2018/12/06

”スコリガミ”を9年連続勝利で更新中のシーホークス

スコリガミ。みなさんは聞いた事があるでしょうか。

それは、NFLの歴史上、今までに起こったことのない得点のコンビネーションのこと。スコアscoreと折り紙origamiを合成した言葉でscorigamiと綴ります。なぜ折り紙?よく知らんけどこの言葉を作ったジョン・ボイスさんて人が折り紙好きだったんよね。(てきとー)

先週の49ers対シーホークス戦が、まさにこのスコリガミであったとニュースになっていたんです。16対43。1920年のNFL創立以来、この得点で試合が決着したのはこれが初めて。

NFL約100年の歴史。現在の試合数は年267(レギュラーシーズン256+ワイルドカード4+ディビジョナル4+コンファレンス2+スーパーボウル1)。なので、だいたい26000回試合をして初めて現れた数字ってことでオーケーかな?(初期のNFLはかなりチーム数が少なかったと聞いています)

そして実は、シアトル・シーホークスはピート・キャロルさんがヘッドコーチに就任した2010年から9年連続で毎年スコリガミ試合をし、そのすべてに勝利しているという衝撃(?!)の事実が。

2010年 シーホークス対カーディナルス 36-18
2011年 シーホークス対ジャイアンツ 36-25
2012年 シーホークス対カーディナルス 58-0
2013年 シーホークス対ブロンコス 43-8 *スーパーボウル
2014年 シーホークス対パッカーズ 36-16
2015年 シーホークス対スティーラーズ 39-30
2016年 シーホークス対49ers 37-18
2017年 シーホークス対コルツ 46-18
2018年 シーホークス対49ers 43-16

偶然と言えば偶然。奇遇と言えば奇遇。どうでもいいと言えばどうでもいい。でもちょっと面白がってみようではありませんか。

これまでのスコリガミはこのページで見ることができます。➜NFL Scorigami


上の数字が勝利チームの得点、右の数字が負けたチームの得点で、緑色の四角がこれまでに起こった得点のコンビネーションです。

タイトルの下のドロップダウンメニューからFirst Gameを選ぶと、それぞれの年に初めて起こったスコリガミが赤色で示されます。こんなふうに。


今シーズンのスコリガミは、これまで7試合。赤の四角をクリックすると、試合の詳細が表示されます。たとえば一番下の赤い四角。これは、11月19日のロサンゼルス・ラムズ対カンザスシティ・チーフスのあの試合。54対51でこれもスコリガミでした。

西暦年数の指標ををスライドさせて、NFL元年の1920年を見たのが下図。完封試合がけっこう多かったのが分かります。元年なのでみんな赤いスコリガミですが、0対0や66対0の試合があります。66対0!観客はスタジアムに残って試合を見ていたんでしょうか?コールドゲームにして帰ろうぜって思うよね・・・。


スコリガミのチャートを眺めていると、「そうか73対0が最も得点差があった試合なんだな」とか「2対0ってセーフティだけの得点だったんだ」などと、しばし思いに耽ることができますが、みなさん、敗者の得点1点の枠がずっと空白なのに気づきましたでしょうか。

1点。まぼろしの1点は、2015年のルール改正で可能となりました。エクストラポイントのキックをブロックし、ディフェンスがそれをずーっと反対側のエンドゾーンまで持って行ったらセーフティで2点。

ブロックしたボールをディフェンスがリカバーし、自陣エンドゾーンでダウンしてしまったら、キックしたチームに1点のセーフティが得点になるとのこと。

2013年カレッジの試合で、まさにその1点セーフティが実現した瞬間。



こんなのNFLでも見れるんやろか。1点得点があったら、必ずやその試合はスコリガミになることでしょうよね。いつかは必ず起こるでしょう。10年後か100年後かは知らないけど。

ということで、スコリガミチャートによれば「51対0」はすでに1920年、1967年、1989年に起こっていますが、2012年以来、シーホークスはハーフタイムで4点以上リードしていた試合は51勝0敗とのこと。次のバイキングス戦でも前半で4点以上リードして記録を更新してほしいです!がんばれーー!


