トム・ブレイディのパシリはオレにまかせろ！茶目っ気たっぷりのジュリアン・エデルマン

ちぇっ、ニューイングランド・ペイトリオッツなんか好きじゃないんだよ～。

トム・ブレイディなんかウザイだけなんだよ～と思っている私ですが、 E:60 という番組でペイトリオッツのワイドレシーバー、ジュリアン・エデルマンさんを見たら、なんともチャーミングな人で、一発でファンになりました。ちょっと紹介してみたいと思います。



今シーズン、相手チームをバタバタとなぎ倒し、全勝街道まっしぐらのペイトリオッツ。ジュリアン・エデルマンさんは、ここ２、３年でめきめきとペイトリオッツの主力選手にのしあがってきました。小柄な体格ながら、二の腕はムッキムキ。タックルされても突っ込んでいくガッツあるプレイが魅力です。今や、トム・ブレイディのパスをキャッチするのは、この人かグロンコスキーか？ってなかんじ。去年のスーパーボールでも、決勝点となるタッチダウンを決めました。

大男がごろごろいるNFLの中で、エデルマンさんの身長１７８ｃｍは、明らかにおチビさんの部類。子どものころから背が低く、高校入学時でも１５０ｃｍしかなかったそうです。当時のことを思い出して、お父さんが語ります。

「夜にオレの部屋に来て、『父ちゃん、オレの背、いつになったら伸びるんだよ？』って言うんだ。『まあ待て、息子よ。辛抱だ』って答えていたよ」

エデルマンさんのお父さんは、３歳のときに自分の父親を亡くし、１４、５歳の頃から自動車修理工をして働いてきました。ビデオに出てくるけど、ジュリアンさんとそっくり！目のあたりが。

「親父はたいへんな子供時代をすごしてきたんだよ。父親もいない。背も低い。自分の背中を押してくれる人がいなかったんだ。そんな人生を自分の子どもには送ってほしくないと思っていたんだ」と、ジュリアンさん。

ジュリアンさんが４歳になると、親子で野球やフットボールを練習するようになります。たいそう厳しい練習だったようで、お父さんがジュリアンさんにボールを思いっきりぶつけたり、そうかと思えば「もっと強いの投げてみろよ！」とジュリアンさんが怒鳴り返したり。ある時には、試合中のマウンドで２人が取っ組み合いしたりと、盛大にぶつかりあったようです。

高校ではクォーターバックとして活躍しますが、メジャーな大学から奨学金のオファーは届かず、期待値はゼロ。しかし、大学でもクォーターバックを続けます。NFLのドラフトが間近にせまると、クォーターバックでの指名はありえないと確信し、ワイドレシーバーの練習に励みました。NFLコンバイン（ドラフト候補生が、各々の運動能力を見せるイベント）には招待されませんでしたが、足の速さを買って、ペイトリオッツがドラフト７巡目で指名。

「うーん、キミがプレイできるかどうかわからんけど、ま、やってみるか」というのが、ベリチックコーチからのお言葉。

ペイトリオッツに入団後は、トム・ブレイディさんと仲良しになりたくて、緊張しながらも、「もし、なにか用があったら、オレ、何でもしますから」と自己紹介しました。

「トムと、何人かのレシーバーがロスアンゼルスで練習するって聞いたんだよ。だから、オレもロスに引っ越したんだ。ほら、もしかして、トムに呼ばれるかもしれないだろｗｗｗ」

「オレが来てるって知って、その年は、トムが２回電話くれたよ」

「４年目の時には、電話が週３回になった。昼飯にもさそってもらったし」

（４年でやっとランチ・・・）

「もうね、トムが『ハロー』って言っただけで、何だってやっちゃうよ、オレ」

と笑って語るエデルマンさん。んもー、正真正銘の腰巾着。オレって、しょーがねーなーｗｗでもトム大好きｗｗｗって感じ。ｗｗｗ

ビデオの中ではスーパーボウルの様子も映っていて、シーホークスファンの私としては、今見ても悔しい気持ちがこみ上げますが、エデルマンさん親子が泣きながら手をとる姿を見ると、まあ、いいかなって・・・。記者会見での、自分の人生を子どもたちに捧げてくれた父に感謝するジュリアンさんの真摯な言葉にも、胸を打たれます。そうか、ここでこんなにハッピーな人たちがいたんなら、それでいいんだなって・・・。

コーチのベリチックさんやトム・ブレイディさんのモノマネもやってみせてくれたジュリアン・エデルマンさんは、自分のYouTube チャンネルでも、コメディを披露しています。多芸なんですね～。フットボール引退後は芸能界で活躍するつもりなのかも～。

新しいジェームス・ボンドの映画が開幕した日には、こんなツイッターも。

#DoubleOEleven pic.twitter.com/6zknmj0kwH

— Julian Edelman (@Edelman11) November 6, 2015

遊んでるなｗｗｗ撮影やデザインやら自分のチームの人に金かけて、遊んでるｗｗｗ

楽しそうなところがとってもチャーミングなジュリアン・エデルマンさんでした。

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もっと！ジュリアン・エデルマン！

★　トム・ブレイディ愛は止まらない from ジュリアン・エデルマン