2016/04/29

NFLドラフト1日目の勝者はブロンコスのパクストン・リンチさんに決まり!!

2016年のドラフト1巡目が終りました。皆さんどうでしたか?

招待された選手たち、みんな気張ってオシャレなスーツで来てましたね!緊張した顔があり、恥ずかしそうな顔もあり、みなさんフレッシュでよかったです。こんなふうに人前に出されて、サーカスみたいに見世物にされて、ちょっとかわいそうかもしれないけど、でも、みんなこれで20億円とかの契約を結ぶんだからいいのかな。

1位のゴフさん、顔こわばってました。すごく真面目そうな印象。2位のウェンツさんは、わりとリラックスして笑ってたけど。

1位、2位は予想通りの二人が指名されましたが、今夜の、なんといっても一人勝ちはパクストン・リンチさんではないでしょうか。

指名順31番だったデンバー・ブロンコスが、トレードアップ。シアトルの26番と、ブロンコスの31番+3巡の指名権をトレードして、QBパクストン・リンチさんを指名しました。





リンチさん、泣いとるがな~。ううううう。(1:13)

そんなに嬉しくてよかったのうぅぅ。ブロンコスだよ~。ブロンコスの未来のQBだよ~。嬉しいよねぇぇぇ。

そして、嬉しかったのはリンチさんだけではありません。GMのエルウェイさんとヘッドコーチのキュービアックさんも、やったー!!って。こんなにして喜んでもらったら、選手だって感激だよ。


実は、エルウェイさんはパクストン・リンチさんをずっとねらっていたそうです。この日の昼から電話かけまくって、トレードしてくれそうなチームと交渉をしていたと語っています。クォーターバックが必要なチームでは、20番目にニューヨーク・ジェッツがいましたが、ジェッツのGMが、フィッツパトリックさんと契約できなくても、2年目のQBぺティさんが信頼できると言っていたとか。ジェッツは心配なかったけど、リンチさんを狙うチームが他にもいるはずだということで、トレードアップしたそうです。

その予測どおり、ダラス・カウボーイズのGMジェリー・ジョーンズさんが、1巡目にもう一回なんとかしてパクストン・リンチさんを取りたかったと語っています。

ブロンコス、いいチームじゃないの~。ディフェンス強くてさ~。ゴフさんやウェンツさんより、ぜんぜんいいやん~。GMもヘッドコーチもQB出身だし丁寧に育ててもらえそうやん~。ブロンコスだって、これでQBの問題かたづいたやん~。キャパニックさんもブラッドフォードさんもいらないやん~。まるくおさまったよ~なんだか知らないけど。

そして、指名後には、ブロンコスの選手からパクストン・リンチさんに「おめでとう!待ってるぜ!」というツイートのお祝いもぞくぞくと・・・。なぜか往年の名選手ジェリー・ライスさんもお祝いしてるし、ブロンコスの地元の市長さんも浮かれております。

いいじゃないですか~こんなにみんなに喜んでもらってさ~。

今夜は嬉しくて、眠れないかもしれないですね。リンチさん。

あっ、でもサンチェスさんはどう思ってるんだろう。けどまあ、リンチさんがNFLで使えるようになるまで2、3年あるだろうし、とりあえず今年の先発はサンチェスさんってことで、彼もハッピーなんじゃないでしょうか?よかったね!(むりやり)

さて、31番に指名順が廻ってきたシアトル・シーホークスが指名したのは、この人。イエッサー!!wwwよかったね!!!wwwwww


2016/04/28

リチャード・シャーマン 解説者をぶった切り!脳震盪については?

何を話させても面白いことを言ってくれるリチャード・シャーマンさんが、雑誌GQのインタビューを受けていました。相変わらず、自分の思ったことをズバズバ語っていて楽しかったので、少しだけ紹介します。

まずはドラフトについて。

NFLのドラフト、すごいですよね。大学の選手って何百人もいるのに、その選手を一人ひとり分析してるのが。各チームがそれをやっているのもすごいと思うのに、テレビや雑誌の解説者までそれをやってるのが。それぞれの選手の短所・長所に加えて、どの選手がどのチームの戦術にあっているとか、このチームはこの選手を指名するべきだ!って、熱く語っている人たち。この人たち、本当にこんなの調べて分析してんのかなぁ、それともテキトーなことを真面目なフリして言ってるだけなのかなぁと思って見てましたが、リチャード・シャーマンさんの見解は・・・・。



テレビで解説者が、何でも知ってるみたいにして語ってるけど、そういうの聞いて、イライラしない?

「もうね、イラつくどころか笑っちゃうぜ。どうでもいいよ。聞いたことを何でも信じる羊に向かってしゃべってるんだと思えばさ。笑うしかないだろ。だってさ、あいつら何も知らないんだ。毎年、誰がどこにドラフトされるか、どんな情報があるかとか言っててさ、その予測が外れるだろ。でも、それを誰もからかったりしない。批判もない。「ああ、これ違ってたよ、また。来年は当たるはず」ってだけじゃないか。それでも視聴者が見続けるんだよ!まったくおかしな話さ。だって、他のところでは、どんな仕事でも、プロフェッショナルっていわれている人が間違いを起こしたらさ・・・んーと、たとえば、天気予報が外れるとするだろ、そうしたら、その局の天気予報は見なくなるよね。だけど、解説者の言うことはずっと聞いてるんだよ!」

むはははは。一理ある・・・・。

選手にとっては、メディアとか騒ぎすぎでうるさいだけなんだろうなと思います。でもまあ、騒がれて、ネタになることも仕事の一つだから、しょうがないっすよね。

そして、今NFLで問題になっている脳震盪については

「それでプレイを変えるってことはない。フットボールに対しての考えも変わらないし、それは自分の子どもがフットボールをすることについても同じ。フットボールは、オレにたくさんのことを教えてくれた。フットボールに取られるものよりも多くのことを。もちろん、身体に受けるダメージは大きいし、リスクはある。だけど、自分を律すること、努力すること、チームワーク、信頼を得ること、いつでも準備万端であること、みんなの先頭に立つこと、障害を乗り越えること、などを教えてくれたんだよ。人生で大切なことをたくさん。感謝しているよ。オレの息子はプロの選手にはならないかもしれない。フットボールをしないかもしれない。でも、このスポーツをするなとは言わないよ。こんなにオレに良くしてくれたスポーツなんだから」

ということです。

現役の選手は、脳震盪のことをどう考えているんだろう?と思ってきましたから、シャーマンさんが考えていることが聞けてよかったです。

フットボールって、選手生命は短いけど、プレイできる間は、輝いている姿をファンにたくさん見せて、夢中にさせてほしいです。

イーグルスにトレードを要求したサム・ブラッドフォードさんには思いっきり呆れた件

えッ、オレのこと好きだと思ってたのに、違ったの?他に結婚考えてるヤツがいた?信じらんねー、マジかよ!!

というのが、サム・ブラッドフォードさんでしょうか。そして、フィラデルフィア・イーグルスにしてみれば、「う~ん、ツナギのボーイフレンドとしてはいいけどォ、結婚となるとなんか心配なんだよね~。万が一の時、頼りになるのかなぁこの人・・・」という気持ちがバレちゃった感。

いや、知らなかったのはブラッドフォードさんだけで、他の人はみんなそう思ってたんだけどね・・・。

何のことを言っているかというと、契約を交わしたばかりのイーグルスが、ドラフトの順位をトレードアップ。あろうことかクォーターバックを指名するらしい。ええッ?!QBはオレでいくんじゃなかったの?そんな話聞いてない!とQBブラッドフォードさんがトレードを要求した件です。



サム・ブラッドフォードさんは、このシーズンオフに「イーグルスと2年35億円(強)そのうち22億円は保証」という契約を結んだばかり。

イーグルスは、もともと8位だったドラフト順をブラウンズとトレードし、全体2位指名権を確保しました。そのために、今年の3巡+4巡+2017年の1巡+2018年の4巡をブラウンズに献上しましたから、この2位指名にかける意気込みは相当なもの。そして、この2位でクォーターバックを指名するらしい。

これ。ちょっとびっくりしましたよね。ラムズが(これも)将来を投げ打ってトレードアップしたのにも驚いたけど、イーグルスも。今年のQBはあまりよくないと言われてたところに、このニュースだもの。そんなに、来年のドラフトを犠牲にしても欲しいようなQBなのか?って思います。そりゃあプロのチームはプロの目でドラフト候補生を分析してるんでしょうけど。

それでまあ、ブラッドフォードさんが、「あれ?イーグルスはオレを信頼してたんじゃなかったの?」と思うのは当たり前ですよね。「オレがいるのにルーキーがそんなに欲しいの?あれれ?」って。

でも、あれれ?じゃすまなかったサム・ブラッドフォード。「じゃ、トレードお願いしまーす」では、腹の虫がおさまらない。「断固としてトレードを要求するなり!!(怒)」なんですよ。

トレードしてくれなきゃ、練習なんか行かねーよ!!だって。

そして、ブラッドフォードさんのエージェントが、ラジオで言うことには

「サムはね、どこか他でやりたいんだよ。単に先発ってだけじゃなく、長期で先発をはれるところで。要因はまだほかにもあってさ、例えば、2年契約だとするだろ。それで、ドラフトの2位指名が自分の後ろにいるわけだよ。そしたら、すごくいいプレイをしなきゃいけないんだ。だってさ、いいプレイをしなきゃ、ファンが騒いだりするしさ。いいプレイをしなきゃチームメートにだって横目で見られるし、みんなが、お、先発はいつ代わるのかな?って思うだろ」

だって。アホか!!!!

