しかし今週はこの人を応援しますよ。ラムズで活躍中のランニングバック、CJ・アンダーソンさん。ブロンコスをリリースされたことは聞いていましたが、まさか回り回ってラムズにやってくるとは。なんか懐かしい〜。しばらく見てなかったし〜。今週のNFCチャンピオンシップ戦はセインツ押しですが、アンダーソンさんには思う存分走りまくってほしいです!
CJ・アンダーソンさんは2013年にドラフト外でデンバー・ブロンコスに入団。主力選手として活躍し、スーパーボウル優勝、プロボウルも経験しました。2015年シーズン後フリーエージェントとなり、マイアミ・ドルフィンズが4年18億円を提示したところ、ブロンコスが同額を約束してチームに留まりました。
2017年には自己最高のラン1007ヤードを記録。ところが、2018年シーズン前に解雇となります。キャップスペースの都合ということで、アンダーソンさんも「覚悟はしていた」とのことですが、そりゃあ残念だったでしょう。本人もファンも。
だってシーホークスで言ったら、ドラフト外からNo.1レシーバーとなったボールドウィンさんを解雇するようなもんですよ。いくらビジネスとはいえ、チーム内で育ち大いに貢献してくれた選手をあっさり捨てるような真似は、悲しすぎませんか。(NFLではよくある話ではありますが)
今シーズンは5月にカロライナ・パンサーズと1年契約を結びましたが、11月にはリリース。12月にはオークランド・レイダーズと契約するものの、1週間後にはウェイバーへ。
「シーズンは終わりだと思ったよ。もう終盤で、どのチームもずっと使って来たランニングバックがいる。2017年にはいい成績を残したから、来年はどこかに行けるだろう。そういうつもりだった」
と語るアンダーソンさん。カロライナでの借家の整理をして、荷物をテキサスの実家に送る準備をしていたところに電話が飛び込みました。故障したRBトッド・ガーリーに代わるランニングバックを探していたロサンゼルス・ラムズから。12月18日に契約を交わし、第16週から試合に出場しました。
今シーズン、パンサーズでは9試合に出場し合計24キャリー104ヤード。ラムズに移籍後は
アリゾナ戦: 20キャリー、167ヤード
サンフランシスコ戦: 23キャリー、132ヤード
ダラス戦: 23キャリー、123ヤード
という水を得た魚のような活躍。新しいプレイブックを吸収し、どんな役割にも応えるアンダーソンさんに、コーチ陣は目を見張ったそうです。
「だって、すごいベテラン選手を見てきたんだよ。その一人がペイトン・マニング。試合準備にかけては一番だと思う。プロになってから3年間、彼からずっと学んできたんだ。できる限りのことを。殿堂入りの選手から何かを学ばなかったらウソだよ」
とアンダーソンさん。RBガーリーが戦力復帰したダラス戦では、自分にどのくらい出番があるのか知らなかったそうです。
「リーグでベストのランニングバックがチームにいるんだ。彼が98パーセントのスナップをプレイしたいと言うなら、彼にはその権利がある。僕の目標は、彼が休憩を取る時に全力を出すってことだ」
なんつってまあ、謙虚なこと。自分を解雇した3チームに対しても、ブロンコスはキャップを空けなきゃいけなかったし、パンサーズはマキャフリーくんがメキメキ実力をつけて、若い選手だからそっちを大事にするのは当たり前、レイダースはチームの事情でロースターのスポットを空けなきゃならなかった、と理解ある言葉を残していました。
プロですね。タフじゃなきゃプロのアスリートなんてやってられませんね。
今シーズンは諦めていたのに、思いがけなくプレイオフに出場。来シーズンはまたどこかのチームと契約することになるのでしょうが、コンファレンスファイナルでも大活躍してほしいです。ひょっとして、2個めのスーパーボウルリングを手にできるかも?(いやいやいや、ラムズは応援してないから!)
「ただのデブちゃんだけど、(走れる)穴をちゃんと見つけることができるんだヨ」
— ESPNLosAngeles (@ESPNLosAngeles) January 13, 2019