先週は、ニューヨーク・ジェッツのQBジノ・スミスさんが久々に先発登板したと思ったら、第2Qでいきなり膝を怪我。靭帯断裂で今期絶望となりました。
ということで、ライアン・フィッツパトリックさんがジェッツのクォーターバックに返り咲き。不振が続くフィッツパトリックさんは、今シーズンこれまでタッチダウン6に対して、インターセプト11、ファンブル5という成績で、先発を下ろされたばっかりでした。
しかし、第8週ボルチモア・レイブンズ戦では、ジノ・スミス故障の後を引き継いで、逆転勝ち。試合後には
「一番大切なことは、自分を信じるってことなんだ。だって、オーナーが信じてくれなくなり、GMも、コーチもみんな信じてくれなくなったら、自分しかいないだろう」
と怒ったように言っていました。おう!そのとおりだ!
いや、もうね、チーム幹部だけじゃなくて、チームメイトもファンもみんな「いや、フィッツ・・だめかもな」って思ってたよ。フィッツさんを信じていたのは、ブランドン・マーシャルさんだけ・・・。
第7週のアリゾナ・カーディナル戦、28対3の負け試合の途中で、フィッツさんは試合を下ろされたわけなんですが、そのあと
「ライアンが下ろされたのは、オレの責任だ。オレのヘマでインターセプトされたんだ」
と語っていたブランドン・マーシャルさん。
「ディフェンスの読みを間違えたんだ。オレがあのまま走ってプレイを決めていたら、ヤツが下ろされることはなかった」
って悔しそうに。
どんだけフィッツさんのことを好きなの、この人。フィッツパトリックさんが返り咲きと決まった日には、こんなTシャツを着てみんなの前に出てきました。
フィッツマジック2.0!
Jets WR Brandon Marshall maybe sending a message with his choice of T-shirts ... pic.twitter.com/S92cpEmsmx— Ralph Vacchiano (@RVacchianoSNY) 26 October 2016
このTシャツ、ロッカーにずっと置いてあったそうなんですが、今日がパーフェクトのタイミング!だから着たそうです。
「オレはね、フィッツマジック2.0を期待してるよ。オレたちにはそれが必要なんだ」
「あいつの髭を切らなきゃ。あいつ、去年もそうだったよね?髭を切って、それでうまくいくか、やってみないと」
だって。
さて、フィッツさんは、今週末の試合に髭を切ってくる?ブランドンにこう言われてんだよ。
フィッツパトリックさんは、2年前にも同じようなことがありました。当時ヒューストン・テキサンズで先発をはずされ、2週間後に返り咲いた試合では、6タッチダウン!おおう!
ほほう~、今週の試合が楽しみ~。相手はクリーブランド・ブラウンズ。
(しかしよく見ると、マーシャルさんのロッカーにはたくさん本が並んでる・・・。いったい何を読んでいるのか気になるよ・・・・)