長期で先発はれる確約なんて、誰にもないわ!!結果出せなかったら、試合に出られないの当たり前!

いいプレイしなかったら、ファンが騒ぐぅ?当たり前やそんなもん!!なめとんのか、ファンを!!

「サムは競争者だ。自分が一番であるチームに行きたいんだ。ツナギをして、シーズン終了後にどこに行くのかわからないような、そんなところにはいたくない。チームに参加できて、プレイできるところに行きたいんだ」

競争者!!!よく言うな!!!ウェンツだかゴフだか知らないけど、2位指名で入ってきたルーキーと競争したらいいやん!!それで勝って、長期でやれるQBだって証明したらいいやん!!

もうね、エージェントにこんなこと言わせるブラッドフォードさんもブラッドフォードさんだし、こんなこと言うエージェントもエージェント。こんなアホなこと言ってるプロの人、信じられん・・・。

あれか・・・。ブラッドフォードさん、ドラフト全体1位指名だし、もう76億円ももらっちゃってるし、オレって、契約にサインするだけで11億円もらえるすごいQBなんだって錯覚してる?

ドロボーと同じやん、あんた!そんなこと言うんなら、インターセプション投げんなよ!!

と、サム・ブラッドフォードさんの見方を見直した1件でした。

じゃーさー、キャパニックさんもトレードで出たいっていってるから、二人で交換すれば?という手もありますが、ブラッドフォードさんは、49ナーズはいやなんだって。チップ・ケリーさんがいるから。

勝手にせいや・・・・。

2016/04/24

脳震盪の影響 元NFL名選手サーマン・トーマスさんの場合

サーマン・トーマスさんは現在49歳。NFLのバッファロー・ビルズでランニング・バックとして13年活躍しました。NFL殿堂入りもしている名選手ですが、この人が、脳震盪を語る集会で、自身の体験を初めて語りました。

「気持ちの揺れをコントロールできない」と語っていますが、「ちょっと暗くなったり浮かれたり」とは思わないでください。突然、凶暴になって怒鳴りまくるかと思うと、落ち込んで部屋に一人で閉じこもる・・・というような意味合いだと思います。



「(脳震盪について)家では話し合わない。友達とも話さない。話すことに抵抗があるんだ。なぜかというと、もっと事実関係なり、知識なりをつけてからと思って」

「50歳になった時、歩けるだろうか?45歳になった時、物事の順序をちゃんと覚えてられるだろうか?50歳になって情緒不安定にならないだろうか?もっとひどいことを言えば、鬱病になって自殺しないだろうか?なんて、フットボールを始めた子どもの頃は、考えもしなかった」

「子どもの時フットボールをしていて、頭痛があったかもしれない。自分がどこにいるのか、ふっと思い出せないことがあったかもしれない。そんな時は、痛み止めの薬を飲んで、試合に戻った。だって、何も知らなかったんだ」

「(大学時代)お医者さんもトレーナーも、できることをやってくれた。今みたいな技術や知識はなかったんだ。そりゃあ少しはあったかも知れないけど・・・1984年のことだ」

「(NFLに入って)頭への衝撃は、ますます強くなった。回数も増えた。(大学生より)大きくて、俊敏で、強い選手からヒットをうけるんだ」

NFL入り初めての脳震盪は、3年目のブロンコス戦だったとトーマスさんは語ります。

「地面に倒れる前、目の前が真っ暗になった。目を開けても、何も見えなかった。7、8秒で見えるようになったけど」

「まだ25歳だった。金を稼がなきゃ。こんなの、たいしたことじゃない。サイドラインに下がって、医師が手順に従って診てくれた・・・・たいした手順じゃないけど」

NFLを引退して15年たつトーマスさん。来月には50歳になります。

「気持ちの揺れをコントロールすることができない。それで、家族に迷惑をかけている。理解ある家族に恵まれたことを神に感謝しているよ。プロで13年、そのあと15年、私と一緒にいてくれた。みんな私の情緒不安定を理解してくれている。どうしようもないことも」

集中力がなくなり、物事を順序だてて覚えていられないというトーマスさんは、メモをいつでも携帯するようになりました。2、3年前には、いつも通っている道を運転していて、ふと自分がどこにいるのかわからなくなったそうです。

「自分がどこにいるのかも、何をしているのかも分からなくなったんだ。ハイウェイの路肩に車を止めて、妻に電話した。今までで一番つらい電話だった。今、どんなことが起こったのか話したよ。妻は『家に帰ってきなさい』って私に言ったんだ」

その数日後、病院でMRI検査を受けたトーマスさん。前頭葉は「頭を先にして屋根から落ちた人」、もしくは、「車のフロントガラスを数回ぶち破った人」のようだと言われました。

「医者は、まあまあだって言ったんだ。13年NFLでやってきた選手にしては、まあまあだって」

病状は、悪化するばかりだろうと、お医者さんに説明を受けました。その言葉どおりに、症状は良くなることなく、悪くなっているとトーマスさんは語ります。

トーマスさんの子どもさん(14歳)もフットボールをしていましたが、脳震盪にあってから、休んでいるそうです。

「妻は、もうさせたくないと言っている。体がぶつかるスポーツを子どもにさせている親御さんに、やめさせろと言うつもりはない。技術は改善されている。研究も進んでいる」

脳震盪が起こった場合は、チームの医師が、まず選手を試合からはずさなければならないとトーマスさんは語ります。なぜなら、選手は試合に留まっていたいものだから。

「チームの医師が決断しなければ。絶対」とトーマスさんは語りました。


NFLでは脳震盪を起こしたときのプロトコル(手順)が決まっています。フィールド上にチームの医師もいるし、トレーナーもいます。全試合に、NFLの専門スタッフが派遣され、脳震盪のケースを監視しています。コーチだって、選手だって、審判だって、十分注意を払っているでしょう。でも、事故は必ず起こるし、適切な判断が遅れることもあります。どうしても、指の間からは水が漏れるように。

去年も、キーナム選手が、明らかに脳震盪と見えるのに試合は中断されず、プレイを続けた例もありました。

これ、見たくない人は見ないでください・・・




同点の試合で残り1分。試合に勝つことに頭がいっぱいで、QBが頭をぶつけたことに注意が届いていない。コーチでも選手でも審判でも誰でもいいけど、これを見ていた人は、試合を中断してQBの様子を確認しなきゃいけなかったのに。NFLの監視員は何を見てたんだろう。

プロの試合でもこうなんですから、ましてや、小中学生が頭をぶつけた時、大丈夫と思って練習や試合を続けさせる場合があるかもしれません。ことの大きさに気がつかずに。

脳震盪を起こさないようにする改善策とか、医療対策とか、だんだん良くなってはいくのでしょうが、でも、このスポーツをやっている限り、避けられない問題です。体のほかの部分にかかる負担だって大変なものだというのにね・・・。

2016/04/21

ジョーダン・スピースとリッキー・ファウラーと楽しい仲間のバケーション

全国のジョーダン・スピースファンの皆さん、こんにちは!

残念ながら、スピースさんは今週もトーナメントに出場していません。次の試合は、5月10日の予定です。長いですね~。まあ、首を長くして待つことにしましょう。

現在、スピースさんは、ゴルフ仲間のリッキー・ファウラーさん、ジャスティン・トーマスさん、スマイリー・カウフマンさんと、バハマでバケーション中。マスターズが終ったから春休み~♪ということで、ヨットに乗ったり、釣りをしたり、裸足でゴルフしたり、2階のベランダから飛び降りてみたり、思いっきりふざけあっているようです。むっちゃ楽しそう!


ちょっとwwwこのスマイリーさんwwいい味出してるwwマスターズ3日目には2位だったこの人、マスターズのインタビューでも素朴さ爆発でしたが、この写真でも麦藁帽子が似合いすぎるな!カカシにして田んぼに置きたいくらいだな!

リッキーさんも親分肌で、率先してバカなことやって場を盛り上げてくれそうだな!ゴルフウェアより、こっちのほうが断然カッコイイな!

いいな~楽しそう~。

・・・って、こんな写真で心が癒されるって・・・・女の子を眺めて喜ぶおじさんか!


さて、マスターズで墓穴を掘ったスピースさんを、からかうことも忘れていない、この仲間たち。



0:09  ここ、ここなんだよ!どうしたんだよ、ジョーダン?

