2016/08/02

契約更新で泣いちゃったライオンズのダリウス・スレイ

契約するとかしないとか、提示された金額が不満であるとか、契約が不服でトレーニングキャンプ欠席するとか、そういうことってNFL界隈ではよくあるけど、今回は契約が決まって、選手もチームも大ハッピーというお話です。

デトロイト・ライオンズのコーナーバック、ダリウス・スレイさん、4年50.2億円(強)の契約更新が決定。



ライオンズからのオファーを電話で聞いた時、スレイさんは思わず涙ぐんじゃったそうです。

「涙をこらえようとしたんだけど、ダメだった。だってオレが育ってきた場所を思うとさ。涙こぼれたよ。(グローバー・クインの)肩にもたれて泣いたんだ。彼が、オレを子犬だと思って面倒みてくれたんだ。オレの成長を見てくれて、そしてこれだよ」

クインさんは、ライオンズのベテランセイフティ。2013年のドラフト2巡目で指名され、右も左も分からなかったスレイさんを指導してくれたそうです。殿堂入りの名選手、ロッド・ウッドソンさんやディオン・サンダースさんにまで声を掛けて、スレイさんのためにアドバイスを仰いだり。

そしてもう一人、今年ライオンズを引退したコーナーバックのラシーン・マシスもスレイさんの師となってくれた人。ここ2年ほど、いつもスレイさんに付きっきりだったそうです。

「オレがアポロ・クリード(映画ロッキーのなかのキャラクター)で、あいつがロッキーなのさ。チャンピオンになるようにしごいてんのさ」

と、スレイさんのことを語っていました。

ダリウス・スレイさんは、なかなかたいへんな子ども時代をおくってきたようで(NFLにはそういう人たくさんいるんだけど)、その上、高校1年生の時にもう父親になっちゃったって・・・。子どもを育てるため、学校やめて、仕事を見つけようとも思ったそうです。

子どもはスレイさんのお母さん(この人、13歳でスレイさんを産んだって)が面倒をみてたけど、現在はデトロイトに呼び寄せて、シングルファーザーをやっているスレイさん。

ドラフト2巡目のルーキー契約はたいしたことないけど、今回の大型契約で、もう家族は安泰だ。子どもも、親も、兄弟も、もう金の心配をすることはないんだ・・・と思えば、ホロリとくるのも当たり前っすよね。

よかったやん~。今までやってきたことが報われて。

クインさんの肩で泣いた後、すぐにラシーン・マシスさんに知らせたそうです。

「母ちゃんにはまだ知らせてなかったんだけど。ESPNかなんかで見たんじゃないかな」

だって。こら!ww

ベテランの選手にかわいがってもらって、成長して、チームに必要とされる選手になって、大型契約が決まって、みんな喜んでるよ~。もー、ますます頑張るしかないね~。やってくれ~、ライオンズのために!

このスレイさん、ちょっとカワイイかんじがするよね・・・。目がキラキラしてて髪型もよく似合ってる。

ビックプレイ・スレイというニックネームの、ツイッターのアカウント見ると、キレイなガールフレンドのねーちゃんといつもイチャイチャやってんだけどww

こんなん公表せんでウチワでやれwwとも思うけど、ま、そんなところもカワイイ。

このキレイなねーちゃん、大学バスケの選手らしいです。

お似合いのカップルだよ~。幸せにね~。

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