いったい誰から、記者さんの手に渡ったんだろう。そのへんはよくわかりませんが、スポーツイラストレイテッド誌のサイトに、シアトル・シーホークスのゼネラルマネージャー(GM)であるジョン・シュナイダーさんが、ダグ・ボールドウィンさんに送った手紙が掲載されていました。
手紙が書かれたのは、2011年のドラフト後。スタンフォード大学4年生でチームのトップレシーバーだったにもかかわらず、ダグ・ボールドウィンさんはどこのチームにもドラフトされませんでした。
ドラフト外だけど、絶対シーホークスに来てほしい!来てくれ!オレはこんなにキミのことを買っているんだ!!というシュナイダーさんの熱い想いがあふれるこの手紙!
シーホークスのロゴ入り便箋2枚にびっしり!
直筆!秘書にタイプさせたやつじゃないよ!
こんなのもらったら、誰だって胸アツになるだろうよ。私もシュナイダーさんのもとへフラフラと行ってしまいたい・・・。
という手紙を、ところどころ、ちょっとだけ紹介してみます~。
Read the letter Seattle GM John Schneider wrote Doug Baldwin after he went undrafted in '11: https://t.co/FdHQwGC0Sl pic.twitter.com/P7DCHku8nZ— SI NFL (@si_nfl) 17 August 2016
親愛なるダグ
私の名前はジョン・シュナイダー。シアトル・シーホークスのGMだ。私がこうして私信を書いているのは、君とできるだけ早く契約したいと真剣に考えているからだ。
アリゾナ州立大学との試合を見せてもらった(深いボールへの対応が素晴らしかった)が、とても感服した。
指名されることなく2011年のドラフトが終って、君が遺憾に思っていることは承知している。しかし、ここで私に言わせてくれ。大切なのは出発点じゃない。終着点が重要なんだ。
おっと、ところで、先シーズンのプロボウルには、ドラフト外の選手が23人いたんだぜ!この事実は信用してもらいたい。
私が一番言いたいのはこういうことだ。ダグ、私たちの若いプログラムは、頭がよくて、タフで、競争心があり、自信を持ったフットボール選手を探している。君はそれにぴったり当てはまるんだ。
キャロルコーチと私は、君のような若い選手を中心にチームを作りたいと考えている。常に競争心を持ち、チャンピオンシップを狙うために、一緒になって成長していけるような。
私たちは、君とゴールデン・テイト、ダーハムを主軸としたチームを作りたいと考えている。
要約して言うと、君が最良の決断を下すように祈っている。だけど、私たちは君を追いまわすよ!私は君のエージェント、バディとも親しいから、早速オファーを届けることにする。
シーホークスに来ていっしょにやろう!
ジョン・シュナイダー
* * * * *
ってさ、いい手紙じゃないの~。(途中だいぶ省略してます)
ドラフト外で契約する時って、チームのフロントオフィスから電話かかってくるんだと思うんですが、それ、やっぱりGMがじきじきに電話するんでしょうか。ドラフトではそうだけど。
そして電話もいいけど、じきじきにこんなお手紙をいただいたりしたら、そりゃあもう、涙がでるほど嬉しくて発奮するに違いない。
シュナイダーさんのためにやったるで!って、私も思う。
ということで、ダグ・ボールドウィン選手も今年6年目のベテランになりました。シーホークスのナンバーワンレシーバーとして大活躍だった昨年。今年もたくさんいいプレイを期待しまっす!
(・・・この便箋、よく見ると、シーホークスの住所って、12 Seahawks Way なんだ~。へぇ~。気が利いてるねぇ~)
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