なんつって。

こんな冗談言ってくれる友達がいてよかったよね~。なぐさめられるより、ぜんぜんいいよね~。これで勇気100倍だよ~。けど、スマイリーさんだって、最終日プレッシャーでスコア落としたくせにさwww

とゆうことで、この人たちがツアーに戻って活躍する姿を楽しみに待ってますよ~。


[UPDATE]

いったい何なの、この流れ・・・・。ローリー・マキロイさんが、オレもリッキーに誘われてたよ、ってツイートしてる・・・。


リッキーさん 「よう、バハマに行く計画してんだけどさぁ、今んとこ、ジョーダンとジャスティンとスマイリーと・・・オレたちといっしょに行く?4月18か19日から、その週ずっと。」

ローリーさん 「ヘイ、ジョーダンがそんなこと言ってたな、会ったとき。その週はエリカとバルバドスに行くからダメだ。楽しそうだけどな!今度は絶対行くよ!」

と断ったマキロイさんですが、ここ数日、リッキーさんのスナップチャットを見ていて、チェッ、オレも行っとけばよかったなぁ!だってさ・・・。

彼女とのバケーションより、男ばっかで騒いだほうが楽しそうだもんねwww

2016/04/20

ドラフトで泣いたトム・ブレイディさんと怒ったリチャード・シャーマンさん

NFLドラフトが近づいてきました。ドラフト順をトレードし、注目選手を指名しようと、各チームとも躍起になってるようです。ドラフト候補生も、ドキドキしていることでしょう。けど、今注目されていなくても、後になって光るダイヤモンドの原石のような選手が、今年もいるはず。ドラフトの後ろのほうで指名されたり、あるいは、指名されなくても、大活躍している選手はたくさんいますよね!

ということで、ドラフト6巡目で指名されたニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディさんと5巡目で指名されたシアトル・シーホークスのリチャード・シャーマンさんの、ドラフト思い出話を紹介します。

トム・ブレイディさんが6巡目、全体199位で指名され、現在はNFLを代表するクォーター・バックであるというのは有名な話。ドキュメンタリー番組にもなりました。足は遅い、どんくさい、体は細い(ウエイトトレーニングやってんのか、おい)という評価の中、ブレイディさんの指名は見送られ、下位に下位にと落ちていったドラフトの日。




ブレイディ父 「2巡目か3巡で指名されるだろうと思っていた」

(このお父さん、番組中に「25年間、49ナーズのシーズンチケットを持ってたんだ。サンフランシスコがトムをパスして他のQBを指名してムカついた」って言ってた。ww当たり前だよね)

トムさん 「(自分の部屋から)階段を下りていったら、4巡だった。そして、5巡目になって、みんなが指名されていった」

ブレイディ父 「6巡になったところで、トムは野球のバットを持って、『外に行ってくる』って」

ブレイディ父 「トムが戻ってきたときは、6巡目の22番指名だった。それで、また『外に行く』って。家の中は、緊張がはりつめていた」

トムさん 「父さんと母さんと、家の周りを歩ったんだ・・・・」

と、当時を思い出し、涙するトムさん・・・。 (1:20) ←必見

このビデオは2011年のものですから、トムさんはすでにスーパーボウルで勝ち、実力を皆に証明したあと。それなのに、まだ、こんなに悔しそう。「くっそーッ!」って、まだ根に持っているんですね。いまだに、これがすごいモチベーションになっているに違いありません。

・・・野球のバットwwww


さて、小さな頃から生意気そうなwwリチャード・シャーマンさんは、NFL屈指の名コーナーバック。陽気で、トラッシュトーク大好きで、何をしても目立つこの人、シーホークスファンに大人気です。コンバインでは、シャーマンさんより足の速いCBが24人もいました。(シャーマンさんより遅かった人は8人)そして、自分の名前が呼ばれないドラフトの日・・・。

「他の選手の名前が呼ばれていくたびに、腹が立っていった」

「60~70人くらい親戚が集まってたんだ。テレビで、ひとり、ひとり、とドラフトされていく。1分が1時間にも感じられた。誰かが指名されるたびに、自信がなくなって、自分が小さくなっていくようだった。」

「2日目になると、自分を疑い始めるんだ。本当に指名されるのか?って」

「3日目には、60人が7人になった。雰囲気もしゅんとした。4巡が終る頃には、10年も年取ったみたいだった。テレビを見るのをやめて、目がうつろになった。本当に指名されるんだろうか。もしかしたら、これはオレの道じゃないのかも」

「電話が鳴った。ヘンな間違い電話じゃありませんように、って思ったよ。ドラフトの日なんだよ。チームからの電話だけを待ってるんだ。サイテーだよ、もし他のやつだったら」

ということで、無事、シーホークスに指名されたシャーマンさんですが、「5巡目。コーナーバックで25番目。全体154位」という数字は、今でもなお、頭に刻み込まれているそうです。

みんなに証明してやる。オレを疑ったヤツらを見返してやる。いつだって110%の力を出して、練習量では誰にも負けない。という、人一倍強い意志の力が、ブレイディさんやシャーマンさんや、他のたくさんの選手たちを動かしているのでしょうね。

ラッセル・ウィルソンさんも、「(オレを指名しなかった)他の31チームに後悔させてやる」って言ってたよ。

おお!いいぞ!!

NY・ジェッツのマンゴールドさんがフィッツパトリックさんとつるんで一騒動起こした件

2015年はNY・ジェッツで活躍したクォーターバック、ライアン・フィッツパトリックさん。現在フリーエージェントですが、なかなか契約が決まりません。ジェッツ側が提案する金額(7~8億円?)とフィッツさんの要求には大きな隔たりがあると報道されています。ジェッツファンの人はヤキモキしているのではないでしょうか。

んも~、ジェッツ払ってやれよ~先発QBなんだからさ~。フィッツさんだって、オレの価値これだけかよ?!って思ってるよ~。7試合しか出てないオスワイラーさんが37億円もらっちゃうんだからさ~。でも、いつまでもゴネてると契約しそびれるかもですよね、フィッツさん。

そんなフィッツさんが、こんなところに!


ジェッツのチームメイト、ニック・マンゴールドさん、エリック・デッカーさんといっしょ。アイスホッケーのプレイオフで盛り上がるニューヨーク・レンジャーズを応援に来ました。

ピッツバーグ・ペンギンズの後ろの席で騒いでいるのは、マンゴールドさん。敵の背中にヤジを怒鳴りまくって、警備員が何度も注意に来たそうです。wwwヤジどころじゃないよね、これ。相当ひどいこと言ってるに決まってるwwなんて怒鳴ってたのか聞きたいwww放り出されなくてよかったね、しかしww

もちろん、観客の人たちもマンゴールドさんに気がついて、写真やらビデオやらをSNSで公開しています。いっしょに試合を見に行ったデッカーさんも、仲間の様子をインスタグラムで見せてくれました。

A video posted by Eric Decker (@edeck87) on


この試合、レンジャーズは負けましたが、プレイオフを勝ち進むようなことがあれば、またマンゴールドさんたちが現れるかもしれません。

って、それはいいけど、フィッツさんも早く契約がまとまるといいですね。テキサンズを解雇されたQBブライアン・ホイヤーさんが、今日はジェッツを訪問するってよ。

[UPDATE]

マンゴールドさんたちが、地下鉄に乗って試合に向かっている写真もあったので、貼っときます。タクシーでも行けるのに、わざわざ公共交通機関を使うって、なに?フィッツさんと仲良しのところを見せつけて、ジェッツに、さっさと契約しろアピール?


2016/04/19

練習が始まった!ブランドン・ブラウナーさんもシーホークスに返ってきた!

今日から、各チームの練習が始まったようです!選手たちが、練習施設に帰ってきました。新しいシーズンの始まりです!イェーイ!少しずつ、9月に近づいていますよ♪♪

ブロンコスのツイッターには、分厚いプレイブックの写真が載っていました。見たい!中にどんなこと書いてあるのか、見ても分からないだろうけど見てみたい・・・。

シーホークスの練習場にも見慣れた顔が!


ルーク・ウィルソンさんとジミー・グラハムさんが並んで歩ってる!いい笑顔!楽しそう!カム・チャンセラーさんもいるじゃないですか。グラハムさん、去年故障したところは、なんだか治りにくいところだという話を聞いたので、今シーズンはむっちゃ心配しています。ちゃんとリハビリして、無事に1年活躍してほしい。

そして、CBブランドン・ブラウナーさんもシーホークスに戻ってきました。シーホークスのセカンダリー(ディフェンスで、後ろのフィールドを守る選手=コーナーバック、セイフティ)は、 Legion of Boom というニックネームがついているのですが、そのオリジナルメンバーです。ブラウナーさんは2013年を最後に、ニューイングランド・ペイトリオッツに移籍。スーパーボウルで勝った後、去年はニューオーリンズ・セインツでプレイしていました。

ニューオーリンズでは、あまりいい成績を残せなかったので、「まだできるってことを証明したい」とのことです。契約は1年。調べてみたら、この人、反則がすごく多いんです。2011年、2014年、2015年と、ペナルティはリーグ1位って・・・。アチャー。

でも、こんなプレイをまた見せてほしいです!106ヤードタッチダウン!!