2018/12/04

【第13週】シャーマンがシアトルに初めて戻って来た 49ers@シーホークス戦

12月に入っての1戦目、サンフランシスコ・49ers対シアトル・シーホークスは16対43でシーホークスが勝利を収めました。これで3連勝。ワイルドカードに向けてまた一歩前進しました。

第1クォーターで先制点を上げ、すぐに20対0と点差が開いた後は楽勝ムードに。QBラッセル・ウィルソンは前半でコンプリートしたパスが4つ、そのうち3つがタッチダウンとなりました。オフェンシブラインのブロックが良くきいて、長いパスが決まっていました。

QBウィルソンがオフェンスを牽引すれば、ディフェンスはLBボビー・ワグナーが忍者タートルどころか超人ハルクのような破壊力を発揮。ボールをむしり取ってファンブル、タックル12、サック1、おまけに98ヤードを疾走したピック6などなど。ボビー、すげーーーー!


この試合は、サンフランシスコ・49ersに移籍したCBリチャード・シャーマンさんがシアトルに始めて戻って来る試合としても話題を呼んでいました。

トラッシュトークでずけずけとモノを言い、またその迫真のプレーでシーホークス及びLegion of Boomを象徴する選手でしたが、後年はチームの体制を批判していたと報道されていました。QBウィルソンがコーチから特別待遇を受けている。ディフェンス陣は彼を疎ましく思っている。ディフェンス陣の功績でチームがスーパーボウルまで行くことができたのに、とかなんとか。

うっせーな、おい。影でイチャモンつけてスポーツ記者にゴシップネタ売ってんじゃねーよ、と私は腹立たしく思っていましたですけどね。コホン。

チームに大きく貢献してくれたし、ファンにも愛されていた。好きな選手ですよ、正直言って。けど、グダグダ言うヤツは出て行かないと。

先週の記者会見でも「ウィルソンと友人関係はない」「1試合でピックを5つ投げていたし、ディフェンスはできる」なんつって大口を叩いていました。シャーマンの帰還をシアトルのファンはどんなふうに受け止めるのかな。歓声かな?ブーイングかな?というのも気になりました。

試合前のウォームアップでは、スタンフォード大学時代からの友人、WRダグ・ボールドウィンさんとキャッチボール。


大学時代は、元49ersのコーチでもあったジム・ハーボウさんの元、なんかいろいろあったような話も聞きました。道を共にしてきた戦友とでもいいましょうか。

一応かつてのチームメイトともハグ。


2013年NFC決勝、シャーマンのインターセプトを再現するワイドレシーバー陣。シャーマン役はもちろんボールドウィンさんです。

「これをしようという案が出たとき、少し躊躇した。しかし兄弟へのトリビュートとしてやることに決めたんだ。躊躇したのは、ファンが彼に対してブーイングするのか心配だったから。ブーイングがなくて本当にホッとしたよ」

とボールドウィンさんは語っていました。

試合後にはユニフォームを交換。


ということで、シーホークスは7勝5敗。この試合では残念なことにラインマンのJD.フルーカーさんがハムストリングを痛めて途中退場。しばらくは欠場を余儀なくされる模様です。RBクリス・カーソンは指を脱臼。たいしたことはなさそうですが、それも心配です。

次のミネソタ・バイキングに勝てば、プレイオフはほぼ決まるかも。この調子でレッツゴーーー!

2018/11/29

【第12週】怖いもの知らずのQBウィルソンが2発で決めた シーホークス@パンサーズ戦

ワイルドカードを狙う両者の対戦となったこの一戦、シアトル・シーホークス対カロライナ・パンサーズは、シーホークスが試合時間3分半を残して同点に追いつき、終了間際のフィールドゴールで勝利を得ました。30対27。

パンサーズはRBクリスチャン・マキャフリーくんが大活躍。走って125ヤード、レシーブで112ヤードと大暴れすれば、QBニュートンも鋭いパスを決めるわ自分でも走るわで、あっという間にレッドゾーンまで攻め込まれました。獲得ヤード数はシーホークス397ヤードに対してパンサーズ476ヤード。

しかし、やられっぱなしのシーホークスディフェンス陣が要所でふんばりました。

まず、パンサーズの最初のドライブ、ゴール前5ヤードの4th down コンバートを阻止して無得点に。後半にはSマクドゥーガルドくんがQBニュートンのパスをエンドゾーンでインターセプト。得点の機会を2度も奪ってみせました。

