みなさんこんにちは。新型コロナ感染者が増えたり、コーチが解任されたりとドラマが続くNFL界隈ですが、本日はちょっと一息入れまして、第4週のQBジョー・バローくんプロ入り初勝利を祝ってみたいと思います。
昨年はLSUでカレッジ全勝。全米チャンピオンとなった後、ドラフト全体1位でシンシナティ・ベンガルズに入団した彼。開幕1戦、2戦は惜しくも敗戦となりましたが、ペラペラのオフェンシブラインにも動じない姿、ポケット内での存在感、ガッツあるプレーで、「バローいいじゃん!すげーな!ベンガルズの未来は明るい!」と高く評価されていました。
私は第2週のクリーブランド・ブラウンズ戦しか見ていませんが、ルーキーながらチームを引っ張る姿が印象的でした。レシーバーはパスを取れ!Oラインはちゃんと守れ!ベテラン手伝ってやらんか!と、かなりやきもきしてたんですが。
世界中が、バローくんに手を貸したい気持ちだったかもしれません。
0:09 ブラウンズの選手が実際に手を貸してます・・・。
「負けは楽しくない。これまでスポーツをしてきた中で、2回続けて負けるのはこれが初めてかもしれない。ひどい気分だ」
「敗戦を受け入れることができない。0勝2敗は辛い。チーム全員が辛く感じている。負けに慣れたりはしない。修正して行く」
と語っていたジョー・バローくん。続く第3戦は引き分けに終わりました。またもやパスラッシュに苦しみ、こんな激しいヒットを食らう場面も。
おいおいおいおい!
ジョー、もうフットボールなんかせんでよか。クニに戻って畑を耕せばええ。父ちゃんも待ってると。これから静かに暮らしていこう、な?と説得したいほどの激しい当たり。
「10秒くらい息ができなかっただけだ。なんでもない」と試合後の会見で強がっていました。「引き分けは負けと同じ。勝てなかったんだから」と、悔しすぎてメラメラ怒りがこみ上げるような表情がまたいいんですよ、これ。
この試合のサックが8。このままではシーズンで74サックとなるペース、とも報道されていました。非力なオフェンシブライン。パスラッシュが襲いかかってもプレーを諦めないQB。伸ばして伸ばしてやむなくサック。こんな場面を私も何度も見てきました。シアトル・シーホークスで。
そしてまた、ふと思い出すのが、コルツのQBだったアンドリュー・ラックさん。バッタバッタと地面に打ち付けられ、それが選手生命を短くしました。そうだ、腎臓に傷を負っていたじゃないか。あっ、テキサンズQBワトソンくんも肺に穴が空いて、飛行機に乗れなくてバスで移動してたことがあった。内臓まで痛める打撲っていったいどんな。
こんなことをさせていいのか。才能あるQBはNFLの財産じゃないのか。守らないでどうするーーーーキーーーーー!!!
と気にしていたところ、第4週ジャクソンビル・ジャガーズ戦では33対25で勝利を挙げたというニュースが。なんかしらないけど、Oラインも頑張っていたそうな。サックも1と激減。素晴らしい。よかった!
Winning is fun
— Joey Burrow (@JoeyB) October 4, 2020
スライドした後:
バロー「この2週間で学んだからね。もうヒットはさせないよ」
DE 「笑」
審判「キミはよくやってる。だけどダウンするときはダウンするんだ。忘れるなよ」
バロー「そうだね。それを学んでるとこなんだ」
審判「一度プレーが失敗したらダウンしなよ」
バロー「先週のアレ見たんだね。そうだね。勉強してるところさ」
審判「キミにはもうちょっと(NFLに)いてほしいからさ」
バロー「ボクもそう思ってるよ」
という場面がmic'd upされていました。
.@JoeyB's still working on his slide after his welcome to the NFL moment last week. 😅@Bengals pic.twitter.com/JJPNp8t5gI
— NFL Films (@NFLFilms) October 6, 2020
怪我をしないで長くやってほしい。この気持は万国共通ですね。そうだ、そしてNFLの未来を明るくしてほしい。期待の星たちよ。ルーキーのみんな頑張れー。
ベンガルズはもっと勝つと思うし、チャージャースのQBハーバートくんもすごいパスを披露しています。ドルフィンズのQBトゥアくんの登板も近い将来あるのでは。楽しみ。
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