2016/04/18

トム・ブレイディはベリチック師匠のお誕生日を忘れない

私はニューイングランド・ペイトリオッツのファンではありません。でも、NFLを観戦する一人の人間として、やはり、QBトム・ブレイディさんと、ヘッドコーチ、ビル・ベリチックさんの功績を認めないわけにはいきません。いくら、時々ズルっこをすることがあるといえども。ね?

ということで、4月16日は、ベリチックさんの誕生日でした。


「16年前の今日、ビル・ベリチックは48歳になった。NFL史上最高のドラフト指名をして、誕生日を祝った」

これがその時のドラフト指名用紙!今、誰が持っているんだろう?これって、博物館に陳列しておくべきものじゃないですか。手書きの字は誰のもの?ベリチックさん?

トム・ブレイディさんも、師匠の誕生日をお祝いして、フェイスブックにこんな写真を投稿していました。


「歴代最高のコーチ、誕生日おめでとう!16年前の今日、ボクに賭けてくれてありがとう!」

ちぇっ、これ、49回のスーパーボウルで勝った時の写真か・・・・。ベリチックさん笑ってるで・・・。笑ってても怖いわ・・・。

でも、他の選手からのお祝いの言葉は、ちょっと見た限りでは見つけられませんでした。ま、シーズンオフだし、休みの時くらいボスのことなんか忘れてたいですよね、誰だって。それとも、「ベリチックを好きなヤツなんか、トム・ブレイディしかいねーよ」と語った、ディアンジェロ・ウィリアムズさんの言葉は本当なのかな?

いやいや、ベリチックさん、いい味だしてるじゃないですか~。いつも苦虫を噛み潰したような顔してムツムツ話す記者会見は、けっこう見ものですよ~。

ベリチック語録もいろいろありますが、こ、これはどうですか。

去年の11月、グロンコスキー選手がケガをし、車で運ばれて退場した試合後の記者会見。記者が「グロンコスキーが倒れた時の心境は?」という質問をしたら・・・




"What do you think?"  「どんなだと思うんだ?」

って、にらまれる記者さん・・・。こわいwこわいよーwwすいませんッ、こんなアホな質問もうしませんッ!

ベリチックさんと同じ空気を吸うだけで冷や汗が出そう・・・。

2016/04/17

ジョーダン・スピースはタフやで!マスターズ2016敗戦後インタビュー

全国のジョーダン・スピースファンの皆さん、こんにちは!

マスターズから1週間が経ちました。パー3の12番で、まさかの7打をたたいて、優勝を逃したジョーダン・スピースさんは、今頃どうしているんだろう、落ち込んではいないだろうか?なんて心配はしていませんか?

ラウンドが終ってすぐのインタビューもつらそうだった。優勝したウィレットさんに、前年の覇者であるスピースさんがグリーンジャケットを着せなければならない、セレモニーの間は隣に座らなければならないって、なんて酷なしうちでしょう。胸が締めつけられるようでしたね。「なんだよー、ウィレットのヤロー、棚からボタもちのくせに喜びすぎだよぅ、有頂天になってヘラヘラ笑ってるんじゃねえ!」と、ドついた方もいらっしゃるかと思いますが、まあまあ。ウィレットさんだって素晴らしい最終ラウンドだったんだから。

スピースさんのキャディ、マイケル・グレラーさんの手記もよかったですね。グッときて、じーん・・・としましたね。その一方で、スピースさんにも何か言ってほしい・・・とツイッターのアカウントを見てみれば、「オレ、スポーツ楽しんでるぜ」なんていうスポーツキャスターのリツイートがあるだけ。ジョーダン、キミはどこで何をしているんだぁ・・・と、不安な日々をすごしたことと思います。

しかし、ここでスピースさんのビデオが見つかりました!

マスターズのセレモニーの後らしい。記者会見という場所ではなくて、オーガスタのクラブハウスの前かな?べつに、わざわざインタビューを受けなくてもよかったんじゃないの?みたいなところ。記者の人がワサワサ集まってきたから、しゃべることにしたっていう状況みたいなんだけど・・・。





どーですか、これ?

悔やんでも悔やみきれないマスターズを終えて、まだ1時間くらいしか経ってないだろうに、この、クールに状況を突き放して語るジョーダン・スピースさん。

ひっどい負け方をしたら、その黒い泥沼みたいな水溜りでいつまでものたうちまわる人も人もいるのに、この人は1時間くらいでサッとその水溜りの傍に立って、どんな水溜りだったのかなーって見てるかんじ。

水溜りにいつまでも浸ってたのがキャム・ニュートンさんかな。スーパーボウルのあとの記者会見なんか。いや、キャムさんはあれがキャムさんなんだから、別にいいと思うんだけど。でも、自分の負けに酔ってるキャムさんとは、対極にいるよね、この人。スッと自分を第三者の目で見てるもの。

「ボギー、ボギー、クワッドだよ、ははは」って笑ってる!くやしいという表情ながらも、笑えるんだよ、すでに。そして、「どのくらい残念だった?」というアホくさい質問にも嫌な顔をせずに「どのくらい残念だったってキミは思うの?」って笑って返してる。そして、矢継ぎ早の質問を丁寧に聞いて、プレイのひとつひとつをくわしく説明しています。自分でプレイを思い出して、分析しているかのように。

試合後のセレモニーでは「笑うべきだったからニコニコしてた」ってwww正直だなwwwそして、12番で大きな穴を掘った後に、「ボクたち、なんか自滅してるみたいだな」ってキャディのグレラーさんに言ったって。

自分たちが世界一のゴルフをするんだという自信は揺らぎないものながら、「(今回の負けは)きついよ。(乗り越えるのに)時間がかかると思う」と語っています。

ジョーダン、ぜんっぜん平気じゃん!キツいとかツラいとか言いながら、へし折れてないもの。それよっか、もう2度とこんなことはしねーぜ!という気持ちが伝わってきます。

こういうタフさが強さの秘密なのかもね~。自分を突き放して見る。必要以上に落ち込まない。ま、勝った負けたのいっても、たかがスポーツなんだからってことを忘れない。

キツかった試合の後、さっさと帰りたいだろうに、立ち止まって記者の質問にちゃんと答えてくれるっていうところもすごいし、いや、このジョーダン・スピースさんにはいろいろ敬服するところがありますね。ジョーダン、好きだよ!

ということで、USオープンも楽しみに、応援しましょうね、皆さん!

2016/04/14

元NFL選手ウィル・スミスの死とタイラン・マシュー ニューオーリンズの深い闇

先週の土曜日、元ニューオーリンズ・セインツの選手ウィル・スミスさんが射殺されるという事件がありました。

レストランで食事をしたあと、スミスさんは奥さんと友達夫婦とともに、車に乗りました。前を走っていたハマーが急に止まったので、スミスさんは急ブレーキを。衝突はしなかったとスミスさんは思いました。ハマーは路肩に動きましたが、身の安全を考えて、スミスさんはそのまま運転を続けました。すると、ハマーはスピードを上げて走ってきて、スミスさんの車後部に衝突。

スミスさんは車を降りて、ハマーの運転手と怒鳴り合いになります。そして、ハマーの運転手が、スミスさんを射殺。スミスさんは8回撃たれ、そのうち7回は背中から撃たれたと警察が発表しています。

最初は、ロードレイジ (road rage =車の運転中にカッカして、過度な暴力をふるうこと)の事件だと思いました。しかし、この裏には、もっと大きな問題が。

まず、アリゾナ・カーディナルズのタイラン・マシュー選手が、ツイッターに連続投稿。

「知ってる、コイツ。皆に嫌われてる卑怯者だ。大人になって殺人をするとは思わなかったが・・・卑怯者に正当な刑罰が与えられますように・・・」

「オレだって、撃たれたことくらいある!だけど、銃をとって、相手を撃とうなんて思ったことはない。争いは、たくさんしたけど、そんな」

「誰かを殺すなんて。オレは卑怯者じゃない。命がどんなに大切なものか、オレは知ってる。ひとつしかないじゃないか!それを誰かから奪うなんて」

タイラン・マシューさんは、ニューオーリンズ出身。このツイートの後、スミスさんを殺害した犯人の親戚から、脅迫を受けました。「脅迫って、オドシじゃないよ。殺人予告ってことなんだ」とインタビューで語っていたマシューさん。


ESPNの解説者をやっている元NFL選手、ライアン・クラークさんも、ニューオーリンズの現状について、語っていました。ニューオーリンズに行くことがあっても、ホテルからは出ない。誰にぶつかって、どんな争いになるかもしれないから。コミュニティが壊れている。貧困層は放り出され、銃と麻薬と暴力が蔓延している。

「家(ニュー・オーリンズ)に帰っても、2日以上はいられない。誰がどこにいて、何をしてるか、みんな知ってる。見つけられるんだ。やつら、わざとぶつかってきて、ケンカを始める。やつらが最初に考えるのは、殺してやるってことなんだ。なんで、とか、どうする、とか、話し合うことはない。あいつらは、銃をぶっ放したいだけなんだ」