この試合の正念場、パンサーズ最後の3rd downではルーキーCBフラワーくんが執念のタックルで更新を防ぎ、52ヤードフィールドゴールに追い込みました。結局それが大きく外れ、逆転のチャンスが舞い込んだシーホークス。こういうプレイのひとつひとつが、勝利につながったと言えましょう。

しかし、何と言っても圧巻だったのはQBラッセル・ウィルソンです。

残り時間3分半、7点を追うシーホークスの攻撃。4th and 3まで追い詰められ、試合を賭けた一発はエンドゾーンへのレインボウ。



「何も怖れるな。ここで決めるぞ」とハドルで告げたというQBウィルソンさん。

疑いはない。怖れたりしない。この瞬間を待ち焦がれるか、怖気づくか。勝負を賭けたこの瞬間を自分のものにしたいと思う――なんつって、相変わらずカッチョイイことを語っていました。

どんな場面でも怯まないこの人、いつもながら感心します。こういう場面、きっと心が躍るんだろうな。追い詰められてギヤが一段階上がるみたいな。

残り1分半で回ってきた最後の攻撃では、3rd and 5から大きなパスをWRロケットへ。これが決勝点のフィールドゴールにつながったわけですが、スローモーションでブレイクダウンを見ると、QBウィルソンが準備する前にボールがスナップされたことが分かります。

スナップが早すぎて、オフェンス、ディフェンスともラインの誰もが位置についていない。しかしGスイージーがQBをしっかり守り、そのおかげでパスが成功。全員が自分の役割を果たしてこそのビックプレイでした。



同点を決めたWRムーアさんのキャッチだって、ディフェンスに手を捕まれてたので、ボールが落ちてきたときは片手でなんとか胸に押し付けてましたよ。すごいなぁ。

最後のフィールドゴールは正直ヒヤヒヤしましたが、無事に決まってよかったです。Kジャニコウスキーさんによれば

「30ヤードを蹴らしてくれるなんて、彼(ウィルソン)にキスしなくちゃ。これならいつだって歓迎だ。チームに来たばかりの頃は、『うちは接戦の試合が多いからね』ってみんなに言われてたのさ。ラスは最高のクォーターバックだよ、まったく。50じゃなくて30を蹴らしてくれるんだもの」

とのこと。パンサーズのKガノさんのキックは見ていなかったそうです。

「ウォームアップしてた。ネットにボールを蹴ってたんだ。もし彼がミスしたらオレの出番だからさ」

「毎週なかなか手ごわい試合をしてるよね。最後まで戦っているじゃないか。正しい方向に向かっている。いい感じだ。ロッカールームでもみんなといい雰囲気でやれている。最高だよ。よく説明できないけど」

いつもふてぶてしい表情のジャニコウスキーさんですが、なんだ、チームメイトと上手くやってんじゃん。チームを好きになってくれたんじゃん!と安心しました。これからも接戦の試合が続くと思うので、ジャニさんもこの調子でお願いしますね!

ということで、プレイオフが見えてきたような気がします。

「シーホークス、今年はダメだろ」なんて言われていたシーズン前。「ピート・キャロルなんかUSCにいた時も若いヘッドコーチが台頭してきて勝てなくなった。今回もそのパターン」なんて批判されていましたが、みなさん、シーホークス2018年バージョンがとうとう到着しました。

さあこれからプレイオフまでひとっ走りお願いしまっす!!!



2018/11/20

【第11週】やっと4Qで逆転できた パッカーズ@シーホークス戦

プレイオフ出場に向け、両チームにとって重要な一戦となったサーズデイナイトフットボールは、シアトル・シーホークスがグリーンベイ・パッカーズを27対24で下しました。ばんざーーーーい!

最初のプレイでRBカーソンがファンブルし、パッカーズがリカバー。ゴール前から3プレイ後にはタッチダウンで先制点を許すという最悪の立ち上がり。QBウィルソンはエンドゾーンでオープンになっていたWRボールドウィンをはじめ、要所でパスミスが目立ちました。度重なるフォルススタートでもヤードを失い、攻撃陣はリズムに乗れません。ディフェンスはというと、さすがのパッカーズQBロジャースに長いパスを決められて、これもまたイマイチ。前半を終わって21対17と劣勢でした。

ところが第4クォーター中盤で、ようやく逆転のタッチダウンに成功。過去2試合、チャンスがありながら得点できず涙を呑んでいたシーホークスですが、この日はやってくれました。逆転するって、なんて気持ちがいいんでしょうか!リードを奪って残り時間は5分ちょっととなりました。

パッカーズを3回でパントに追い込み、残り4分11秒で再びボールを支配すると、そこからはラン一辺倒。ファーストダウンをランで2回更新し時間を消費した後、ビクトリーフォーメーションで試合終了となりました。

はぁ~勝利っていいものですね!

