2021/01/23

デトロイト・ライオンズHCダン・キャンベル 就任会見で膝の皿を狙うの巻

みなさんこんにちは、プレイオフ週間をいかがお過ごしでしょうか。

勝ち残ってコマを進めるチームの一方で、他のチームでは新シーズンに向けて新体制が順当に整いつつあります。

GM(ジェネラル・マネジャー)、HC(ヘッドコーチ)職が次々と決っていますが、先日、デトロイト・ライオンズの新ヘッドコーチに就任したダン・キャンベルさんの会見が、一躍話題となっていました。

「この街(デトロイト)は蹴っ飛ばされ、殴られてきた。傷を負っている。今ここで、コーチらしい言葉も言える。『今週は必ず勝つ』って。そんなことはどうでもいい。聞きたくないだろ?そんなクソみたいな話はたくさんだ。

このチームは、この街と同じだ。街は底から立ち上がった。逆境を克服する道を見つけた。チームもそうなる。

敵の歯を蹴っ飛ばすんだ。殴り返されたら、オレたちはニヤッと笑う。ノックダウンされたら立ち上がる。立ち上がる途中で、相手の膝の皿を噛みちぎってやる。

オレたちは立ち上がる。今度はパンチ2発を食らってまた倒れる。立ち上がる時に、もう片方の膝の皿も噛みちぎるんだ。次に倒される時はパンチが3発だ。そしたら、また相手のどこかを食いちぎってやる。

最後に立っているのはオレたちだ。そういう精神でやっていくんだ」

こわ!

思わず自分の膝にサポーターをぐるぐる巻きたくなっちゃうような気分。

フットボールへのあふれる熱情を抱えるキャンベルさんは、テキサス州出身の44歳。NFL現役時代はタイトエンドで、ライオンズにも3年在籍していました。怪我のため、リハビリがほとんどでしたが、0勝16敗の2008年も経験しています。

コーチとしてはマイアミ・ドルフィンズで6年。2015年には臨時ヘッドコーチも務めています。2016年からニューオーリンズ・セインツでHCショーン・ペイトンのアシスタントとタイトエンドコーチを兼任してきました。

新しい守備コーディネーター、アーロン・グレンさんも同時にセインツからの移籍が決まっています。

映画「ビッグ・リボウスキ」の”デュード”に似ていると、よく言われるそうで、「まあ、今は髪の毛がちょっと違うけど」とも話していました。

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これはフォトショップのコラみたいですが。

新しい年、新しいチーム。チーム全員が顔を合わせるのは、たぶん春先になるんでしょうが、新コーチが決って選手の方々もやる気がふつふつと湧き出しているのに違いない。

フロントの体制が決まったら、フリーエージェントの契約、ドラフト、トレードなどなど、これからの動向も目が離せません。

今シーズンはまだ終わっていませんが、来シーズンもすでに楽しみになってます。

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