さんざん「平凡」とか「フツー」と言われてきたシーホークスのレシーバー陣ですが、そんなことないっすよ!今年はいろいろ見せてくれましたよ!ルーキーのタイラー・ロケットさんも素晴らしい活躍だったし、シーズン後半では、このダグ・ボールドウィンさんが爆発。最後の6試合で、タッチダウンが11!
5'10"— NFL Network (@nflnetwork) 20 May 2016
189lbs
"@DougBaldwinJr reminds me of a young Steve Smith Sr."
Number 72#NFLTop100https://t.co/e1QjfRF6LA
「2015年、ダグ・ボールドウィンよりタッチダウンをした者はいない。フリオ・ジョーンズよりも。アントニオ・ブラウンよりも。オデル・ベッカムよりも」
って、すごいや~ん。さらに付け加えると、シーホークスのオフェンスはランが中心で、年間のパス数は、全チーム中、下から数えて5番目。ボールドウィンさんがターゲットにされたのは104回なんですが、タッチダウン上位のワイドレシーバー5選手の平均ターゲット数が162回です。え?ボールドウィンさん、すごいやんか!
キャッチ(78)、ヤード(1069)、タッチダウン(14)数でも、自己最高記録です。すんごくいい年になりましたね~。
Honored to be acknowledged by my peers. #NFLTop100 pic.twitter.com/TVLxaEv6y2— Doug Baldwin Jr (@DougBaldwinJr) 19 May 2016
ボールドウィンさんは、フロリダ州の小さな町の出身。高校卒業時にスカウトに来たのは、ただ一校。そのスタンフォード大学に進みましたが、途中で学業にもフットボールにも行き詰まり、「もうやめたい・・・」とお母さんに電話したこともあったそう。
スタンフォードでチームメートだったリチャード・シャーマンさんも、去年のボールドウィンさんの活躍を喜んでいるひとりです。
「こんなシーズンになって本当によかった。アイツはもっと賞賛されるべきなんだ。ほめ言葉を10倍にしてもいいくらい。だって、これまでたいへんだったんだ。体は小さい。高校3年の時は両肩を痛めた。大学では3年生で2軍に落とされた。一番輝ける時期なのに。ドラフト外のルーキーとしてNFLに入って、爪をひっかくようにして、戦ってきたんだ」と。
まったくよ~人が頑張ってんのに「オメーはダメだ」ってさんざん言われて腹が立つのも当たり前だよな!ということで、怒ったダグ・ボールドウィンさんのビデオをひとつ貼っときます。
2014年シーズンのNFCチャンピオンシップでグリーンベイ・パッカーズに勝ったあとのインタビュー。当時、元NFL選手で解説者のディオン・サンダースさんが、シーホークスのレシーバー陣を「平凡」「フツー」と呼んでいたことに腹を立てていたボールドウィンさんです。
2014年シーズンのNFCチャンピオンシップでグリーンベイ・パッカーズに勝ったあとのインタビュー。当時、元NFL選手で解説者のディオン・サンダースさんが、シーホークスのレシーバー陣を「平凡」「フツー」と呼んでいたことに腹を立てていたボールドウィンさんです。
「あなたたちレシーバーが延長戦で勝利に導いたわけですが、どんなことを克服したんですか?」
「さあね!これが『平凡』な、『フツー』のレシーバーがやることさ!よう、ディオン・サンダース!オレら、どうだよ?ああ?どうだい?オレら、スーパーボウルに行くぜ!」
おお、言ってやれ!
でも、もうボールドウィンさんを平凡と呼ぶ人もいないでしょう。シーズンオフには恋人にプロポーズもしたし、ちょっとは角がとれるのではないでしょうか。
今年も、よりいっそうの活躍を期待したいです。オデル・ベッカムJr さんばりの片手キャッチもどんどん見せてほしいぞ!
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