これで5勝5敗。あと6試合を残していますが、プレイオフは狙える距離です。来週のパンサーズ戦、12月のバイキングス戦が正念場になるでしょう。調子は上向いていると思います。頑張ってほしい!

先週のラムズ戦で273ヤードをランで稼いだシーホークス、この試合では173ヤードを記録しました。現時点で、1試合平均154ヤード、ラン回数、トータルヤードともリーグで1位になっています。とりあえずゴリゴリ走るチームだから!そこんとこよろしく!というアイデンティティが確立したと言えるでしょう。

リーグで23位だった去年のランゲームと比べたら、大幅な躍進です。なんかもう忘れかけているんですが、去年のランはひどかった。一番走ってたのがQBウィルソンだったじゃないすか?オフェンシブラインなんかグダグダだったものね。Oラインのコーチ、ケーブルさんを代えただけで、こんなに良くなるものだとは。新しい選手の加入も大きかったんだと思いますが、ずいぶん成長したんだなぁとしみじみ・・・。

パスをどんどん投げまくる現在のリーグ主流とは、正面を切って対抗するシーホークスオフェンスですが、それならそれでいいじゃないの。もうちょっとパスもしてほしいな~と思う時もありますが、試合に勝ってくれるなら何も文句はございません。信頼できるバックが3人もいて、充実のデプス。なんてラッキーなんでしょう。怪我をせずにポストシーズンまで突き進んでほしいと思います。

さて、この試合ではシーホークスのナンバー1レシーバー、WRボールドウィンさんが今年初のタッチダウンを記録しました。キャンプで膝を痛め、開幕試合ではもう片方の膝、ロンドンの試合で肘の靱帯を損傷するという傷だらけのシーズンでしたが、やっと痛み無しでプレイができるようになったそうです。

どうですか、この華麗なフットワーク。

どうですか、このボールさばき。

いや、惚れ惚れする。むっちゃ頼りになるまっせ。ウィルソン➡ボールドウィンのタッチダウンを後半戦は大いに期待したいところ!

ハーフタイムではとりあえず怒鳴り合ったwとコーチが語っていましたが、後半はディフェンス陣も大奮闘。パッカーズを3点のみに抑えました。サードダウンの肝心なところでサックも出ていました。長いパスの後、大袈裟ガッツポーズをしていたQBロジャースも心なしかイラついた表情に。

バッカーズ最後の攻撃は、3rd and 2がインコンプリートでパントを選択した訳ですが、この決断が試合後話題になっていました。4th and 2 に挑むべきではなかったかと。ボールは自陣33ヤード。もしコンバートに失敗しても、フィールドゴールに抑えればチャンスは回って来る。リーグナンバーワンと呼ばれるQBロジャースにボールを渡すべきではなかったか?

シーホークスQBウィルソンさんはといえば、逆転タッチダウンの後に熱い拳が出ていました。おお!どうしたんでしょうか。こんなラッセルめずらしい。ホームでロジャースのふてぶてしいガッツポーズばかりさせてはおけん!と思ったのかも。ってワケではないでしょうが、念願のカムバックTDですからね。気合が一発入りました。よっしゃー!



ということで、あと6試合。次のパンサーズ戦に勝てれば、プレイオフがそこまで見えてくるはず。気を引き締めて応援したいと思います!


