2020/10/14

【第5週】怒涛のラストドライブで5−0❗️❗️ バイキングス@シーホークス戦

バイウィーク前の第5週、サンデーナイトの試合となったミネソタ・バイキングス対シアトル・シーホークスはあいにくの雨天の中行われました。バイキングスに圧倒される中、試合時間残り2分を切って迎えた最後のドライブで、なんと逆転タッチダウンに成功。27対26で勝利を収め、シーホークスは開幕後5連勝となりました。

前半を終わって13対0。バイキングスRBクックが走りまくり、ディフェンス陣はそれを止めることができません。オフェンスもサードダウンを更新できず無得点。バイキングスのカバーが良いためQBウィルソンがボールを出せないとテレビの実況が解説していました。そうか、そうなのか。

しばらく忘れていましたが、リードされて前半終わる場面は、昨シーズンまで何度もあったこと。辛抱する試合になるのか。しかしこのままでは終わるまい、と思っていたハーフタイム。

どこをどう修正したのか分かりませんが、あっという間に大逆転したのが第3クォーター中盤です。2度のターンオーバーを得点に結びつけ、わずか2分ほど間に21対13に。

先週の試合でインターセプト未遂が何度かあったKJ・ライトは、テニスボールを使ってキャッチの練習に励んでいたとのこと。その成果がレシーバー顔負けの片手キャッチに現れました。

なーんだ勝てるじゃーん。と思ったのも束の間、バイキングスが反撃開始。RBクックは怪我でサイドラインへと去りましたが、2番手RBも走る走る。WRシーレンが連続してタッチダウンを取り、逆転されて5点差に。

試合時間残り7分でシーホークスの攻撃。よし行くぞ。と思うじゃないですか。しかし、ここでQBウィルソンがまさかのインターセプト。ダメじゃーん😱😱😱

ここぞとばかりにバイキングスが攻め込みます。追加点を上げれば勝利は決定的。残り2分でゴール前6ヤード、4th and inchesとなりました。

フィールドゴールを蹴るのか。50cm ボールを進めて相手の息の根を止めるのか。この選択が後で話題になってましたが、試合の流れから、更新を狙うしかなかったのでは。と思います。

だって、バイキングスはすでに4th and 2, 4th and 1 のギャンブルに成功しています。シーホークスのディフェンスはバタバタやられていたので、4th and inchesならもうギャンブルとも呼べません。多分イケる。

フィールドゴールでも100パーセント成功する確率は無いわけで、(ミネソタの極寒プレイオフでのミスキックが目に浮かぶ・・・)それならいっそ、ここで止めの一発を。と思いませんか。

ところが、シーホークスのディフェンスが、なぜかこれを止めてしまうんです。

残り1分57秒でQBウィルソン登場。


この試合、サードダウンは一度も更新できず、4th and 10を無理やり更新(0:18)。WRメトカーフもいいけど、25番RBホーマーが体を張ってQBウィルソンに時間を与えてるとこもいい。みんなの貢献が、一つのプレーの成功に結びつくんですよね。

第3クォーターの約2分、それから最後のこのドライブだけで勝った試合でした。

  • Total Yards

    • MIN449
    • 314SEA
  • Turnovers

    • MIN2
    • 1SEA
  • Possession

    MINSEA
    20:3239:28
  • 1st Downs

    • MIN31
    • 18SEA

また見てしまったQBウィルソンの逆転劇。

信じる力の威力。すごい。もともと感情が激しく揺れる性格ではなく、いつでもニュートラルな状態にいる訓練をしているそうですが、「勝利を信じる力」が域を超えてぶっ飛んでるこの人。このドライブ中なんか、無我の境地みたいだったんじゃないかな。

目には見えないけど、そのエネルギーみたいなもの、ハドル組んでればみんながもらうんじゃないでしょうか。お、おう!ってなるんじゃない?

