ボンさんって、自分を必要以上に大きく見せようとしていない。スポットライトを楽しみながらも、はしゃいでるわけではない。いつも、チームメートとかディフェンスコーチのウェイドさんとかデマーカス・ウェアさんのおかげだって語ってて、すんごくいい人っぽいんですよ。
ワタシが一番好きだったのは、エレンのショーに出てたときのボンさんかな。
試合が終った後、みんなでビール飲んでお祝いしたの?って聞かれて、「いやー、オレ(さっさと帰って)母ちゃんとお祝いしたんだよ。だって今まで本当に世話になってきたからさ」って。
別のインタビューでは「私は、私が一番大好きなフットボール選手を産んだのよ」とお母さんが言ってくれたことが、とても嬉しかったのだと語っています。
「今のオレがあるのは、この人のおかげなんだよ!」と、ボン・ミラーさんが感謝している人はたくさんいるんですが、テキサスA&M大学のコーチだったマイク・シャーマンさんも、その一人。
シャーマンさんはグリーンベイ・パッカーズのコーチをしたこともある人で、2008年にテキサスA&M大学に就任しました。当時、ボンさんは不真面目で遊んでばっかりだったそうです。
「あいつはね、子どもでさ、授業に出なかったり、勉強サボったり、ひどかったんだよ」
「それでね、一回学校から追い出したことがある。『お前なんか出てけ!』ってさ。本人、びっくりしたと思うよ。で、トラックに荷物を積んで家に帰ったさ」
そんなボンさんを、父親は「学校へ戻れ。コーチとうまくやるんだ」と説得します。
「時間を守れ、授業に行け、正しいことをしろ、って叩き込まれた。常にそうしろって。いい習慣の上にいい習慣を重ねていったんだ。オレに必要だったことを教えてくれたんだ」と、当時を思い出してボンさんは語ります。「コーチに会えて、本当によかった」
ボン・ミラーさんが、結果を出せない時には、フルバックかタイトエンドにコンバートするぞと脅かしたこともあったそう。
「あいつね、目に涙をためてた。そして、こう言ったんだ。『ラインバッカーになりたい。ずっとそう思ってきたんだ』って。だから、『じゃあ結果を出せ』って言ったよ」と、シャーマンさん。
パッカーズでブレット・ファーブさんを5年コーチしたシャーマンさんは、ボン・ミラーさんを大学でコーチした後、マイアミ・ドルフィンズに移り、今では高校のフットボールコーチをしているそうです。
「彼はね、人には敬意をはらうヤツだった。ケンカしてるときでもね。チームのリーダーだし、周りも影響を受けていた。精進を続けていけば、いつかはこうなるって、私たちは知っていたよ。そして一番嬉しいのは、こんな成功を収めたときに、今まで支えてくれた人たちを思い出してくれることだ」
2年前には薬物で出場停止処分になったり、膝を故障したりして、落ち込んでつらかったというボンさんですが、それを乗り越えて、大活躍して、みんなに喜んでもらってよかったね!
フリーエージェントになって、今度のボンさんの契約は、エンダムカン・スー選手の6年114億円(強)以上になると言われています。
またボン・ミラーさんのプレイが見れる、来シーズンがすごく楽しみだよ!
最近NFLにはまった者ですが、選手やチームに対する愛情が見える良いブログですね。英語のソースを解説していただきとても助かります。楽しみにしてます。
返信削除あ、ありがとうございます!励みになります!試合だけでも面白いんですが、選手の素顔みたいなのが見えると、面白さ倍増しますよね。いっしょに楽しみましょう。よろしくお願いします。
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