と、インタビューで語っていたタイラン・マシューさん。

さらに、ニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチ、ショーン・ペイトンさんも、「この街は崩壊しているんだ」と語ります。「この問題は、私たち市民の小さな秘密だったんだ。観光産業に傷をつけたくはない。だけど、現状は、西部劇みたいなもんだよ」

ペイトンさんは、交通事故にあうことが心配なのだと言います。もし、事故にあい、警察の出動が遅れたら。もともと人手の足りない警察官。バンパーをぶつけたくらいの事故は後回しにされるだろう。もし、相手が銃に手を伸ばしたら。「自分は安全運転してるつもりだけど、間違って、誰かの車の前に割り込むことがあるかもしれない・・・」

そして、殺されたスミスさんですが、今年からセインツでコーチの見習いを始める予定になっていたそうです。「いいコーチになれたはずなんだ。ディフェンスコーチだけじゃなくて、ヘッドコーチになれる資質があったと思う。残念だ」と、ペイトンさん。

タイラン・マシューさんのツイッターの続き。

「詐欺師みたいな政治家を追い出して、子どもだちに、建設的な、何かすることを与えないと、暴力が大きくなっていくだけだ!」

「オレが子どもだった時みたいに、公園で遊ぶこともできない。草はぼうぼうだし、バスケのリングにはネットがはってないんだ。ネットどころか、リングさえない・・・」

「教育、レクリエーションなんかの予算削減。子どもたちが成功するために、かかせないものだろ!」

十分でない福祉政策。教育機関への削減。見捨てられた貧困層。行き場のない子どもたち。将来に希望が持てなくて、麻薬・暴力にはしる若者。その繰り返し。

だって、スミスさんを撃った犯人だって、なんでそこで銃を出す?自分が捕まるの、分かりきってるじゃん。捕まってもいいって思ってるんじゃん。別に刑務所に入ったっていいよ、ハマーに乗ってんのと別に変わんねーよって思ってんじゃん。オレが死んだって、他の人が死んだって、世の中がどうなったって、知るか!って思ってるんだ。

テレビで、犯罪を犯した10代の男の子のインタビューを見たことがあるよ。子どもだったら、将来はスポーツ選手になりたいとか、パイロットになりないとか、いろいろあるのに、その子は「オレは刑務所に入るんだなって、小さい頃からずっと思ってた」って。

そんな、なんの希望もないようなところに生まれてきたら、どうするよ?

スミスさんを撃った犯人は28歳。高校でフットボールをしていて、その地域では有名で、父親は38歳で警察に撃たれて死亡したとニュースにありました。

そしてこのニュースを読んでる時に、サイドバーに、警察の署長だか市長だかが「この事件は街の安全性を反映するものではないと語った」っていうヘッドラインが出ていて、ワタシはあきれました!!!!政治家ってどこでも同じだな!!!

ニューオーリンズって、どんなところかしらないけど、シカゴもデトロイトも行ったことないけど、どこでも、アメリカの都市では、こんな状況が当たり前になっているのではないでしょうか。

そして銃の問題もあるし。

スミスさんの車にも、弾が入った銃があったそうです。スミスさんは携帯許可を持っていたそうですが。でも、誰でも銃をもてる社会って?オンラインとかガレージセールでライフル(ピストルじゃないよ散弾銃だよ)を買える社会って?小学校で銃の乱射事件があれば、銃を取り締まるって方向に行かずに、いや、学校の先生に射撃練習させればいいんじゃね?って真面目に討論するアメリカ社会って?

どうすんの?ねえ、どうする?

2016/04/13

「どうでもいいよ、オレ、ビリッケツだから」ってマスターズで言ってた人www

あー、天気はいいし、緑はきれいだし、芝生をふらふら歩いて、ボールを穴に落としてお金がもらえるプロゴルファーって、なんだかいい仕事だと思いませんか?

いや、そりゃあトップの選手になって、優勝候補になったりすると、一打にかかるプレッシャーは大変なものだし、こっちも息をつめて死ぬか生きるかみたいになって見てるんですが(大げさか)、テレビにも映らないような、誰も名前をしらないような、40位あたりをうろうろしてればオッケー、それでもゴルフで食べていける選手って、けっこうイイんじゃないでしょうか?理想的と言ってもいいかもしれない。

今年のマスターズでも、精神的にボロボロになった選手がいる中で(ジョーダン・・・うぅぅ・・・)、のほほーんと、いやオレ、ゴルフ選手でラッキー♪♪ってラウンドまわってた人いるはずだよね?

この人がノホホンさんというわけではありませんが、このケビン・キスナーさんとキャディさんの会話がよかったので、ちょっと紹介してみます。


初日から3日目まで、オーガスタは風が強く、ゴルファーの皆さんはたいへん苦労しておりました。一度は止まったボールが風に押されて池に入る人がいたり、ジョーダン・スピースさんが審判に早くボールを打つように言われて、ちょっとムカついたり(もうちょっと時間かけたいんだよな!)、会場はピリピリムード。そんな中での、この会話。

キャディ 強い風が来るぞ、ケビン
ケビンさん  オレ、ビリだからどうでもいいんだよね
キャディよくないだろ

wwどうでもいいww一応、プロの言葉wwwでも正直www

キャディさんは、そりゃーよくないよね~。選手の10%しか給料もらえないんだからさ~。1位でも上にいって、いくらでも賞金稼いでもらわなきゃね~ww

ラウンドが終った後、今日はこれから何をするのかと訊かれて、ケビンさんは、「家に帰って、ビール飲んで、ソファーに座って、他のやつらを笑うさ」と答えたそうです。

いいねぇwwこの、あっけらかんさ。楽しんだほうが勝ちだよね~ww

それから、最終日開始時点で2位だった、スマイリー・カウフマンさんも、なかなかいい味をだしていました。教室のすみっこにひっそりとすわっている高校生という雰囲気のスマイリーさん、今年の獲得賞金はすでに2億円(エッ!?)。にもかかわらず、まだパパとママといっしょに住んでて、乗ってる車が、2008年の日産ムラーノとか。

そんな話をテレビでしてたら、日産がスマイリーさんに新車をプレゼントするって!!


おおおお!よかったじゃないの~www日産自動車イイとこあるね~。

そして最後に。

このマスターズ最終日には、16番でホールインワンが3つ!


勝敗には関係ないけど、こんなプレイで選手と観客とテレビの視聴者が、ワーイ!!!って盛り上がるのも、楽しみの一つではないでしょうか。

ま、残念なこともあったけど、よかったよマスターズ。来年も楽しみにしようっと。

2016/04/12

ジョーダン・スピース まさかのマスターズ2016敗退

オーガスタのゴルフコースはため息がでるほど綺麗だったよ。本当に、緑の絨毯みたいな芝生。水のせせらぎ。つつじの花。背の高い木立と青い空。時折聞こえる小鳥のさえずり。ピピピピ・・・。ねぇー、綺麗だったよねえ・・・(遠い目)。

そんなオーガスタで、ジョーダン・スピースさんは負けてしまった。

んもう、びっくりしたよ!!!いや、スポーツって、本当に何が起こるかわからない!!とまたまた(っていうか、もう何千回目か)思いました。

土曜日はボギーを続けて終わったスピースさん、2位との差は1打差で最終日が始まりました。2位のスマイリーさん(弟の名前はラッキーさんww)が苦戦する中、スピースさんはバーディを順調に決めて9番ホールをまわりました。やっぱりこの人、強いなぁ~ブレないなあ~やっぱり勝つんだな~って、95%の人は思っていたのではないでしょうか。

それが12番ホールでクワドルプルボギー(ボギー4回)って!クワドルプルなんて言葉、聞いたことねーぞ!!

この人が、こんな崩れ方をするなんて、誰も信じられなかったと思う。

だって、メンタルめっちゃ強そうなんだもの。

ジョーダン、これ本当にジョーダンなの・・・・・!

本人も信じられなかったと思うよ・・・。むっちゃ悔しそうな顔してたよ・・・泣き出すかもって思ったよ・・・。でも、そのあとバーディとったのはすごかったよね・・・。1位タイにいけるかも!って思ったけど、12番で掘った穴が大きすぎたよね・・・。

ラウンドを終了して、クラブハウスへ向かうスピースさんとキャディのグレラーさんの、この写真が・・・。


くくぅ・・・。

「2016年マスターズ、12番ホールで自滅したジョーダン・スピース」って、言われるんだ、これからずっと。次のUSオープンでも、来年のマスターズでも。「ゴルフ史上最大のショック」ってニュースで言ってた。

ゴルフって、孤独なスポーツだなあ。対戦相手はいるけど、基本的には自分との戦いだもの、最初から最後まで。自分の心に勝てるのか、プレッシャーにどう立ち向かうのか。

そして、ゴルフって、観客とのスペースがむっちゃ近いね。ティーショットを打つ時とか、フェアウェイを出たボールを打つ時なんか、観客との距離が1メートルもないような。フットボールとかバスケとか、普通のスポーツなら観客席とは数百メートルは離れているのにさ。観客の声とかモロ聞こえるよね。そんな中で集中するのもタイヘンそう・・・。

こんな負け方をして終ったマスターズですが、ジョーダン・スピースさんのこれからについては、ワタシは何の心配もしていません。こんなことぐらいでガタガタいくような選手じゃねーだろ!このつらさ、苦しさを今はしっかり受け止めて、一回り大きくなって、絶対カムバックするだろ!今年のメジャー大会あと3つあるで!マスターズなんかあと10回は優勝できるやろ!!