ということを改めて思った次第です。

前しか見ない。とにかくポジティブ。ギリギリの試合が大好きってHCが言ってたし、またこんな試合あるはずです。

ということでバイウィーク開けは10月25日のアリゾナ・カーディナルス戦。2年目QBカイラー・マレーくん楽しみです。バイウィークとはいえ、コロナ検査は続行し選手の遠出は禁止。レストランでの食事や家への訪問者も避ける決まりとなっています。

どのチームもこれ以上感染者出ませんように。

シーズン前は、ワイルドカードでプレイオフ行ければいいなと思ってたけど、この調子じゃシード獲得できるかも???すごいぞ。そうなることを全力で祈ります・・・。


2020/10/08

【祝】負けず嫌いのジョー・バローNFL初勝利に乾杯🌟🌟🌟

みなさんこんにちは。新型コロナ感染者が増えたり、コーチが解任されたりとドラマが続くNFL界隈ですが、本日はちょっと一息入れまして、第4週のQBジョー・バローくんプロ入り初勝利を祝ってみたいと思います。

昨年はLSUでカレッジ全勝。全米チャンピオンとなった後、ドラフト全体1位でシンシナティ・ベンガルズに入団した彼。開幕1戦、2戦は惜しくも敗戦となりましたが、ペラペラのオフェンシブラインにも動じない姿、ポケット内での存在感、ガッツあるプレーで、「バローいいじゃん!すげーな!ベンガルズの未来は明るい!」と高く評価されていました。

私は第2週のクリーブランド・ブラウンズ戦しか見ていませんが、ルーキーながらチームを引っ張る姿が印象的でした。レシーバーはパスを取れ!Oラインはちゃんと守れ!ベテラン手伝ってやらんか!と、かなりやきもきしてたんですが。

世界中が、バローくんに手を貸したい気持ちだったかもしれません。

0:09 ブラウンズの選手が実際に手を貸してます・・・。

「負けは楽しくない。これまでスポーツをしてきた中で、2回続けて負けるのはこれが初めてかもしれない。ひどい気分だ」

「敗戦を受け入れることができない。0勝2敗は辛い。チーム全員が辛く感じている。負けに慣れたりはしない。修正して行く」

と語っていたジョー・バローくん。続く第3戦は引き分けに終わりました。またもやパスラッシュに苦しみ、こんな激しいヒットを食らう場面も。

おいおいおいおい!

ジョー、もうフットボールなんかせんでよか。クニに戻って畑を耕せばええ。父ちゃんも待ってると。これから静かに暮らしていこう、な?と説得したいほどの激しい当たり。

「10秒くらい息ができなかっただけだ。なんでもない」と試合後の会見で強がっていました。「引き分けは負けと同じ。勝てなかったんだから」と、悔しすぎてメラメラ怒りがこみ上げるような表情がまたいいんですよ、これ。

この試合のサックが8。このままではシーズンで74サックとなるペース、とも報道されていました。非力なオフェンシブライン。パスラッシュが襲いかかってもプレーを諦めないQB。伸ばして伸ばしてやむなくサック。こんな場面を私も何度も見てきました。シアトル・シーホークスで。

そしてまた、ふと思い出すのが、コルツのQBだったアンドリュー・ラックさん。バッタバッタと地面に打ち付けられ、それが選手生命を短くしました。そうだ、腎臓に傷を負っていたじゃないか。あっ、テキサンズQBワトソンくんも肺に穴が空いて、飛行機に乗れなくてバスで移動してたことがあった。内臓まで痛める打撲っていったいどんな。

こんなことをさせていいのか。才能あるQBはNFLの財産じゃないのか。守らないでどうするーーーーキーーーーー!!!

と気にしていたところ、第4週ジャクソンビル・ジャガーズ戦では33対25で勝利を挙げたというニュースが。なんかしらないけど、Oラインも頑張っていたそうな。サックも1と激減。素晴らしい。よかった!

