オープニングドライブは7分半かけてタッチダウン、最後のドライブも試合時間残り8分25秒からボールを保持したまま二―ルダウンで試合終了と、時間もコントロールしていました。前半途中くらいから、「あれれ?今日は問題なく圧勝?」という感じで、安心して観戦できました。こういう試合も、たまにはいいものです。
ランもよく出ていて、3rd downも更新していました。タッチダウンが決まるべき時にはきっちり決まっていました。ディフェンスはパスラッシャー祭りでサック6を記録。RBマーショーン・リンチのランも45ヤードに抑えていました。
レイダースのオフェンスラインがボロボロで、それが一番びっくりです。鉄壁と言われていた時がありましたよね?2年前くらいの話だっけ?シーホークスのパスラッシャーが、息もつかせぬ勢いでレイダースQBデレク・カーが襲いかかり、正直気の毒になるくらい。こんなにつぶされたら、ポケットにいるのが怖くなるだろうよね。Oラインの先発選手が故障で欠場しているのだと解説者が語っていましたが。
ついこの間まで、同じようにオフェンスラインに苦しんでいたシーホークスのファンとしては、感慨深いものがあります。QBウィルソンは、本当によくやっていました。ボロボロのOラインに文句の一つも言わず、四方八方に走り回り、懸命にボールをつなごうとしていましたよね。「さっさと投げりゃぁいいんだよぅ」なんつって、ファンは勝手なことをほざいていましたが、あくまでも前を向き、果敢に敵に向かっていったその姿。(サックもされてたけど)ラッセル、ありがとう。(涙)そして、この2試合ほど安定してきたシーホークスOラインのありがたさにしみじみ・・・。
ってゆーか、そういえば去年までのオフェンシブラインコーチ、トム・ケーブルさんが今年はレイダースのOラインコーチを務めていますよね。ひょっとしてケーブルさんが原因なのか?この人に6年もラッセルをまかせていたなんて信じられん!犯罪か。
シーホークスのOライン、なぜ良くなったのか私には説明できません。しかし、タンパベイから戻ってきたスィージーさんと元ドラフト1巡でシアトルが3チーム目というDJ.フルーカーさんがどうもカギを握っているらしい。そしてもちろん、昨年ヒューストンからやって来たデュアン・ブラウンさんも頼りになれる親分です。見てください、こんなポケット。こんなものを今シーズン目にすることができるとは・・・。
Best pocket all year. pic.twitter.com/1jlJJ2yBeo— C.J. Tumbarello (@TumbarelloHB) October 14, 2018
こんなプレイもありました。ボールを落としてヒヤッとする間もなくタッチダウンという、QBウィルソンの商標付きプレイ。
FIRST NAME RUSSELL pic.twitter.com/x9IBh8ogzl— Ben Baldwin (@benbbaldwin) October 14, 2018
あと、タックルしようと突っ込んだかつてのチームメイトLBブルース・アービンが足を痛めたのを見て大丈夫?と気遣うQBウィルソンもよかったし、シーホークスベンチにカム・チャンセラーさんがいたのもよかったです。チームと一緒にロンドンへ行ったなんて知らなかった。このままDBコーチになったらいいじゃないですか~。ねぇ。
Tedric couldn’t have a better mentor than Kam... #Seahawks pic.twitter.com/G092EgFTS6— Aaron Levine (@AaronQ13Fox) October 15, 2018
ディフェンスはDBも良くやっていたし、DEフランク・クラークさんが大暴れしていました。後半は気持ち悪くなって出場できなかったそうですが、ディフェンスの60スナップ中29スナップに出てサック2.5、ファンブルフォースが2。
ということでシーホークスは明るい材料を持ってバイウィークに入ります。一方、レイダースはどうなのよ。就任当初は、ロックスターの再来みたいに華々しく報道されていたHCジョン・グルーデン。10年で100億円の長期契約。話題には事欠きませんが、いったいロッカールームはどんな様子なんでしょう。レイダースファンなんか怒ってるんだろうなあ、たぶん。
QBカーのサックは2016年16回(リーグ34位)、2017年20回(30位タイ)に比べて、今シーズンは6週目ですでに17回という記録だそうです。
ここから持ち直すことができるのか?
— Josh Norris (@JoshNorris) October 14, 2018
久々の完勝でしたね!
返信削除シーホークの良い所が出て、逆にレイダースの悪い所が出た感じでした。
トム・ケーブル、叩かれてますね~。
うろ覚えですが、シーホークスではドラフトの上位ピックを最も多くOラインに使ったのに、ウィルソンの2012年のデビュー以来の被サック数がダントツで多い、という記事を読んだ気がします。
しかもOラインで契約更新をしたのはブリットだけなので、何を教えていたんだ的な批判でした。
バイウィーク明けのライオンズ戦、ホームではペイトリオッツ、パッカーズに勝っているので侮れませんが、けが人も帰ってきますので勝って貯金を作りたいです。
Go Hawks!!
ドラフト、難しいですよね~。でも、イフェティくんは近頃なかなか頑張っているのではないでしょうか。不要なファウルも去年から比べるとだいぶ減ったのでは?
削除Oラインの躍進が嬉しいです。この調子を維持してほしいなあ。そして勝ち星を増やしてほしいです。
Go Hawks!
はじめまして。いつもためになるブログありがとうございます。
返信削除私もウィルソンさんでNFLにはまり、シーホークスと12をこよなく愛するシアトルの雰囲気が気に入ってシーホークスファンになり、毎年応援に行ってます。
先週は、ロンドンに応援に行きました。やっぱりというか、ロンドンの観光地の至る所で12な人が目立ち(苦笑)、ファンとすれ違うときは「Go Hawks!」で気分が盛り上がるのでした。
今回のウェンブリーはレイダースのホームゲームながら、シアトルのクラウドノイズが完全に優り効果出てました。
試合展開も去年でいう第4Qからの追い上げが、1stドライブから観られて非常に楽しかったです。また若干スリムになったリンチさんがレイダースの中で一人頑張っていてそれも良かった。
このままの勢いでWeek17まで行ってほしいです。
Go Hawks!
こんにちは。
削除ロンドン!!!うっわー、良かったですね!テレビの画面から、シアトルのファンが多そうだなと思って見ていたんですが、やっぱりそんなに盛り上がってたんですね。街の中にもそんなにファンがいるなんて・・・。アメリカから見に行った人もいるでしょうが、ヨーロッパでもNFL人気あるのかな。スタジアムに人もいっぱい入ってたし・・・。肌で感じられて、ほんと良かったですね~。
後半戦も期待しましょう!Go Hawks!