マスターズでは、前年の優勝者が、今年の優勝者にグリーンジャケットを着せてあげるセレモニーもあるのですが、まあ、そのシーンも、見ているこっちの胸が痛くなるようなかんじでした。ジョーダン、つらいだろうになぁって。負けてすぐのインタビューにも、きちんと答えていたし・・・。


「敗戦にかかわらず、ジョーダン・スピースの姿勢には感嘆する」って、ラッセル・ウィルソンさんも言ってた・・・。

ステフ・カリーさんも、12番ホールの結果を聞いて、床にころがってた・・・。


ジョーダン、今年は残りのメジャー全勝でいこうや!!

次は、まず6月のUSオープン!グレラーさんとのペアを見るの、楽しみにしてるで!



こちらの記事も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ ジョーダン・スピースはタフやで!マスターズ2016敗戦後インタビュー

■ ジョーダン・スピースさんのキャディ、マイケル・グレラーさんもちょっとイイよ

■ ペイトン・マニングとバドワイザーとジョーダン・スピース


ちゃうで!ジョニーとはいっしょに住んでないで by ボン・ミラー

先週末に、「オレが決められるんだったら、ブロンコスはとっくにジョニー・マンジールと契約してるよ」と語ったデンバー・ブロンコスのボン・ミラーさん。

そしたら、ジョニーさんがすぐさま出てきました。

「オレのダチ、ボン・ミラーと住んでるんだよ、今。みんな知ってるだろ?スーパーボウルのMVP、ボン・ミラーだ。オレの兄弟さ」

なんて、明らかに酔っぱらった様子で、パパラッチにイイ気分でこんなこと言ってるよ・・・・。夜のハリウッドで・・・。

そしたら次の日には、すぐさまボン・ミラーさんが、「いや、ジョニーといっしょには住んでないよ」と。


「ははは、キミたち、おかしいな!笑っちゃうぜ。ジョニーとはいっしょには住んでないけど、オレの兄弟だぜ!何千回も言ったけど、どこまでだってサポートするぜ!」

とのことです。

この写真wwwイイわ~wwwこのセンスwwwおい、ボンさんの手が白いど!www

ステップブラザーズっていう映画のポスターをフォトショップしたものですらしいですが、プロの選手って、デザインしてくれる人とか企画を考えてくれる人とか、いっぱい後ろにいるんですね。

その後、ジョニーさんが同じ写真をアップして、「ワリぃ、ワリぃ、ちょっと口すべっちゃって・・・」とコメントするという。

なんなの、この流れ。ゴシップ週刊誌かよ・・・。二人で勝手にやってろやwww

一方、ジョニーさんがハリウッドでいっしょに住んでいるのは、ブラウンズのWRジョシュ・ゴードン選手だという報道もされています。

ジョシュ・ゴードンさんは、薬物検査の結果、2015年シーズンは出場停止になっていた選手で、3月の検査でも、再度引っかかったという話。だ、だめじゃん・・・。二人ともドラッグでNFLの選手生命を落としてるよ・・・。もったいなさすぎ・・・。

ゴードンさんは、ベイラー大学でRGⅢのレシーバーでした。RGⅢがクリーブランド・ブラウンズに行く事になって、大学のコーチが「あの二人がまたいっしょにプレイすることになってよかった。ロバートが助けてくれる。誰かの力が必要なときもあるんだ・・・」なんてことを言っていたのに。

ねぇ・・・。

お、それから「いっしょに住む」といえば、NY・ジャイアンツのオデル・ベッカムJrさんが、ラッパーのドレイクといっしょに住んでいることもニュースになってました。


なんなの、これ。wwwこの男同士のブロマンス(ブラザー+ロマンス)花盛りの春www

2016/04/09

オレだったらとっくにジョニー・マンジールと契約してるよ by ボン・ミラー

2015年シーズン終了後、クリーブランド・ブラウンズに解雇されたジョニー・マンジールさん。いくらなんでも、今、彼と契約するチームはないでしょう。少なくとも警察の問題と、彼自身の問題が解決されるまでは、プロのチームが彼を信用することはきわめて難しい・・・。

しかし、ボン・ミラーさんはあきらめないよ!

「オレが決められるんだったら、ジョニーはとっくにブロンコスにいるよ」と語りました。


「だけど、フロントオフィスが決定権を持っていて、その人たちの決断のおかげでオレたちは優勝できたわけだよ。だから、その人たちに従って、決定をゆだねるしかないんだけど」

最近では、ブロンコスのヘッドコーチ、キュービアックさんがマンジールさんと話し合う機会をもったそうです。キュービアックさんも、ミラーさんも、マンジールさんもテキサス農工大出身。そのつながりで、「おい、ジョニー、オレたち応援してるんだから、がんばれや」というエールを送っているんでしょう。

元彼女に暴行をふるったとして、警察沙汰になったジョニーさん。彼女は鼓膜が破れたとも報道されているし、この事件が起訴されて裁判になるのかも決まっていないし、NFLがどういう処分を下すのかも決まっていない。

そして、アルコール依存症の問題。現在は、ハリウッドに居を移し、パーティをしまくっているという話。パーティしてる様子があちこちで目撃されているし、ジャスティン・ビーバーと遊んでいる写真を自らインスタグラムに載せています。

ハリウッド・・・。なんでそこに行く・・・。ジョニーさん、他の選手が自主トレやってる時に、キミは酒飲んでる写真かい。フットボールはもうしたくないのか・・・。もう、オレはフットボールやる気ないぜってみんなに言ってるのか・・・。

NFLのQBになれる力を持っているのに、もったいなさすぎだよ・・・。

ボン・ミラーさんが、こんなにまだ応援してくれてるっていうのにね・・・。

A photo posted by Johnny Manziel (@jmanziel2) on


2016/04/07

ジョーダン・スピースのCMにトニー・ロモさんが?

PGAのマスターズが始まるぅ~と思ってジョーダン・スピースさんをさがしてたら、新しいコマーシャルが。

そしたら、あら、みなれた顔が・・・。ダラス・カウボーイズのトニー・ロモさんが。





なんだよ~ロモさん鎖骨手術したとか言ってて~こんなとこでアルバイトしちゃってるよ~ww

でも久しぶりになつかしい顔をみてうれしかったよ~。

このCMに出てきた人は、キャディのグレラーさん、スピースさんのコーチ、スピースさんの母親、エージェントさん?(たぶん)、ロモさんという順ですが、ロモさんがここに出てきておかしくないのには理由があります。

まず、スピースさんはテキサス出身だからダラス・カウボーイズの大ファンだし、ロモさんとお友達で、仲良くしてる写真がよく出ています。そして、ロモさんは、素晴らしくゴルフがうまいんですよ!

USオープンの予選に出ようとしたこともあり、腕はセミプロ。スポーツ選手のなかでもダントツのゴルフ上手ということです。そして、カウボーイズでの下積み時代には、クォーターバックをやめて、ゴルフの先生になろうかと思ったことも。

2年目のシーズンで、チーム4番手のクォーターバックとなったロモさんは、プレッシャーで身動きできないところにいたそうです。

「ホテルのベッドに座っていたのを覚えている。なにもかもが重くのしかかって、もう、これまでだ、と思った」

「神に祈ったんだ。もし、NFLのクォーターバックがボクの道ではないのなら、それでもいい。そうしたら、ウィスコンシンに帰って、ゴルフクラブの優秀な指導員アシスタントになろう」

ロモさん・・・。アシスタントって・・・。なんて謙虚人なのwwwこんなところ、ホントこの人憎めないんだよね。この人、アメリカのチーム、カウボーイズのQBだぜ!


ということで、ひょっとしてロモさんもマスターズを見に行っているかもですね!

1日目終了したところで、ジョーダン・スピースさんがトップです!今シーズン、あまり成績がよくないので心配していたけど、さすが!よし!この調子で日曜日まで飛ばしてほしいど!!!