スライドした後:

バロー「この2週間で学んだからね。もうヒットはさせないよ」

DE 「笑」

審判「キミはよくやってる。だけどダウンするときはダウンするんだ。忘れるなよ」

バロー「そうだね。それを学んでるとこなんだ」

審判「一度プレーが失敗したらダウンしなよ」

バロー「先週のアレ見たんだね。そうだね。勉強してるところさ」

審判「キミにはもうちょっと(NFLに)いてほしいからさ」

バロー「ボクもそう思ってるよ」

という場面がmic'd upされていました。

怪我をしないで長くやってほしい。この気持は万国共通ですね。そうだ、そしてNFLの未来を明るくしてほしい。期待の星たちよ。ルーキーのみんな頑張れー。

ベンガルズはもっと勝つと思うし、チャージャースのQBハーバートくんもすごいパスを披露しています。ドルフィンズのQBトゥアくんの登板も近い将来あるのでは。楽しみ。

2020/10/06

【第4週】快進撃が続いて4−0 シーホークス@ドルフィンズ戦

第4週が終わりました。新型コロナ感染症がリーグを揺らしましたが、スケジュールを変更してなんとか試合は消化。とりあえずホッとしました。

シアトル・シーホークスは遠征してマイアミ・ドルフィンと対戦し、31対23で勝利をあげました。4連勝でのスタートは、スーパーボウル優勝の2013年とのこと。

レッドゾーンで4th and 3のコンバート失敗、エンドゾーンでのインターセプトというお粗末もありました。しかし、前半残り24秒でボールが回ってくると速攻でタッチダウンという場面も。QBウィルソンがいつもどおりに長いパスを決め、試合の主導権を握っていたように思います。オフェンシブラインも、昨年までと比べると格段に良くなっている印象。投げる時間をウィルソンに与えているじゃあないですか。

2年目WRメトカーフが、ここまでレシーブ403ヤードで、WRステフォン・ディグスと並んでリーグ1位。このペースで行くと、1600ヤードのシーズンになるか?いやいや、そんなワケはないと思いますが、かなりの数字が期待できるのでは。

ディフェンスでは、10年目のKJ・ライトが輝きました。惜しいインターセプトもあった。でもいい。新人の活躍も嬉しいけど、イキイキしたベテランも胸アツです。

ディフェンシブバックの選手の故障が続き、代役として練習生から昇格したSライアン・ニールも良いところを見せていました。イーグルス、ファルコンズでも練習生をしていたという3年目の選手。なかなかロースターに残ることができませんでしたが、やっと訪れたチャンスです。

先週のカウボーイズ戦では、内ももを痛めたSアダムスに代わって途中出場。最後にQBプレスコットのパスをエンドゾーンでインターセプトして勝利を決めました。この試合では最初のドライブでインターセプトに成功。2試合連続。なんと。全スナップをプレーして、勝利に大貢献です。

特筆しておきたいのは、チームのペナルティがゼロだったこと。素晴らしい。「せっかくの場面でホールディング」とか無いの、良いですね。ガッカリすることがないって、結構重要だと感じました。

さて、マイアミへは同行せず、お家で留守番していたジャマール・アダムス。ヘルメットをかぶって観戦する姿がなかなか良かったです。

「その写真は見てないけど、私もヘルメットをかぶって寝たことがあるから気持ちはわかる」とHCキャロルさんが会見で話していました。

月曜日の時点でまだかなり痛みがひどく、走ることもできないらしい。次のバイキングス戦の後はバイウィークとなるので、無理せず休んでほしい気がします。

今回はテネシー・タイタンズでクラスター、ニューイングランド・ペイトリオッツでQBニュートンが新型コロナに感染と発表された訳ですが、これからも選手の感染は予想されます。バイウィークでも検査は続行、旅行は禁止、みたいな話も聞きました。厳密なバブルではないけれど、選手もスタッフもかなり制限された日常生活を送っているのだと思います。

試合ができるだけで儲けもの。でもなんとかシーズン最後まで、スーパーボウルまで試合が続くといいな!

