やったー!シーホークスがラムズを破った!
なかなか得点の入らない渋い試合になりましたが、シアトル・シーホークスは20対9でロサンゼルス・ラムズを下し、NFC西地区のタイトルを獲得しました。2016年以来の地区1位。
ここ最近のラムズ戦においては、HCマクベイとQBゴフのいいように点を取られまくってる印象がありました。しかし、この日はフィールドゴールのみ9点に抑えることに成功。
シーズン当初はスカスカ、リーグ最低と言われたディフェンス陣です。「コーディネーターを首にせい、コルァ」という声も上がっていましたが、見事に復活したじゃあないですか。ここ数試合抱いていた「あのう、最近はちょっと良くなったすよね?」という希望的観測が、実証されたように思います。
QBゴフは、ネジが1本外れたダメな方のゴフくんでした。シーホークスのプレッシャーが効いていたのかもしれません。第3クォーターの終わりには、デイフェンス選手のヘルメットに指をぶつけて負傷するという不幸にも見舞われました。
前半は両者ともフィールドゴール2つずつで6対6。シーホークスオフェンスはリズムに乗れず、ラムズQBゴフはインターセプト1つを献上。
後半最初の攻撃は、QBウィルソンがサードダウンからWRムーアへ45ヤードパスを決め、やっとエンジンがかかります。最後は自分で持ち込んでタッチダウン、この試合最初のリードを奪いました。
次のドライブ、ラムズはシーホークス陣7ヤードまで攻め込みますが、ここでSアダムスがビッグプレイを決める!
Jamal Adams saved a touchdown with his speed 🔥 @Prez @Seahawks
— The Checkdown (@thecheckdown) December 27, 2020
📺 #LARvsSEA on FOX pic.twitter.com/a5ZdTlsYgg
んもー、すごいなアダムス!!!端っこから端っこまで猛ダッシュ!タッチダウンを防いだこのプレイのあと、シーホークスはゴール前1ヤードからの4th and Goalを守りきり、無得点に抑えたのが、この試合のハイライト!
ジャマール・アダムスはこの試合でも縦横無尽にフィールド上を駆け回り、チームを盛り上げておりました。この人の気というかエネルギーがすごい。この熱さは周りの選手を巻き込まないではいられない。
LBブルックスもLBライトも要所で活躍していました。ライトさんなんか10年目で、契約は今年までだけど、来年もプレイしてほしいぞ。
LBボビー・ワグナーに関しては「やっぱ体の動きがちょっと遅くなったかもね」なーんて思ったりしてたんですが、こんなビデオを発見。リーダーとして若手をしっかり指導しています。実力と経験で、シーホークスディフェンスを司る神ワグナー。合掌。
.@seahawks @Bwagz there is no substitute for both experience and leadership and #BWagz has both. The beneficiary; #JordynBrooks. No need to make the same mistake twice. I would take this defense very seriously in January. #BaldysBreakdowns pic.twitter.com/G1EDbHYmzc
— Brian Baldinger (@BaldyNFL) December 28, 2020
0:22 画面右がワグナー、中央がブルックス。ボールにつられて前進するブルックス。
0:39 「戻れ!そこじゃない、後ろに行け!」とワグナー。
1:15 同じプレーで今度はちゃんと修正するブルックス。
こういう細かいところ、けっこう大事と思います。勝負を決めるのは、一瞬の積み重ね。
心配していたQBウィルソンの調子も、後半で絶妙なパスを投げていたので上向きなのではと思います。よし!
最終戦はアリゾナで49ers戦となりました。この試合に勝ち、パッカーズがベアーズに負け、セインツがパンサーズに負ければNFC1位シード獲得ですが、そんなに都合よく行くもんかいな〜。
パンデミックが世界を揺るがした2020年、NFL開幕も危ぶまれたものの、こうやって無事にレギュラーシーズンを消化することができたことには感謝しかありません。選手のみなさん、スタッフのみなさんお疲れ様でっす!楽しませてもらってます!
1月も盛り上がって行きましょう。さあ来いプレイオフ。レッツゴーーーー!
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