☆ ジョーダン・スピースさんの他の記事 → キャディのグレラーさんもちょっとイイよ

ロバート・グリフィンⅢ 新生ブラウンズでイイかんじの初記者会見

またRGⅢの話題です。クリーブランド・ブラウンズに移籍後初の記者会見がありました。コーチを信頼し、チームを第一に考えて、クリーブランドに勝利をもたらしたいという、希望に満ちた話をしていました。

今シーズンのブラウンズは、首脳陣も大きな入れ替えがあったし、チームとしても心機一転して出直すぞ!という勢いがあるのではないでしょうか。

まず、ヘッドコーチにヒュー・ジャクソンさん。QBコーチとして、ジョー・フラッコさんやアンディ・ダルトンさんを育てた実績があり、人望もある人です。(って、ワタシが信頼している解説者の受け売りなんですが)

それから、アシスタントヘッドコーチのペップ・ハミルトンさん。この人は2015年シーズンは、インディアナポリス・コルツのオフェンシブコーディネーターでした。チーム低迷の犠牲となって解雇されましたが、有能なコーチのはず。(だって、信頼している解説者が、「HCのパガーノを解雇するべきなのに、ペップを切るなんて信じられない。コルツは狂ってる」って言ってたから。受け売りです)

そして、ポール・デポデスタさんという人も加わりました。この人は、戦術や選手を分析する専門家です。「マネー・ボール」という映画を見ましたか?ブラッド・ピット主演で、メジャーリーグのオークランドA's がビリッケツからトップに登りつめるという、実話をもとにした映画なんですが、その映画のなかで、ジョナ・ヒルがやってた役(そう、あのデブちゃん)のモデルになった人です。

え?ちょっとすごくないですか?新しいブラウンズ、なにかやってくれそうな気がします。まだチーム自体の力は疑問だけど、大きく変わりそうな予感。ワタシはファンじゃないけど、遠くから眺めてるだけだけど、なんかちょっと楽しみ~。

こんな新生ブラウンズで意欲に燃えるRGⅢの言葉をちょっとだけ紹介してみます。

「成長できる機会を与えてもらって、たいへんうれしく思っている。このリーグにいることができて光栄だ。感謝している」

「フットボールをしたいんだ。ここに来て、はりきっている。去年はプレイできなかったけど、今年はチャンスをもらえた。幸せだ。プレイすることだけに集中する。外に出て、プレイして、オフェンスを学んで、チームが勝つためにオレができることをする」

体は健康だったのにプレイできなかった2015年はどうだった?という質問には


「(記者に)書きたいのに書けなったことって、あった?そう、自分がとても好きなものを取り上げられたら、どうなるのか。それに耐えて自分をダメにしてしまうか、それを糧にして自分がどんなにこのスポーツを好きかなのかを見せてやるか」

「ここ(クリーブランド)に来たくないっていう選手もいる。オレはここに来たかったんだ」

「ワシントンでのことがあって、2012年から自分は成長したと思う。事実に目を向けないわけじゃない。自分が、違う行動をとれたはずだとも思っている」

「過去の間違いから学び、成功といっしょに、そこから何かを築いていく。そういうことをやろうとしているんだ。過去の荷物はひきずりたくないけど、証明したいことがたくさんある」

謙虚になったって言われていることに対してはどう思う?
「自分で謙虚になったって言ったら、それって謙虚じゃないってことだろ。だから、そうは言えない。自分では、経験を積んだと思っている」

ワシントンでのことで、自信は揺らいだ?
「自信は、自分がもっているか、いないかだ。それが問題だったことは、今までない。チームと一緒に成長したい。学び続けて、知識を広げて、プレイメーカーにボールを渡す。オレの仕事は、(バスケットボールでいえば)ポイントガードなんだ」

自分がNFLで最高のクォーターバックだって言ったこと、覚えてる?
「もうそんなことに足をとられないよ(笑)だけど、自分を信じなきゃ。自分が信じていることは表面に出て、試合へのアプローチの仕方とか、チームメートが自分をどう見るかにつながってくる。だから、自信は持っていないと」

ブラウンズのクォーターバックの歴史を考えて、プレッシャーを感じる?
「プレッシャーがなければ、ダイヤモンドもない」


という言葉を残して去ったRGⅢ。

なんか、あいかわらずカッコつけたこと言ってるやんwwwいや、そういうところが話題になっていいんですけどww

さて、ブラウンズは今シーズンどんなことになるんでしょうね。楽しみに待ってます。


こちらの記事も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ RGⅢ レッドスキンズのドラフト指名からケガ、解雇まで

2016/04/05

ロバート・グリフィンⅢ レッドスキンズのドラフト指名からケガ、解雇まで

ワシントン・レッドスキンズでの経験を、「あんな目にあったら、たいていの人は壊れるよ」と、語ったロバート・グリフィンⅢ。うーん、たいへんだったよね・・・。いろんなことがあったもんね・・・。ルーキーの年に最優秀新人賞をとりながらも、その後3年間は、見ていて気の毒になるような転落の仕方でした。

ケガ、そしてコーチとの摩擦と、何かと話題の絶えなかったRGⅢですが、今シーズンは、クリーブランド・ブラウンズで再起をはかります。今までのドラマをまとめてみました。

(参考にした記事はこれ。”RGⅢの心と体をダメにしたレッドスキンズ と ”RGⅢのタイムライン”です)

2012年 ドラフト 

この年、ドラフト1位はQBアンドリュー・ラック。2位指名権はセントルイス・ラムズにあったが、QBにサム・ブラッドフォードがいたので、2位指名権を、ワシントン・レッドスキンズとトレードする。ラムズの1巡2位と、レッドスキンズの1巡6位+2巡+2013年1巡+2014年1巡という、とんでもない交換条件。こんな代償を払っても、どうしてもRGⅢが欲しかったレッドスキンズ・・・。

2012年 第1週

ニューオリンズ・セインツに40-32で勝利。RGⅢは320ヤードを投げ、2タッチダウン。この週の最優秀攻撃選手に選ばれる。ルーキーがこの賞を初戦でもらうのは、歴史上初めて。

第4週

アトランタ・ファルコンズ戦。スクランブルした際にヒットされ、軽い脳震とうと診断される。次週の試合には復帰。

第14週

ボルチモア・レイブンズ戦。8点差を追う試合展開で、LCL(膝の靭帯)を捻挫。交代したものの、すぐ試合に復帰。試合に戻り、足を引きずりながらプレイを続けるが、結局QBカーク・カズンズに交代する。試合は延長戦で勝つ。

試合後の記者会見で、HCマイク・シャナハンが、チームの医師がRGⅢの再出場を許可したと説明する。ところが、翌月、医師はRGⅢを診断していなかったことが発覚。「RGⅢはケガを見せようとしなかった。サイドラインをちょっと歩いて、すぐ試合に戻ったんだ。さわることも話すこともできなかった。恐ろしかった」という医師の談話。

15週を休んだ後、16週に先発復帰。

同期のアンドリュー・ラック、ラッセル・ウィルソンを抑え、年間最優秀新人賞に選ばれる。プロボウルにも選出。レッドスキンズを5年ぶりのプレイオフに導く。

プレイオフ・ワイルドカード戦

シアトル・シーホークス戦。足を引きずりながらも、膝にサポーターをして出場。試合序盤で、右膝を再び負傷。ロッカールームに下がるも、コーチに交代を要請して試合に戻る。しかし、膝のケガの影響は明らか。ついに、第四クォーターで膝を大きく捻って倒れる。カーク・カズンズに交代。試合は24-14で負け。

3日後にACL、LCL(両方とも膝の靭帯)の手術をうける。ACLは、大学時代にも手術をしていたところ。

負傷しているRGⅢを再度試合に投入したことで、HCシャナハンさんに非難が集まる。RGⅢも、ケガの程度を自分で判断するべきではない、あの状態でプレイするべきではなかったと批判される。

2013年

シーズンオフからコーチとの問題が報道される。

キャンプでは、ケガの回復を懸念するチームがRGⅢの練習を抑制。「理解できない。コーチが計画を説明してくれたけど、賛成できない。ウソはつけない」とRGⅢが発言。

また、レッドスキンズのオーナー、スナイダー氏とHCシャナハンとの軋轢も報道される。

1年目で、スターQBとしての資質を見せたRGⅢ。しかし、度重なるケガを懸念し、プレースタイルを変えるよう、オーナーがコーチに指示。走るプレイをできるだけ少なくし、ポケットパサーとして成長させるべきという考え。オーナーがRGⅢをかわいがりすぎて、コーチにまで口出しをすることで、3人の力関係に不協和音が。

2月、RGⅢとのミーティングについてのHCシャナハン談。

「そうだよ、彼に会って話そうって言われたんだ。まず、プレイを変えたいっていうこと。ボルチモアとアトランタとの試合、ケガについて話した。(QBを)守ってくれないと、選手生命が短くなることなんかを。そして彼は、どのプレイが許容できて、どのプレイが許容できないかを私に伝えた。それって、もうルーキーじゃないだろ。コーチに意見するって。『許容できない』って、オーナーのダンがよく口にする言葉なのさ」

「おい、ダン。クォーターバックがベテランのコーチのところに来て、こんなこと言うなんて、賢いやり方とは言えないよな。オーナーのバックアップを信じてなければな。そういや、あんたはRGⅢがドロップバックQBだって最初から言ってたし、もっとドロップバックさせろって言ってたし、この2ヶ月は彼と仲良くやってたみたいだから、これって、あんたの差し金だよな」

(って、ずいぶん正直に言い放題だね、シャナハンさん・・・。ホントに血の気が多いヒトばっかだな、NFL・・・。傍で見ている分には面白いんだけどね)

