2020/11/10

【第9週】44点を献上しバッファローに散る シーホークス@ビルズ戦

11月だというのにポカポカ暖かそうなバッファローでした。ビルズと対戦したシアトル・シーホークスは、立ち上がりに2連続タッチダウンを許した後、攻守ともに精彩を欠き34対44で完敗。舗装工事のローラーでズズズズとペッタンコにされた感じ?

44点。ピート・キャロルコーチ就任以来9年間で、相手チームに許した最高得点とのこと。すごいですね。カレッジの試合か。ひそかに「50点いかないでよかったー。ホッ」という気もしています。

とにかくボロボロのシーホークスディフェンス。1試合平均455.8ヤードを奪われ、32チーム中最下位なのはさておき、パスプレイで失うヤードはこのままで行くと、NFL歴史上最悪となるらしい。

現在まで、試合平均362.1ヤードをパスで奪われており、レギュラーシーズン合計5794ヤードとなるペース。これまでの最悪は2011年パッカーズの4796ヤードなので、1000ヤードも記錄を塗り替える(かもしれない)という空恐ろしいことになっています。

なぜ。どうしてこんなことになったのか。ディフェンスが売り物のチームではなかったか。本来は。よよよよよ。(泣き崩れる)

この弱みを突き、ビルズはほとんどパス攻撃でシーホークスのディフェンスを切り刻みました。試合後にHCキャロルさんが「ランが無かったの予想外」って言ってたけど、これはビルズの作戦勝ち。

そしてQBジョシュ・アレンくんの豪腕が光りました。シーホークスは果敢にブリッツを仕掛け、サック7つを記録しましたが、そんなものにはビクともしない。バッタバッタとセカンダリーを滅多斬り。デカい体で投げるわ、走るわ、跳躍するわの大活躍。

ビルズはディフェンスも成功していました。WRメトカーフ、WRロケットをかなり抑え、怒涛のパスラッシュ。QBウィルソンは16回地面へ叩き付けられ、サック5回。

インターセプト、ファンブルロストが2回ずつで計4回。ウィルソンのストリップサックって、あんまり見たことないんですが、これはかなり屈辱的。

とはいえ、1ポゼッション差に追いついた時もあったんですよ。

第3クォーター終了時で20対27。勝つチャンスはあったのだと思います。しかしディフェンスがタッチダウンを許し、その直後に自陣でインターセプト。1プレーでタッチダウンに結びつくという悪夢に早変わり。

やっぱさー、ターンオーバー4回もやって、勝てるわけはないだろう。この試合は、ビルズコーチ陣の準備が優れていて、それに対応できなかったたんだろうな〜と思いました。怪我を押して出場していたCBダンバーを下げるのも遅かったし・・・。

今後、シーホークスのディフェンスは良くなるのか???

これが一番の問題です。故障者がいるのはしょうがないけど、どう対策するのか。この試合で明らかになった弱点を、克服できるのか。

敗戦とはなりましたが、この試合ではQBウィルソンのスニークが見れました。これはひょっとしてプロ入り初めて?ゴール前1ヤードで、信頼できるRBがいなかったための苦肉の策だったのかもしれないけど。

また、オフェンシブラインのルーキーGダミアン・ルイスくんがとても良い出来だったとPFFが評価していました。全てののルーキー中1位、全てのNFLオフェンシブラインマン中1位。すごい!LSUでの写真、貼っときます。ルーキーの活躍はいい。未来が明るく感じられるもの。

次はラムズ戦。なんか・・・ゴフが長いパスをバンバン通すのが目に見えるような気がするけど・・・気のせいかもしれないな。

ステップアップする選手がたくさん出てくるといいと思います!レッツゴーーー!!!

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