2020/09/29

【第3週】飛ばし続けるウィルソン幻の6TD カウボーイズ@シーホークス戦

 NFL第3週、シアトル・シーホークスはダラス・カウボーイズと対戦し、38対31で勝利をあげました。先週に続き、最後の最後まで分からない状況。昨年は「負けてるけど勝つかも」が多く、今年は「勝ってるけど負けるかも」に変化したのかな。

QBウィルソンは、先週までの試合に比べると「ちょっとパス出すの遅いんじゃ」という場面もありましたが、それにしたって315ヤード、5タッチダウン。WRメトカーフくんの、あのミスがなかったら、もっとスタッツだって伸びてたはず。

下のビデオの0:31。タッチダウンに浮かれちゃいました、ちょっと早く。あちゃー。

「二度とすんなよ」とウィルソンが伝えたそうです。二度とすんな。そのとおり。うなだれて聞くしかありませんな。

オフシーズンにはサンディエゴやメキシコで一緒に練習を積みました。泳げなかったメトカーフに水泳を伝授し、「弟みたいなもんだ」と言っていたウィルソン。このくらいで信頼をなくすハズはなく、最後の決勝タッチダウンはメトカーフくんでした。よし。二度とすんなよ。

スタッツを見ると、メトカーフ110ヤードにWRロケット100ヤード。レシーバー二人が100ヤード超えなんて、昨年まではなかったのでは。オフェンス変わりました。

ディフェンスはと言うと、カウボーイズRBエリオットに走られていなかったので、ランディフェンスはまずまず。しかし長いパスをボンボン決められて、許したヤード数が522。ザルや・・・。

第3週までの被ヤード数でリーグ最下位、1試合平均497.3ヤードを許しています。うわー、さすがにこれは。これから修正して行くことと思いますが、今シーズンの大きな課題となりそうです。

しかしながらインターセプト、ファンブルでターンオーバーを獲得したのもディフェンスで、これが試合を分けました。セーフティでの得点もあったし。

Sジャマール・アダムズ初め、何人かこの試合でも故障者が出ましたが、幸いシーズンエンドになる重症はなし。それでも2−3週間は様子を見ながらということになるでしょう。

RBクリス・カーソンはカウボーイズDTヒル選手に脚をねじられて膝を負傷しました。すでにカーソンがダウンしているのに、脚をつかんで力任せに1回転させるという、恐ろしい技。

そうでなくても怪我する確率100パーセントのスポーツなのに、どういうつもりなのか。フットボールするのやめろ。この後もウィルソンにヘルメットtoヘルメットでぶつかってたし。NFLが罰するかは分からないけど、この名前は覚えておくぞ。

次戦は第4週ということで、レギュラーシーズンも4分の1が終了しました。早いです。マイアミへの遠征になりますが、選手・スタッフはホテルから外出禁止。マイアミ出身の選手も多いけど、家族・親戚とは会えないみたい。感染を防ぐため、リーグの規制がかなり厳しそうです。

テネシー・タイタンズでクラスターが出たというニュースもありました。今後のリーグ全体の動向も気になります。無事にシーズンが続行しますように。


2020/09/26

いきなりの先発にジャスティン・ハーバートの家族もビックリの巻

 「先発チームでの練習も少ない。試合直前での先発通告。自分用ではないゲームプラン。NFLのベストチーム・QBとの対戦。プロ初戦。しかしジャスティン・ハーバートは素晴らしかった」

と往年のQBカート・ワーナーさんも驚いたロサンゼルス・チャージャーズQBジャスティン・ハーバートくん。第2週のカンザスシティ・チーフス戦で急遽先発を務め、大健闘しました。

先発するはずだったQBテイラーの欠場が決まったのがキックオフの前。日曜日にのんびりしてたら「息子がテレビに出てきて驚いた!」というハーバート家の記事があったので、紹介します。

