胸をつける練習をして来いッ!

まあいいよ。ゴールをミスした後のコーチのリアクションも面白かったし。ピート・キャロルコーチの「はあ?」って顔。カーディナルのコーチ、エイリアンスさんは「バンザーィ・・」って手を上げてから「アーッ」って手を振り下ろしたところが。

キッカーに対してのコメントを求められて、エイリアンスさんは、「決めろよ。高校じゃないんだから」と語り、一方で、キャロルさんは「彼を愛してるよ。彼がうちのキッカーだ」と語っています。

どっちも正論ですよね。

というような試合でした。ハウシュカさんね、今までは安心して見ていたんだけど、この一件で、これからは「もしかしたら・・・」って思いながら見ることになるんだろうなあ、しぱらく。

それにしても、ディフェンスがむっちゃ頑張ってたのにね・・それが報われなかったよ・・オフェンスよ、何とかしてくれ!