2018/11/14

【第10週】カムバックならず再び シーホークス@ラムズ戦

今シーズン2戦目のロサンゼルス・ラムズ戦は、36対31でシアトル・シーホークスが惜敗を喫しました。

2試合連続でカムバックならず。

リードされた第4クォーターの肝心なところで先週はピック6、今週はストリップサックという、まさかのターンオーバー。反撃するはずが追加点を許し、試合は決まったかに見えました。しかし2ミニッツを切ってからディフェンスがファーストダウンを堅守し、攻撃のチャンスが巡ってくるという同様の展開。

残り時間約1分半。タイムアウトはなし。果敢に敵陣まで攻め込むものの、最後のパスが決まらず敗戦。全く同じ幕切れでした。

こんなん毎週やって見てる方が疲れるわ!チャージャーズとかラムズとか、上位チーム相手に正念場でターンオーバーしてたら勝てるわけないやろ!けど、そこでガクンとあきらめないのがすごいよね!ディフェンスがよくこらえたね!よくオフェンスがあそこまで突き進んでったよ!得点できなかったけど。。。

シーホークスはいいチームです。選手層に格段の差があるラムズ相手に、互角に戦ったじゃあないですか。1戦目だって2点差での苦杯。最後の反撃が成功しなかったのは、まだそれだけの力がないという証明ですが、若い選手も多いし、これから後半戦に大いに期待したいです。

ここまで4勝5敗。同様に4勝5敗だった2015年シーズンは、そこから5連勝し10勝6敗でワイルドカードにもぐりこみました。今シーズンだって、できないことはない。選手はもちろんそのつもりでしょう。パッカーズがなんだー!パンサーズでもバイキングスでも持って来ーい!というつもりで応援していきたいと思います。

さて、この試合ではドラフト1巡指名のRBラシャード・ペニーくんがやっと爆発したのがなによりの朗報です。38ヤードのロングランの後、2プレイ後には18ヤードを走ってタッチダウン!

コーチをはじめ、チームメイトが大喜びしていました。初TDおめでとう!



故障中のガード、JD.フルーカーさんの代わりに出場したジョーダン・シモンズくんも健闘していました。はっきり見たわけじゃないですが、ラムズの最強パスラッシャー陣をまあまあ抑えていたんじゃないでしょうか?

南カリフォルニア大学(USC)出身のシモンズくんにとって、このロサンゼルス・メモリアルコロシアムはホームフィールド。しかし、故障が続いた大学時代は試合出場の機会があまりありませんでした。

ドラフト外でオークランド・レイダーズに入団し1年練習生を務めた後、今年シーホークスと契約し、この試合がプロ初出場。

「彼は信じられないほど良くやった。試合に出るのは初めてだったのに、1試合を戦いきった。力を発揮してファンタスティックだったよ」

とコーチが褒め、シモンズくんは

「カレッジでは暗い道だった。ここで、NFL選手として初出場できたことには感謝しかなし。少し胸が詰まったけれど、いい気持ちだ。試合中はプレイだけに集中していた。だって精神的に大変だったんだよ、ここに来るまでに」

と語っていました。シーホークスのオフェンスラインで、これからも頑張ってね!

そしてルーキー・オブ・ザ・イヤーを狙うオージーパンター、マイケル・ディクソンくんも完璧なパントを披露し、すでにパンター業引退済みのパット・マカフィーさんも興奮を隠せない様子でした。


ラムズはしかし、RBガーリーさんもバカバカ走ってたし、QBゴフさんも長いパスを決めてました。ボール持たせたらタッチダウンだろうな(汗)という無力感しかなかったです。

また、どういうわけかラムズの選手、勝ってるくせに怒ってましたね。ペナルティーのおかげでシーホークスがファーストダウンを更新したのが5回ほど。まあこっちに有利になったよかったけどぉー。

OLジャスティン・ブリットさんに我慢がならないらしいDEアーロン・ドナルドさんは、試合が終ったっつーのにヘルメットをかぶりなおしてケンカを売りに登場。


最初は止めようとしていたQBウィルソンさんが、「いやもうオレ知らんわ~」と場を離れる様子もなかなかいいですよ・・・。

ということで中三日をおいて、次はサーズディナイトにパッカーズ戦です。勝てる相手だと思います。とりあえず、この1戦を勝って後につなげてほしいです。が、がんばれーーーー!!