オレゴン州ユージーンに住む父親マイクさんは、サイドラインの息子の顔が少し見えれば、というつもりでテレビの前に。しかしコイントスの後、異変に気づきます。ジャスティンがフィールドに。

「ホリー(妻)を大声で呼んだんだ。違う部屋にいたからね。ジャスティンが出るぞって叫んだら、ええ!?って走ってきた。二人で顔を見合わせたよ、心臓にパンチを食らったみたいに。そんな話は聞いてないんだもの」

ジャスティンの兄ミッチェルからもテキストメッセージが届きました。コロンビア大学医学部で、月曜朝には試験を控えていましたが、弟のプロ初試合観戦のため一時勉強中断。オレゴン大学でタイトエンドをしている弟パトリックは走って帰宅。

最初のドライブ、チャージャーズはゴール前4ヤードまで攻め込み、QBハーバードが持ち込んでプロ入り初タッチダウン。

「人生の中で一番楽しい15分だった」とハーバートくん。

「みんな飛び上がって、『なんてこった!NFLでタッチダウンだ!』って。あの気持は表現できない」とお父さん。

オレゴン大学での初タッチダウンとよく似ていました。リリーフとして途中出場し、その時もゴール前4ヤードから右に走ってのタッチダウン。

高校時代のコーチも、父親マイクさんにテキストメッセージを送りました。

「私も感動してね。目に涙が浮かびました。変かもしれないけど、本当に嬉しくて」と語るジョンソンさんは、ジャスティンが8年生の時にはバスケットボールでもコーチをしていました。

試合の後、ふくれっ面をしていた男の子が、高校ではリーダーシップを見せるようになったと語ります。プレーだけでなく、人間としても成長する姿を見てきました。

ドラフトの時、ジャスティンが「静かすぎる、声高に指揮を執るリーダーではない」と批評されたことに、ジョンソンさんは不満でした。

「リーダーシップにはいろんな形がある。高校でのジャスティンは、選手の手本となっていた。自分の胸を拳で叩いたりはしない。

オレゴン大学も最初は心配していた。口数が少ないってね。だから私は言ったんです。リーダーシップの取り方が違うんだと。ハドルで司令を出せる勝者、それが彼。タッチダウンの時だけ飛び上がって喜ぶような、そんな選手じゃないんです。

試合の後、彼は私にメッセージをくれました。『コーチ、フットボールをして最高に楽しかったのは久しぶりです』ってね。いいでしょう?大学へ行く時には誰のレーダーにもかからなかった子が、1巡で指名され、デビュー戦では少しのミスはあったけれども素晴らしい試合を見せたんです」

父親マイクさんは、チーフスSタイラン・マシュー選手がエンドゾーンでタッチダウンを阻んだプレーが忘れられません。

「いいか、ジャスティン。カレッジではそれで通ったかもしれないけど、ハニーバッジャー(マシュー選手のニックネーム)には通用しない。でも、彼はよくやっていた。チームに勝利を呼び込めるようになってほしい」

NFLの試合に背番号10をつけた息子が現れ、スナップを受ける姿は「夢が実現したようだった」と語っています。

ジャスティン・ハーバートくんは身長198cm、体重107kg。ほとんど2メートル。調べてみたらキャム・ニュートン(196cm)よりデカいじゃないの。

巨体で身のこなしも速い。ラインバッカーにぶつかって、ひとりで素早く立ち上がっていました。

下の写真はクリックして見てほしいんですが、魚をつかんで嬉しそうなハーバートくんです。高校の「釣りクラブ会長」という肩書がついています笑。


こちらは試合の中のプレーを解説したもの。

0:55 - プレッシャーにもかかわらず、セーフティの頭を超えるきわどいパス成功。

1:41 - ブリッツにも動じない。しっかり前を見てパス。

2:51 - 状況を判断する力。ランニングバックのようなキレ。コンタクト後でも数ヤード稼ぐことができる身体能力。

ベンガルズQBバローくんといい、ハーバートくんといい、ポケットで怯まないルーキー、素晴らしいなあ。これからの試合に大いに期待しようっと。

第3週、チャージャーズは対パンサーズ、ベンガルズは対イーグルス戦です。プロ入り初勝利はどちらの手に?

