まず5月に、引退してよかったと思っているが、「ライオンズについてはあまり話したくはない。良い関係で終っていないから」と発言。
むむ、なにやらワケあり・・・。
どうやら、引退が決まってから、2012年の契約更新時(8年約132億円)にもらった契約ボーナスの一部を返金しなきゃいけなかったらしい。
ま、お金がからむと何かとこじれるよね。などと言っているうちに、7月にはアメフト宣伝のためイタリアへに出向いたカルビン・ジョンソンさんが、ずいぶんリラックスした調子で
「デトロイトじゃもうやりたくなかったんだよね~」と告白しました。
Calvin Johnson admitted playing for the Detroit Lions was a factor in his decision to walk away from the NFL.— SportsCenter (@SportsCenter) 12 July 2017
More: https://t.co/5rSGkでul3c3 pic.twitter.com/p4qmNaAPlu
「バスケットボールならスター選手を集めてスーパーチームを作ることもできる。しかしフットボールは違う。好きなチームに行けるような自由はない。
契約があるからデトロイトにいるしかない。そう言われたんだ。リリースはしない、だからまたチームに戻らなければと。スーパーボウルに行けるチャンスはなかった。それなのに、一生懸命練習していたのさ。じたばたしたって時間の無駄だ。だって勝てないんだから。
バカバカしいとはこのことさ」
笑いながら、冗談まじりですが、明らかに自分のチームをボロクソ言ってる。メガトロンどうしたん?こんなことを言う人じゃないはずなのに。
遠いイタリアでのマイナーな記者会見ということで、ちょっと気が緩んでいたんでしょうか。イタリアの陽気なメディアにサービスしちゃったんでしょうか。
体はボロボロ、チームは勝てないとなれば、正直、誰だってこういう気持ちになってもおかしくない。やっぱりな、とも思います。
でも、こんなこと言われてチームメイトはどういう気持ちがするのか。メガトロンには大型契約があった。チームは勝てなかったけどプロとしての見返りはあった。だけどチームの中には、やっとプロとして生活している選手もいる。スーパーボウルは無理と分かっていても、みんな必死にトレーニングに励んでいたんじゃないの・・・。
勝てないチームだからって見下していいのかよぅ。スーパーボウルが第一の目標というのは分かるけど、でもそれだけじゃないよね、フットボールするってのは。もっと大切なことがあると信じたい。ちぇ~、ジョー・トーマスさんに説教してもらいたい。メガトロン何を言うてるんやと・・・。
――でも、フロントへの不満が真っ黒い風船みたいに溜まっていたのかも。それがつい口に出た。思い返してみれば、引退発表時もチームでの記者会見はなかったしね。看板選手なのに静かすぎる引き際。もうチームの顔みたいな役割はしたくなかったんでしょう。
と、そんなことが報道される中、ライオンズの会長さんがカルビン・ジョンソンさんをトレーニングキャンプに招待したそうです。
来るんかい?
何しに?
イタリアでのインタビューでは、オークランド・レイダーズのクォーターバック、デレク・カーさんをすごく褒めていたので、メガトロンはレイダースに行きたいのか?!という噂もささやかれましたが、ちょっとそれはないっしょ・・・ねぇ。
5月にはレイダースのOTAに顔を出していたけど。それはない!ないかな?
Marshawn Lynch came out of retirement to join the Raiders. Could Calvin Johnson do the same? pic.twitter.com/KtDSGojs5r— Sports Illustrated (@SInow) 18 July 2017