2020/10/24

【ラッセル・ウィルソン談】ここまで来た!アスリートの体と心のコンディショニング

みなさんこんにちは。本日はシアトル・シーホークスQBラッセル・ウィルソンさんの体と心のコンディショニングについてご紹介したいと思います。

来月32歳になるウィルソンは、45歳までプロを続ける意向。日頃から練習と準備の大切さを語っていますが、先日のポッドキャストで、その程度が半端ないことが明るみに出ました。びっくりですよ。

まずオフシーズンでも休暇でも、ウィルソンが行くところどこへでも同行するトレーナーがいます。家族でのメキシコ旅行にも帯同しました。

えぇーパパやだ。プライベートなバケーションに仕事の人連れて来ないで。家族でゆっくりしましょうよ。とはなりません。奥様シアラのトレーナーも兼任しているそうです。(当然ベビーシッターも同行かな)

また理学療法士、体の動き専門のトレーナー、マッサージ師、シェフ2人を専属で雇っています。

シェフ2人も要るぅ?!ツッコミたくなりますが、ウィルソンが要るというなら要るに違いありません。

高気圧酸素装置も所有。高気圧酸素装置?白雪姫が寝ていたガラスの棺桶、またはSF映画に出てくるカプセルが目に浮かびましたが、携帯用もあるようです。日本では酸素カプセルと呼ばれているのかな。血液中の酸素を増やし、疲労回復を促進するらしいです。

アスリートには使用者が多く、バイキングスQBカズンズさんも「僕の部屋にもあるし、チームでも持ってる選手2、3人いるよ」と語っています。かなり普及してるのかも。

試合後「体が普通に戻るのは木曜日」と、かつてウィルソンが言ってたほどですから、選手にとって体の回復は一番重要な課題。週に2−4回ほど使用するそうですが、このカプセルを2つ持っています。

2つも要る?!いやいや、彼がそういうなら必要に違いない。

こうした設備や人件費など、身体機能の回復に年1億円以上を費やしています。「体の手入れは週何回やるのか?」という質問には、「何回って?365日だよ」と返すほど。クリスマスと感謝祭があるので363かもしれないけど、とにかく毎日。徹底しています。

もう一つ重要なのがメンタルトレーニングで、これには10年来指導を仰いでいるコーチがいます。大差で負けている試合でも、浮き沈みのないニュートラルな精神を保つこと。周りが興奮して早口になるような場面では、ゆっくり喋って時間を遅くすること。心臓の鼓動を遅くする訓練にも取り組んでいます。

心拍数を遅くする?!そんなことができるのか。ウィルソンならやりかねないと思わせるところが怖い。

ビジョンを口に出すこと。次に何が起こるか、周りに伝えて信用させること。ハドルではチームメイトの目を見て語りかけ、信じ込ませる。そういうことをしています。

下の映像を見ると、「いいことが起きるぞ!勝つぞ!」って盛んに言ってまずが、これ、チームメイトに聞かせてるんだね。魔法にかける呪文なんだね。

毎日何らかのメンタルトレーニングをしており、土壇場では時間が止まると話していたウィルソンです。

また、こんな話も披露。

ドラフト前にブロンコスの施設に招待された時、ロッカールームで見かけたのがQBペイトン・マニング。「あれ、キミ、見たことがあるけど?」と声をかけられ、「ラッセル・ウィルソンです!パッシングアカデミーにいました!」と返答。マニング主催のQB養成アカデミーで、トップ12に選ばれたことがありました。

オフシーズンなのに一人でロッカーに座り、蛍光ペンでノートに線を引いて学んでいる大先輩に感銘。いつでも最大限の力で準備に努めること。帰りの飛行機で、自分の目標をノートに書いて誓いました。一生忘れられないと話しています。

フットボールに賭ける姿勢が半端ないですね。だから日曜日にあんなプレーができるんだな。すごいなあーーーー。

ということで、ウィルソンには全幅の信頼を置いています。それでも試合はどうなるか分かりません。サンデーナイトのカーディナルス戦勝つといいな〜。またギリギリの試合になるかもしれないけどね〜。

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