2020/09/24

タイロッド・テイラーの肺に穴があいて無期限試合欠場かもしれない件

え、びっくり。

ロサンゼルス・チャージャーズのQBタイロッド・テイラーさんが先週の試合を欠場したのは、実はチームドクターが鎮痛剤を注射する際、針が肺に刺さったのが原因であることが本日の報道で明らかになりました。

試合当日には、ウォームアップ中にQBテイラーが胸を痛め、急遽ルーキーQBジャスティン・ハーバートが先発することになったと発表されていました。

突然のデビューでしたが、昨年のスーパーボウルチャンピオン、カンザスシティ・チーフスを相手に互角の試合。延長戦で負けはしたものの、ドラフト6位選手の活躍にチャージャースファンは胸を踊らせたのではないでしょうか。

なのに、試合後の会見では「100パーセントの状態であれば、テイラーがウチの先発である」と頑なにテイラーを推していたHCアンソニー・リンさん。

今となってはガテンがいきます。だってチームのミスで選手に怪我させといて、「先発おろす」なんて、ちょっと言えません。

第1週シンシナティ・ベンガルズ戦の最初のドライブで、肋骨2本にヒビが入ったというQBタイロッド・テイラー。しかしそのまま試合を続け、MRI検査を受けたのは週末になってから。金曜日の故障者レポートには名前がありましたが、練習に参加後、レポートから名前は消えました。

キックオフの前に、鎮静剤を肋骨周辺に注射して試合に出場するつもりでした。しかし、肺に穴が空いたため呼吸が困難になり、一晩入院することに。

元NFL選手パット・マカフィーさんによりますと、このような処置は割りと頻繁に行われるらしいです。効果が4時間しか持たないので、試合直前に注射する。患部に直接注射する。手術など、どんな治療でも間違いが起こる確率は必ずある。

マカフィーさんの選手仲間の話によると、注射を打つ前には「肺に針が刺さる危険性もある」と医師からの説明があるそうです。だって、肋骨周辺に注射するわけですから。

(そうだ、と私も思い出しました。ずっと昔に手術したことがあったけど、痛くてワケ分かんなくなってストレッチャーに乗ってる時に、同意書にサインをしたことがあった。もし間違いが起こっても、病院と医師には何の責任も問いませんというやつですね)

小数点以下何パーセントか分からないけど、その万が一の事故で、肺まで針が通っちゃったということなんでしょう。不運。

「こんなこともあるよ」とHCリンさんは語っています。「タイロッドは怒ってないよ。気を悪くしていない」って、ホントかーーーーーーーー!!

事業主の過失で労働者に怪我を負わせたら補償問題とか出てくんじゃないのー?

骨にヒビが入っているのに、さらに身体に打撃を受ける試合に出場することが当たり前の仕事なんだな、と改めて思います。

チャージャーズとしてはQBタイラーにプレーしてほしいようなんですが、とりあえずドクターストップ。いつ復帰できるかは分からないとのことです。

本人は試合をしたいことだろうなあ。しかし視聴者としては、やはりジャスティン・ハーバートくんを見たいような気もします。先週の「ひょっとして」という輝きを、また見せてくれるのでしょうか。1勝1敗のチャージャーズ、今週はカロライナ・パンサーズ戦です。

2020/09/22

【第2週】ウィルソンが5TD ディフェンスがゴールラインを死守した ペイトリオッツ@シーホークス戦

NFL第2週目が終わりました。なんか、あっという間。シアトル・シーホークスはサンデーナイトでニューイングランド・ペイトリオッツと対戦し、勝利をあげました。最後のプレーを守りきって35対30。