2018/11/08

【第9週】最後のカムバックならず チャージャース@シーホークス戦

あっという間に10週が始まってしまいましたが、シーホークスファンのみなさんお元気ですか。更新が遅れましたが、試合に負けちゃって泣いていたわけではありません。ちょっとダラダラしていただけ・・・。

ホームでのロサンゼルス・チャージャーズ戦は25対17でシアトル・シーホークスが敗戦を喫し、4勝4敗に。これは厳しい。しかしNFLの試合で勝つって、本当に難しいですね。負けてしまったものはしょうがない。前を見て1試合ずつ戦っていくしかありません。

オープニングドライブはタッチダウンで先制点を上げ、「やった~いい感じ~」と思ったのもつかの間、すかさず7点を返され――いや違った、エクストラポイント失敗で6点を返され、チャージャーズは次の攻撃でも4プレイで早々とタッチダウンに成功。

チャージャーズ陣12ヤード、3rd and 15からドッカーンと54ヤードも進まれたのが痛かった。3rd and 15!!!

今シーズンから右サイドコーナーバックを務めているシャキール・グリフィンくんが、「ごめん、オレの責任」と悔しがっておりました。

フィルムで研究した際、WRアレン選手は深いところへ走るレシーバーでなかった。他の選手がそういう役目を担っている。3rd downではマーカーの近くに位置し、確実にコンバートするレシーバー。というつもりでいたら、あっさりその裏をかかれた、とグリフィンくんは語っていました。

むうー、すごいですね。この駆け引き。グリフィンくん、今度は頑張ってや!

前半を19対10とリードされてハーフタイムに。バカバカ走られDBも抜かれ、オフェンスはなかなかランが出ない。肝心なところでファウルが足を引っ張る。RBクリス・カーソンが故障で途中から退き、その上Oラインの頼みの綱DJ.フルーカーさんもふくらはぎの故障で離脱。これが痛かったかもしれないっすね・・・。

しかし後半ディフェンスは奮闘しました。後半の失点ゼロ。何度もオフェンス陣に反撃のチャンスを作ってくれたのですが、9点差を縮めなければいけない第4クォーター中盤に痛恨のピック6を献上。

え~うっそ~ラッセルどうしたの・・・こんな人じゃないやろ・・・😭😭😭

15点差にしちゃったあと、相変わらずクールにベンチに戻ってきたQBラッセル・ウィルソンさんに、OCコーディネーターのショッテンハイマーさんがかけた言葉は


「おい、ライオンでも時々ガゼルをミスするんだよ」
「はい?」

ショッティーさん・・・。どういう感想を持てばいいのでしょうか。私は困惑するばかり・・・。が、これで勇気づけられたのかもしれないQBウィルソンは次のドライブ、4th and goalでこんな狭いところを通してタッチダウン。さすがライオンやね!(つーかラッキーなだけ?)1ポゼッション差に迫って残り時間は1分50秒。


するとディフェンス陣が胸熱のふんばり!LBボビー・ワグナーのタックル!DTジャレン・リードのサック!大歓声とどよめきのスタジアム!チャージャースの攻撃を3回でパントに追い込み、あれあれ、ボールがオフェンスに戻って来ました。残り1分33秒、タイムアウトはゼロ。

途中QBがファンブルなんかしてヒヤリとさせる場面もありましたが、自陣22ヤードからはるばるやって来ました、レッドゾーンまで。いやもう、最後まで見せてくれるじゃあないの、このちびっこQBは!

相手のファウルに助けられ、残り時間ゼロとなってからの1st and Goalはゴール前1ヤード。TD➡2ポイントで延長戦が微かに見えてきたその瞬間にフォルススタートで5ヤード戻り、パスインコンプリートで試合終了となりました。むうぅ~無念。。。

チャージャースの方が良いプレイを決めてたってことですね。オフェンスも、なかなかチグハグ感が否めませんでした。ランが出ずに辛かったし、QBウィルソンだってもっともっとやれるはず。

ということで、次はロサンゼルス・ラムズ戦です。木曜現在シーホークスの故障者はクエスチョナブルが5人いるのに、ラムズはゼロ。ラムズの勝率76.9%、約10点差というオッズ。そうですか。そうだろう。しかし何が起こるか分からないのがNFL。ウィルソン➡ボールドウィンの長いヤツをドーーンと見せてほしいと思っています。

シーホークス頑張れーーーーーーーー!



