2016/12/27

プレイオフに向けて不安もいろいろ カーディナルス@シーホークス戦

シーズンもいよいよ大詰めの第16週は、アリゾナ・カーディナルス対シアトル・シーホークス戦でした。これに勝てばNFCディビジョン第2シードが確定し、バイウィークを得ることができたはずのシーホークスでしたが、34対31で敗戦。(涙)

今シーズンのシ-ホークスは週によって浮き沈みが激しく、調子がいいんだか悪いんだか、勝てるチームなんだか勝てないチームなんだか、さっぱり分かりません。

この試合でも、前半はディフェンスぼろぼろ。オフェンシブラインは全くの役立たずで、QBヒット&サックされまくり。ハーフタイムで14対3。

後半第4クォーター残り4分10秒の時点で、31対18。あかん・・・。’

しかし、この点差でも、ラッセル・ウィルソンさんはベンチで「逆転だァ!」ってチームを鼓舞してんだろうなあ・・と思っていたら、本当に追いつきました。3分あまりで2つタッチダウンして。

31対31。残りは1分。こんな試合を何度見てきたことか。第4クォーターに入ってからの奇跡のカムバック。またこれか・・・(震え声)。しかし、タッチダウン後のエクストラポイントをキッカーのハウシュカさんがミス・・・・。


この後、リチャード・シャーマンさんがハウシュカさんのヘルメットを両手でつかんで励ましてたんですけどね。「大丈夫だ、ディフェンスが踏ん張って、もう一度チャンスを作るぜ」って言ってたのかな。でもディフェンスはダメだったよ。1st ダウンを2回取られて、フィールドゴールで試合終了。

ああ・・。きわどい試合に勝てないのはつらい。弾みをつけてプレイオフに臨みたいのに。いったいこれでポストシーズンを戦っていけるのか?と不安がひたひたと押し寄せてきました・・・。しかし、それに目を背けてはいかん。克服してほしい問題点は、まずこれだ!

1.オフェンシブライン

シーズン中ずーっと問題を露呈してきたオフェンシブラインですが、この試合でもひどかった。サック6回に、QBヒット14回。でも、後半になってやや持ち直したし、やればできると思うんだよ。Oラインの皆さん、オフェンスの出来はあなたたちの手にゆだねられているんだ、耐えてくれ~。

え?ラッセルどこ・・・?呆然と立ちすくむ大男たち。ちょっと、あんたら!


今シーズンのOライン・・・。


こんなにひどいと、もうあとは良くなるしかないだろう、え?

2.ラン

この試合でも、ランゲームが皆無でした。RBトーマス・ロールズさんは肩を痛めて途中退場し、RBコリンズさんが出てきたけど、ランニングバックによる獲得ヤードは計36。(ガーン・・・)

これはOラインの出来とも関係あるんでしょうが、それでも。これじゃあオフェンスが組み立てられない。ペイトリオッツ戦で活躍し、現在故障中のCJ・プロサイスさんは、プレイオフに出場できるんでしょうか???

誰でもいい、走れる人がいたらチャンスだよ!未知の力をみんなに見せてほしいぞ!

3.ディフェンス

シーホークスの強みであったディフェンスも、あれ?と思うようなミスを犯しています。この試合、前半では80ヤードタッチダウンを許しました。第4クォーターでは、20点も献上している!こんなんで勝てるわけないだろう!

セーフティのアール・トーマスさんが抜けた穴は、そうとうにデカいのかも。

しかし、そう言ってもおれません。若手が台頭するしかない。がんばれ!

4.スペシャルチーム

リーグを見渡してみても、フィールドゴールで勝敗が決まった試合が今シーズンはいくつもありました。このカーディナルス戦でも、フィールドゴールを一つブロックされ、エクストラポイントに失敗しています。そういえば、カーディナルスとの1戦目、引き分けになった試合でも、ハウシュカさんミスしてたよね・・・。(カーディナルスのカタンザロさんも)

プレイオフでも、スペシャルチームの出来が大きく試合に影響するのではないでしょうか。どのチームも。

よろしく頼むぞ・・・。

さて、最後になりましたが、この試合ではシーホークスの小鹿くんことWRタイラー・ロケットさんが怪我をしてシーズン終了となりました。(泣)

ロケットさんが倒れている間、ダグ・ボールドウィンさんが彼の上に覆いかぶさって、必死に何か語り続けていました。足首のまわりは血だらけで、脛の骨が二つ折れていました。うう・・・。

でも手術が無事に終った後、ファンの皆さんに元気なところを見せてくれましたよ~。


「メッセージを送ってくれたみんな、ありがとう。手術は成功だったよ。どんなことがあっても、神様は味方だ。このシチュエーションを、他の人の役に立つことに使うからね。見ててね」

なんて言ってますよ。タイラー、なんてやつ・・・。

こんな試合でも、いいニュースがありました。それは、3週間前の試合で骨折し療養中のアール・トーマスさんが「来年必ず戻ってくる」と決心したこと。

試合を観戦中、居ても立ってもいられない様子でツイッターに投稿していたトーマスさん。やっぱ見てるよりプレイしたいよね!あー、よかった。

ということで、レギュラーシーズンはあと1試合を残し、プレイオフへ。シーホークスが49ers戦に勝ち、ファルコンズがセインツに負ければ、シーホークスの第2シードが確定します。セインツ、勝ってやーーー!!

アール・トーマスさんもタイラー・ロケットさんも失って、今年はシーホークスの年じゃないかも・・という気持ちは禁じ得ません。しかしその一方で、なんか思いもかけないような勝ち方をするんじゃないか?ラッセル・ウィルソンがまた土壇場でミラクルを起こしてくれるんじゃないか?という期待も捨て切れません。

プレイオフどうなるんだろう?番狂わせ、絶対来るよね?

予測できない未来に胸が震える・・・。

4 件のコメント:

  1. プレイオフ勝ってほしいですね~。
    シャーマンの凄みのあるプレーが見たいです。

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    1. いつもコメントありがとうございます!
      最終戦はきちんと勝ってプレイオフに弾みをつけてほしいです!がんばれ~

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  2. 遅レス失礼します。
    かつはじめまして、トリバンと申します。
    全く同感です。
    さて、今からGamePassで最終週チェックします。
    関学の負けを引きずった手負いですが。(^^ゞ

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  3. トリバンさん、こんにちは!
    最終週どうでしたか?あんまりよくなかったすよね・・・
    むぅ~心配。でもSBまで行くって気もします。
    プレーオフ楽しみです!

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