試合開始直後、TEオルセンの手をすり抜けたボールがピック6に。アチャーという出だしでしたが、こんなことはよくあるのがフットボールです。シーホークスオフェンスは順調にヤードを稼ぎ、14対14対でハーフタイムへ。

やはり去年とは一味違う試合運びです。前半でモタモタしてないんだもの。QBウィルソンが要所でタッチダウンを取ってくれたりするんです。この日は288ヤード5タッチダウン。長いやつがあっちこっちへ飛んでいました。プレッシャー受けながら、よくあんなの投げれるもんです。

レシーバーも見せ場を作っていました。2年目WRメトカーフくん、どうですか。昨年のディフェンス最優秀選手CBギルモアを相手に負けていません。


この二人、一晩中やりあっていて、一時はサイドラインで乱闘になるかというほど。デカい、速い、ルートだって走れます。3コーンドリルが遅かったばっかりに、ドラフト順位は下がりましたが、今は後悔しているチームもあるはず。これから大いに期待したい選手です。

WRムーアのタッチダウンも見事でした。去年まで3番手もしくは4番手のレシーバーを努めていましたが、大きく成長している姿には嬉しさもひとしお。右足がパイロンに触ったから、とっさにラインの内側に足を戻してる。素晴らしい。

2018年からの記録では、2番めにキャッチが難しいパス(コンプリートの可能性6.3パーセント)との記録が出ています。↪Next Gen Stats

ペイトリオッツのディフェンスを容易に攻め込んでいたのがすごい。一方ペイトリオッツも、QBニュートンがパスをスカスカ通していました。近年は故障続きでしたが、完全復調の様子。新しいチームでイキイキしてたのが良かったです。

第4クォーター残り4分半、タッチダウンを決めて35対23。「勝った」と思いましたよ。でもそんなに楽に終われるはずがない。ニュートンがすかさずランで駆け込んで5点差に。2ミニッツでシーホークスのボールとなりました。

ファーストダウンを取れば終わりのはず。なのに、3rd and 1でWRロケットへの深いパスがインコンプリートになってしまうんです。走るとかスラントとかで1ヤード進めばいいじゃないですか普通なら。

ディフェンスのポジション見て、ロケットがイケると思ったのかもしれません。去年なら2ミニッツで追いかけてる場面なのに、リードしてたから混乱したのかもしれません。いや、やはりここは、ペイトリオッツだから簡単に行くわけないんです。

で、来ました、ここに。残り3秒、1st and goal でゴール前1ヤード。ああ、ニュートンがノシノシとゴールラインを割る姿が目に浮かぶなァ・・・と、その瞬間に止まった!2年目のドラフト1巡DEコリアーとSヒルが止めたった!

いやー、勝てた。昨年は期待されながらも怪我で不発のコリアーと、セーフティ二人が退場した後の助っ人ヒル、というところも嬉しい。

後日、スナップ前にLBボビー・ワグナーがプレイを読み、チームに指示を出したと報道されていました。

「ボビーが、前と同じランプレイで来ると。だからその通り横に行った。キャプテンに従っただけ。だからチームでビックプレイができたんだ」とコリアー談。

ワグナーが69番を押した一撃がニュートンの進路を塞いだという解説も。うーん、ボビー頼りになる。


ということで、シーホークスは2勝となりました。ウィルソン、飛ばしています。今週は各チームで故障者が続出しました。OTAやプレシーズンがなかったせいなのか。シーホークスでは、LBアービン、SブレアーがACLを痛めてシーズン終了。

怪我を避けられないスポーツとはいえ、辛い。。。

来週はホームでダラス・カウボーイズ戦です。感染対策も成功していて素晴らしい。このまま乗り切ってほしいです。ドルフィンズ対ジャガーズで幕を開ける第3週もむちゃ楽しみ〜。