クォーターバック、ラッセル・ウィルソンさんなんか、QBレイティング満点の158.3を記録しました。第2クォーター終盤までインコンプリートのパスはゼロ。WRロケット、WRムーア、TEディクソンへ次々とタッチダウンパスを決め、ハーフタイムで21対7。試合が終わってみればパス17回中14回成功、248ヤード、3TD。
ちょうど、MLBワールドシリーズ開幕中なので、野球のセレブレーションでお祝いしていましたよ。
And the Oscar for best TD Celebration goes to.... the #Woots @DougBaldwinJr @TDLockett12 @jaronbrown13 @DmoeSwagg23 pic.twitter.com/eqiE2e4vhu— Russell Wilson (@DangeRussWilson) October 28, 2018
今シーズンはウィルソン⏩ロケットが熱く、これまで6タッチダウン、レイティングも満点です。ウィルソン⏩ボールドウィンも見たいんですが、これから後半戦のお楽しみにしときます。
パスもいいけど、ランも頑張っています。パス17回に対してランは42回とランニングバックの出番は多く、RBクリス・カーソンがブルトーザーのごとく突き進んでいます。その闘志溢れる走りぶりたるや。カーソン、あんた😭😭😭ありがとう!!!
去年のドラフト7巡指名でした。去年先発RBの座を勝ち取ったかと思いきや第4週に足首を怪我してシーズン脱落。今年はグッと体重を増やして戻って来て、キャロルコーチはキャンプの時からカーソンの爆発力に感嘆していました。それがやっと、今になって分かったよ・・。カーソン、あとは任せた!
そしてディフェンスも悪くない。シャーマン、チャンセラー、トーマス、アブリル、ベネットとそうそうたるプロボウル選手がいなくなり、どうなることかと懸念していましたが、若い選手に任せて大丈夫ということが判明しました。ディフェンスのヤード数なんか、ここまで4位ですやん。ターンオーバーだって、この試合3つも稼ぎましたやん。
前ではDEフランク・クラークが暴れ、後ろではSマクドゥーガルが張り切っています。セーフティからコーナーバックにコンバートしたルーキー、トレ・フラワーくんも良い感じ!これは、ひょっとしてディフェンスの若者を指導するコーチ陣が大変優秀なのではないでしょうか。
OCショッテンハイマーさんにいたっては、ついこの間まで非難の嵐だったのに、今や誰も文句言う人はおりません。なんつー変わりようでしょうか。勝ってれば文句のつけようがありませんからね!このまま頼むよ、ショッティーさん。
後半戦に向けて明るい材料ばかりだったこの試合。KJ.ライトさんもシーズン初登場でした。パンサーズから移籍したTEディクソンさんも。あえて言えば、ペナルティヤードでしょうか。試合の時は気にならなかったけど、7つで111(!)ヤードを献上しました。
そして最後に期待のパンター、マイケル・ディクソンくんの大胆なフェイクパントからのファーストダウン更新。
— Seattle Seahawks (@Seahawks) October 28, 2018
ゴール前でパスをインターセプトした直後の攻撃で、自陣3ヤードからの4th and 8。残り時間は2分ちょっと。点差は14点。
「時間を稼いで、セーフティにするはずだったんだ。右へ走って、誰かにぶつかる前にラインの外に出ることになっていた。だけど、前を見たらガラ空きだったのでファーストダウンが取れると思った。タックルされるのは分かっていた。ファーストダウンが見えたから、ボールを抱えて走ったんだ。走り出してから『もう後には引けない。行くしかない』って思ったよ」
と語るディクソンくん。
「あの時は、真っ先にシュナイダーコーチ(スペシャルチームコーチ)のことが頭に浮かんだ。『おいおい、彼はなんて言うんだろう』って。そしたら、ファーストダウンが取れて『ああ良かった。これで試合に勝てる』と。びっくりしたよね、面白かったけど」
と言うのはWRダグ・ボールドウィンさんで、QBウィルソンさんも「一瞬ヒヤッと」したと語っていました。
ディクソンくんによれば、実はロンドンに遠征した時に、「走れるチャンスがあったら走ってもいいよ」とキャロルコーチが冗談まじりに言われたので、それが頭のどこかにこびりついていたそうです。練習の際、スペシャルチームコーチにそのことを話すと、「いや、それは冗談に決まってるから。走ったら絶対ダメ」と一蹴されていました。
それでも走ったディクソンくん、なかなか大胆なやつ・・・。
ということで、後半戦、大いに期待できそうなシーホークスです。後は怪我をしないでこのまま突っ走ってほしい。プレイオフに出場だーーーー!