開幕試合から先発で出場するものの、成績は伸びず、チームも苦しむ。敗戦後に、RGⅢがコーチのプレイコールを疑う発言をしたり、コーチがQBを批判する発言も飛び出す。

チームの成績、コーチとオーナーの関係も悪化する一方、HCシャナハンはシーズン最後の3試合の先発はカーク・カズンズでいくと発表。RGⅢの故障を防ぐためと発表される。シーズン終了後の成績は3勝13敗。

シーズン後、マイク・シャナハン解雇。ジェイ・グルーデンが新ヘッドコーチに就く。

2014年

グルーデンHCの攻撃は、QBがドロップバックしてパスを多用するというシステム。このシステムに合ったQBで戦いたいと思うものの、RGⅢの才能も認め、「とにかく試合に出てプレイすることだ。経験をつまなければ」と語る。

第2週の試合で、RGⅢが足首の関節をはずすケガ。ストレッチャーに乗せられて退場する。回復まで7週間かかる。その間、カーク・カズンズが先発を務め、のち、コルト・マッコイに。

試合に復帰後、3試合に出場するが成績が思わしくないためベンチに下げられる。先発QBはコルト・マッコイに。

グルーデンHCは、システムに合うカーク・カズンズを使いたい気持ちが最初からあったものの、オーナーがRGⅢをプッシュし続けた、RGⅢをベンチに下げる決断も、時間をかけて、やっとオーナーを説得したと報道される。

第14週でQBマッコイが首のケガを悪化させ、RGⅢが登場。シーズン終わりまでプレイする。チームの成績は4勝12敗。

2015年

プレシーズン2試合目でヒットされまくり、脳震とうを起こす。

カーク・カズンズ、コルト・マッコイに次ぐ3番目のQBになる。



シーズン終了後、ロッカーを掃除したRGⅢは、このメッセージを残してレッドスキンズを後にしました。これ、マザー・テレサの言葉らしいんですけど、これを残した意味は何でしょうか。みんなに見てほしかったのはなぜ?

( コレを作ったのは誰なんだろうって気になるんですが、ワタシは。レッドスキンズがみ作って、みんなに渡してたの?RGⅢが自分で作ったの?フォトショップで?チームの誰かに作ってもらったのかな・・・・。)


長い文を読んでくださった方、ありがとうございます・・・・。

2016/04/02

脳震とうに関しての見解がひどすぎるだろうよNFLのオーナーよ

CTE(慢性外傷性脳症)という言葉を聞いた事がありますか。

スポーツなどで頭を強打すると、頭蓋骨の中で、脳が揺さぶられ傷つきます。これが、脳震とう。脳震とうを何度も起こすと、脳が決定的に損傷し、慢性の様々な症状が出るようになります。激しい頭痛、記憶力の低下、抑うつが激しくなる、攻撃的になる、手足の震え、会話能力の低下、自殺願望など。これらの症状が出てくると、CTEが疑われるのですが、でも、死後に脳を解剖してからではないと、診断することはできません。

「十分なデータがないので、フットボールとの因果関係については確かなことは言えない」という人もいますが、(どこのどいつだ!)一般常識で考えれば、そんなの関係あるに決まってるだろーよ。

引退したフットボール選手が若くして亡くなり、解剖してみたらCTEだったっていうニュースは1度だけじゃないし、OJ・シンプソンはCTEだ(だから殺人事件を犯した)と断言するお医者さんもいるし、「オレの脳、なんか変だ」と言いながらホームレスになり41歳で亡くなった元フットボール選手の話とか、深刻で救いようのない話がたくさんあります。

で、それなのに。

インディアナポリス・コルツのオーナー、ジム・アーセイさんの今週のコメント。


「フットボールにリスクはつきものなんだよ。何人かの人がいつもそうであるようにさ。ねえ、キミがアスピリンを飲むとするだろ。そして、私も飲むとする。もしかしたら、キミには強い副作用が出るかもしれない。拒否反応を起こすかもしれない。その一方で、私はなんともないかもしれないんだ。つまり、まだ解明されていないことがたくさんあるんだ」

は?アスピリン?とCTEと比べて言ってんの?ということで非難ごうごうでしたが、なに、このオーナーの人たちってどこの世界に住んでんの?世間の空気読めないの?こんな発言するべきじゃないって言ってくれる人そばにいないの?信じられないよ、この無頓着さ。

オーナーにこんなこと言われて、コルツの選手たちどんな気持ちなんだろ。こんなヤツのために体張って試合したくねーや、自分だったら。

オーナーって、目立ちたがり屋なんだか、しゃしゃり出て来る人多いけど、あんまりよくないよね~。金だけ出して、あとは引っ込んでたほうがカッコイイのにね~。

この人、「アンドリュー・ラックはもっと自分の体を守るためにスライディングの仕方を練習したほうがいい。野球のコーチを呼んできてスライディングを練習させる」って言ってたけど、それより先にオフェンスライン補強しろや、まず。

ジム・アーセイさんの1週間前には、ダラス・カウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズさんも、首をかしげる発言を。


「フットボールとCTEが関係あるって、おかしいだろ。そんなデータはどこにもない。推測でものを言っちゃいけんよ」だって。

ジョーンズさんはカウボーイズのGMでもあるので、まあ、前に出て来ていろいろ話題を提供してくれることが多いんですが、この人も、本気でこう思っているんでしょうか?CTEが存在しないファンタジーワールドに住んでいるんでしょうか?

ま、いいけど・・・。金持ちオーナーが自分の無知を世間にさらしてるだけだから・・・。

そう考えると、シーホークスのオーナー、ポール・アレンさんは、表に出てこなくてホントいいわ。金だけ出して、チームの運営もとやかく言わなさそうだし。プレイオフの時に、でっかい旗をスタジアムに揚げて、タオルをブンブンふってるだけだもの。そのスタンスを守り続けてほしいな~。

2016/04/01

肉離れ5つ+骨折+椎間板ヘルニアながらも全試合に出場のJJ・ワットさん

フットボールの選手に故障はつきもの。だって、大男がフルスピードでドカドカ衝突しあい、ほとんど暴行とも言えるスポーツだから。毎週ケガ人続出だし、脳震とうだって怖い。どの選手も体を酷使しながらプレイしている――っていうのは周知の事実ですが、このJJ・ワットさんには、まあ驚きました。


腹と腿の筋肉5ヶ所に重症の肉離れをかかえながら、2015年シーズンを戦っていたと。その上、12月には手を骨折。それでもギプスをつけて、試合には強行出場。そして、さらには、シーズン中盤から椎間板ヘルニアを患っていたということも判明。

それで全試合出場だよ。それで年間最優秀ディフェンス選手だよ。サック王だよ。

「フットボールやってる選手なら、どっか痛いのがあたりまえ」って言っていたワットさんですが、「どっか痛い」のレベルが、超人なみ・・・。

そういえば、シーズン最後の試合でワットさんが、なんかヨロヨロってしてたの思い出したよ・・・。アナウンサーが、「ワット、かねてからの故障を悪化させたか」って言ってたよね・・・。この記事によると、トレーナーがワットさんをひっこめて、それでもワットさんが試合に戻してくれと要求したけど、ヘッドトレーナーがそれを拒絶したとのこと。

シーズン終了後、ワットさんはやっと肉離れの手術を行ったそうです。ふう・・・。現在は、「おう!快調だぜ!トレーニングは、いつものメニューに戻ったし、シーズン開幕には最高のコンディションにもってくぜ!」と、はりきっている様子。(こ、懲りないww)

こんな選手、もっといそう・・・。いや、ワットさんほどではないにしても、みんな故障をかかえながらプレイして、シーズンオフに手術とかやってるんだよね・・・。

NY・ジェッツのダレル・リーヴィスさんもそうでしたよ。

3月になってから、ジェッツのGMが、「いやー、ダレルがケガしてたの、先週まで知らなかったんだよ」と言って、明らかになったリーヴィスさんの手首のケガ。シーズン中ずっと痛かったのに、テーピングをしたくらいで試合に出場し続け、シーズンが終ってから手術だもの。シーズン終了時の身体検査でも、リーヴィスさんは、手首については何も言ってなかったって、このGMは言ってるけど、本当なの?

「手術後はギプスを2~3ヶ月、練習に参加できるのは7月」って、けっこう大きなケガじゃないの????そのケガを、チームが知らなかったって、どーいう???

選手が故障を報告したくないのか・・・。

痛くてもプレイしたいのか・・・。

痛いけど、これがフツーと思ってるのか・・・。

あとになって、絶対、体にガタがくるの知ってるはずなのに・・・。

NFLは、選手の故障報告を義務づけていて、違反したチームには、罰金が課されます。「2008年には、ブレット・ファーブの肩の故障を報告しなかったNY・ジェッツに750万円(強)の罰金」が下されたそうです。

みんな、そんな無理をしないでやってほしい・・・。

でも、そんなこと言ってると、プレイする選手がいなくなるのか・・・。ふう・・。