2020/12/03

【第12週】とりあえず勝ったけどウェンツは一体どうしてしまったのか シーホークス@イーグルス戦

先週はサースディナイトの試合だったため、今週のマンデーナイトまで中9日。けっこう待ちくたびれていたフィラデルフィア・イーグルス戦でしたが、シアトル・シーホークスは無事に勝ち星をあげることができました。23対17。結局1ポゼッション差ですが、勝ったので良し。

シーホークスは立ち上がりから、なんと2回連続で4th downの更新に失敗。1度目はゴール前2ヤードから、2度めは敵陣37ヤードから。競った試合であれば致命的なミスとなったでしょうが、イーグルスの不調に助けられ、挽回することができました。

1ヶ月ぶりにRBカーソンとCBグリフィンがラインナップに戻ったのが嬉しいニュース。カーソンの力強い走りが炸裂して、安心しました。

WRメトカーフは自己最高のレシーブ177ヤードを記錄。ブロックのミスがあり、ドロップもあったけど大活躍です。通算レシーブヤードでは現在リーグ1位だって。へえええ、すごい。そんな選手がシーホークスにいるとは。

「ボクはデトロイトでメガトロンと一緒だったけど、キミはまだまだだな」と試合前にイーグルスのディフェンシブコーディネーターに言われたというメトカーフくん。闘志に油を注がれ、メラメラと燃え盛ったようです。

でも実際負けてない。

2018年にカレッジの試合で首を怪我。一時は選手生活を危ぶまれるも、プロ入りを表明。ドラフトでは見過ごされ、ワイドレシーバーとしてはやっと8番目に指名される。そしてプロ入り2年目でNFLのトップに躍り出るって、天と地の振り幅がすごいです。たった2年で、この差。

そりゃあ怪我のあとは自分を疑った時もあったでしょう。それでもトレーニングを重ね、今の場所まで来たことに感服します。まだ22歳。(ってウィルソンがいつも言ってる)

怪我から5ヶ月後、コンバインで良い結果を出し(40ヤードダッシュのあと?)お母さんに電話したところ。DK頑張ったよ。

しかしこの試合で一番印象に残ったのが、イーグルスのQBカーソン・ウェンツでした。

2017年にはMVP候補になる活躍をしながらACLを負傷。復帰後、ずっと低迷が続いています。今シーズンも不調と聞いてましたが、改めて試合を見て愕然とするくらい。

ターゲットの外れたパス多発。要所でレシーバーのドロップ。パスとレシーバーの走る方向がズレてて、コミュニケーションできてない感じ。パスプロテクションなし。サック6。ランニングバックがパッとせず、QBが一番走る。

ギクシャクした感じが拭えません。それなのに、コーチはなんの対策もせず使いっぱなし。みたいに見えました。

このままやらせていいのか?なんでQBジェイレン・ハーツをちょっと出してすぐ引っ込めるのか?どういう意図があるのか?残り3分からハーツを出しても良かったのでは。

不調に悩むQBをベンチに下げて、試合を外から見させるという方法はないのか。イーグルスの内部事情知らないけど、バツゲームじゃないんだからさ。

「観客がいなくて一番助かってるのはカーソン・ウエンツだ。ファンがいたらブーイングの嵐だっただろう」という言葉も聞きました。

QBって大変・・・。

もう12週なんだけど、これまでずっとこんな調子だったのかな。もしそうなら、かなりまずいのではないでしょうか。ウェンツではなくてコーチが。というふうに思いました。

ということでもう12月!シーズンは終盤に差し掛かります。はや。

シーホークスは次週ジャイアンツ戦ですが、取りこぼしのないよう頑張ってほしい。みんな怪我しないでね。レッツゴーーーーー。

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