2018/10/30

【第8週】QBレイティング💯はじめ全てが上向き⤴️ シーホークス@ライオンズ戦

バイウィーク明けのシアトル・シーホークスは好調の波に乗っています!なんか知らんけどシーズン開始当初とは全く別のチームになったみたい。デトロイト・ライオンズと対戦した今週は28対14で勝ち星をあげ、4勝3敗となりました。

クォーターバック、ラッセル・ウィルソンさんなんか、QBレイティング満点の158.3を記録しました。第2クォーター終盤までインコンプリートのパスはゼロ。WRロケット、WRムーア、TEディクソンへ次々とタッチダウンパスを決め、ハーフタイムで21対7。試合が終わってみればパス17回中14回成功、248ヤード、3TD。

ちょうど、MLBワールドシリーズ開幕中なので、野球のセレブレーションでお祝いしていましたよ。

今シーズンはウィルソン⏩ロケットが熱く、これまで6タッチダウン、レイティングも満点です。ウィルソン⏩ボールドウィンも見たいんですが、これから後半戦のお楽しみにしときます。

パスもいいけど、ランも頑張っています。パス17回に対してランは42回とランニングバックの出番は多く、RBクリス・カーソンがブルトーザーのごとく突き進んでいます。その闘志溢れる走りぶりたるや。カーソン、あんた😭😭😭ありがとう!!!

去年のドラフト7巡指名でした。去年先発RBの座を勝ち取ったかと思いきや第4週に足首を怪我してシーズン脱落。今年はグッと体重を増やして戻って来て、キャロルコーチはキャンプの時からカーソンの爆発力に感嘆していました。それがやっと、今になって分かったよ・・。カーソン、あとは任せた!

そしてディフェンスも悪くない。シャーマン、チャンセラー、トーマス、アブリル、ベネットとそうそうたるプロボウル選手がいなくなり、どうなることかと懸念していましたが、若い選手に任せて大丈夫ということが判明しました。ディフェンスのヤード数なんか、ここまで4位ですやん。ターンオーバーだって、この試合3つも稼ぎましたやん。

前ではDEフランク・クラークが暴れ、後ろではSマクドゥーガルが張り切っています。セーフティからコーナーバックにコンバートしたルーキー、トレ・フラワーくんも良い感じ!これは、ひょっとしてディフェンスの若者を指導するコーチ陣が大変優秀なのではないでしょうか。

OCショッテンハイマーさんにいたっては、ついこの間まで非難の嵐だったのに、今や誰も文句言う人はおりません。なんつー変わりようでしょうか。勝ってれば文句のつけようがありませんからね!このまま頼むよ、ショッティーさん。

後半戦に向けて明るい材料ばかりだったこの試合。KJ.ライトさんもシーズン初登場でした。パンサーズから移籍したTEディクソンさんも。あえて言えば、ペナルティヤードでしょうか。試合の時は気にならなかったけど、7つで111(!)ヤードを献上しました。

そして最後に期待のパンター、マイケル・ディクソンくんの大胆なフェイクパントからのファーストダウン更新。

ゴール前でパスをインターセプトした直後の攻撃で、自陣3ヤードからの4th and 8。残り時間は2分ちょっと。点差は14点。

「時間を稼いで、セーフティにするはずだったんだ。右へ走って、誰かにぶつかる前にラインの外に出ることになっていた。だけど、前を見たらガラ空きだったのでファーストダウンが取れると思った。タックルされるのは分かっていた。ファーストダウンが見えたから、ボールを抱えて走ったんだ。走り出してから『もう後には引けない。行くしかない』って思ったよ」

と語るディクソンくん。

「あの時は、真っ先にシュナイダーコーチ(スペシャルチームコーチ)のことが頭に浮かんだ。『おいおい、彼はなんて言うんだろう』って。そしたら、ファーストダウンが取れて『ああ良かった。これで試合に勝てる』と。びっくりしたよね、面白かったけど」

と言うのはWRダグ・ボールドウィンさんで、QBウィルソンさんも「一瞬ヒヤッと」したと語っていました。

ディクソンくんによれば、実はロンドンに遠征した時に、「走れるチャンスがあったら走ってもいいよ」とキャロルコーチが冗談まじりに言われたので、それが頭のどこかにこびりついていたそうです。練習の際、スペシャルチームコーチにそのことを話すと、「いや、それは冗談に決まってるから。走ったら絶対ダメ」と一蹴されていました。

それでも走ったディクソンくん、なかなか大胆なやつ・・・。

ということで、後半戦、大いに期待できそうなシーホークスです。後は怪我をしないでこのまま突っ走ってほしい。プレイオフに出場だーーーー!