3月にイーグルスと2年で36億円(強)の契約を結んだばかり。だけど、新人QBが来るなら、フィラデルフィアには居たくないということで。自分の不満を表明するため、練習を2週間休んでいました。
ファンやメディアから非難されたあと、ブラッドフォードさんは、今週月曜日からチームの練習に復帰。これで一件落着?かどうかわかりませんが、ブラッドフォードさんのエージェント、トム・コンドンさんが、この件について説明していました。
Agent Tom Condon explains Sam Bradford's business strategy with Philadelphia. https://t.co/QUdNZIj3z5 pic.twitter.com/REVR2VOrV6— NFLonNBC (@SNFonNBC) 12 May 2016
「ポジション争いをするのが嫌だから」というのが、トレード要求の理由ではないと。
イーグルスがトレードアップして、ドラフト2位指名権を得た時点で、コンドンさんは、自分のクライアントであるブラッドフォードさんがよりよい立場でプレイするには、ブロンコスがいいのではないかと考えました。
「フィラデルフィアに短期間しかいられないのは分かっていた。彼らは(ドラフトを)ビジネスの観点から決断した。私達のビジネス的決断は、こうだ。この立場を改善できるか?」
「その時点で、デンバー・ブロンコスはQBを必要としていた。彼らには、マーク・サンチェスがいた。いいQBだ。でも、私達がそこに行くことはできるだろうか?だから、サムは練習を休んで、不満を表明したんだ。結果、思ったとおりになった。ブロンコスがイーグルスにコンタクトをとってきた」
しかし、交渉はまとまらず、ドラフトでイーグルスはカーソン・ウェンツさんを指名。デンバー・ブロンコスはパクストン・リンチさんを指名しました。
「ブロンコスは、もうQBが必要ない。だから、私達に一番いいのは、サムがイーグルスの練習に戻って、システムを学んで、サムの能力を示すことだ。サムは今年いいプレイをすると思うよ。たぶん来年も。そのあと、トレードかフリーエージェントだ」
とのことです。「自分がよりよい立場で仕事ができる場所を探すため」と聞けば、うーん、そんなもんなのかなあと思います。コンドンさんも、自分のお客さんにとってのベストを考えていたということだし。へぇ~。
このトム・コンドンさんという人は、ものすごく有能なエージェントなんだそうです。マニング兄弟、ドリュー・ブリース、RGⅢ、トニー・ロモ、マシュー・スタッフォード、アレックス・スミス等、そうそうたる選手が依頼主。す、すごいな・・・。選手よりずっと稼いでそう・・・。
ということで、イーグルスのQB争いはどうなるのかな~?ってことも、これからの楽しみです。ドラフトからだいぶ経ちましたが、ブラッドフォードさんとウェンツさんはまだ対面してなくて、OTAの時に初めて会う予定だそうです。
ブラッドフォードさん、チェイス・ダニエルさん、ウェンツさんという順でロッカーが並んでいます。
Carson Wentz' locker is next to Chase Daniel and two lockers from Sam Bradford. (via @SheridanScribe) pic.twitter.com/CMmzt1a5Cc— NFL on ESPN (@ESPNNFL) 13 May 2016
0 件のコメント:
コメントを投稿