33対27という点数だけ見れば接戦かと疑いますが、そんなことはありません。20対7で前半を終え、第4クォーター残り4分で33対14。いったいどうしてこうなった・・・😱😱😱と為すすべもなく負け試合を眺めておりました。
スタッツを見れば悪くない。ね、そうでしょう?でも実際はミスにミスが相次ぎ、自分で掘った墓穴から抜け出すことができないドロドロの試合でした。
試合前のウォームアップで、HCピート・キャロルさんがボールにぶつかり鼻を切った――というのが、この日の悪運の始まりだったのかもしれません。
1.しょっぱなからパントリターンをタッチダウンされる。
2.RBカーソンのファンブルをリターンされタッチダウン。
3.敵陣41ヤード地点での4th & 1に挑戦し失敗。ボールを相手に渡し、タッチダウンを許す。
4.前半残り33秒の攻撃で、タイムアウトが2回残っていたにもかかわらず行使せず、WRメトカーフくんへの54ヤードパスを無駄にする。
D.K. Metcalf is a MONSTER pic.twitter.com/6pfaMYUVG4— Barstool Sports (@BarstoolsTweets) September 22, 2019
5.セインツが54ヤードフィールドゴールをミス。と思いきや、イリーガルフォーメーションの反則で相手にファーストダウンを献上。タッチダウンに持ち込まれる。
6.ゴール前12ヤードでの4th & 5コンバート失敗。
あー・・・なんかもう書くのイヤんなってきたんすけど・・・
7.自陣28ヤードで4th & 1のコンバートに失敗し、それをカマラにTDされるというのもあったなぁ。
8.試合中にスタッフがのこのこフィールドに入って15ヤードペナルティを課せられるというお粗末な場面も。
(どこのアホ野郎かと思ってたら、怪我で欠場中のSテドリック・トンプソンくんだったようです。味方のファインプレーを喜んで、セレブレーションしに跳んでった模様。ユニホーム着てないのに。うううう・・・)
あとはディフェンスがタックルできなかったし。
セインツのRBアルビン・カマラくん、すごかったですね。ディフェンス陣を振り切って、かわして、ターンして、ヤードを稼ぐその力強さよ。
体はそんなに大きくない。横幅が広いわけでもないし、どちらかといえば、ランニングバックとしては細身に見えます。なのに、このパワー。
— NFL on ESPN (@ESPNNFL) September 22, 2019
ずっと前に見た、トレーニングのビデオを思い出しましたよ。
カマラくんが重りを背負いながら、車を引っ張ってるやつ。探したらあったので貼っておきますが、こういうとんでもない努力、見えないところでの鍛錬の賜物なんでしょう。プロ選手の華麗なプレイというのは。すご!
Oh, just @Saints RB Alvin Kamara working out and carrying his weight ... WHILE PULLING A JEEP 😮💪🙌 (h/t @A_kamara6) pic.twitter.com/Twh7FSKYxA— FOX Sports (@FOXSports) March 8, 2018
やはりNFLで勝つのは難しい。1勝をあげるって、大変なことなんですよ。それをターンオーバーの連発なんかしてたら、勝利を呼び込めるワケがない。何度もミスをし、それが運良く帳消しになるなんて、世の中そんなに甘くはないでしょう。
試合後の記者会見で、QBウィルソンはサバサバした顔で笑顔なんか見せていました。「勝つ時も負ける時も、僕たちは一緒だ。自分たちが望むところまで一緒に行けるんだ」とすでに次戦に焦点を合わせているようです。
ということで、来週はアリゾナ・カーディナル戦です。ドラフト1位指名のカイラー・マレーくん見るのが楽しみです。落ち着いてパスを投げているという話を聞いています。
この敗戦を後にして、ぜひ勝利を収めてほしい。また泥試合になるのかもという不安はあるし、RBカーソンがここまで毎試合ファンブルしてるのが、少なからず気がかりなんですが・・・。