2016/07/17

選手から不満が出たらこうする:ベリチック式

さて、今週はニューイングランド・ペイトリオッツのクォーターバック、トム・ブレイディさんが、4試合出場停止処分を受け入れることにしたというニュースがありました。

2014年シーズンのプレイオフ、インディアナポリス・コルツ戦で、空気を故意に抜いたボールを使用した疑惑、いわゆるデフレートゲートが、これで一応終息と。

最高裁まで上告することもできるけど、もーいい!と決断したトム・ブレイディさんに、とりあえず拍手を送りたいです。だってもー、長かったもん!

空気が入ってた入ってないって、そんな(くだらない)ことで、足掛け2年もモメるってwwいったい。NFLコミッショナーのグッデルさんとブレイディさんのどっちが強いかごっこで、最高裁まで行ったら、それこそ税金の無駄遣いもいいとこ。弁護士ばっかに儲からせてどうするよ。

出場停止になろうがなるまいが、トム・ブレイディの潔白を信じる人はずっと信じるだろうし、ウソついてると思ってる人は思ったままだろうし、もーいいよね、どうでも。

と、そんなニュースを聞きながら、そういえばベリチック師匠は「俺は何にも知らねーよ。トムに聞いてくれよ」って問題を放り投げてたよね・・・と、ふと思い出したわけです。

で、ビデオを見てみました。(ヒマ・・・)

そしたら結構面白かったんよ。




「私個人の哲学として、練習で使うボールはできるだけ悪い状態のものを選手に使わせている。ぬれていたり、ベトベトしていたり、冷たかったり、滑ったり、とにかく、扱いにくくできるところがあれば、扱いにくくして使っている。

もし選手がそれで不満を言うような場合、私はボールをさらにひどい状態にする。そうすると、選手は黙る」

ひょえ~。ベリチック師匠~。

「どんなボールであれ、ボールの状態を、言い訳にはしない。それが私の哲学である」

「クォーターバック、キッカー、スペシャリストの誰にでも、ボールの好みがあるだろう。彼らは私よりもよくボールのことを知っている。時折、彼らからボールについてのコメントを聞くことがあるが、私は聞く耳をもたない。いっさい同情はしない。ゼロ」

うぉー。ハードボイルド。

いいねぇ、この人。あくまでも鬼のベリチック師匠。記者会見は、このとおりいつも不機嫌。記者たちに説明しなければならない不快感まる出しww。

記者からの質問には、「私の知っていることはすべて話した」「それは説明できない」の一点張り。ここでも聞く耳持たずww記者に協力しようという気持ち皆無wwあ、こんな人もう一人知ってる~マーショーン・リンチさんだ~

こんな厳しい、付け入る隙もないようなビル・ベリチックさんですが、娘さんとは仲良しなんですよ。スーパーボウルで勝った時には、娘さんとキスしてたのがニュースになってましたよ。

もし見たい人は、Belichick daughter kiss で画像検索してみてくださいね。鬼のベリチックの意外な一面を見ることができますよ。

ということで、トム・ブレイディさんは4試合出場停止。その代わり、控えQBのジミー・ガロポロさんが登板する?のかな。

どんな選手かな~とけっこう楽しみです。新しい選手を見るの、いいよね!

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