12月24日に行われたシアトル・シーホークス対カンザスシティ・チーフスは、10対24でシーホークスが負けました。過去6試合で5敗。通算で7勝8敗。プレイオフ出場は微妙なところです。チーフスは予想通り強かった。
マイナス12℃と冷え込んだ現地では、なぜかムキムキのお兄さんたちが裸の肉体美を試合前に披露してたのがちょっと話題に。
It's below 10 degrees today in KC, but the @Seahawks don't care 😤 pic.twitter.com/WUM5Qm1XdL
— FOX Sports: NFL (@NFLonFOX) December 24, 2022
別にそんなことせんでもねえ。まぁそれはさておき、試合はチーフスが先制点。リーグ1位を誇るオフェンスですから点を取られるのはしょうがない。でもなんとかついて行けば、どこかでチャンスが来るかと思いきや、シーホークスのオフェンスは冷え切ったまま。
試合開始から5回の攻撃はパント、ダウン、パント、パント、パント。進めたのが合計22ヤードのみ。6回目でやっとフィールゴールを返し、3対17でハーフタイムに突入。
第3クォーターではシーホークスのディフェンスが踏ん張りました。チーフス3回の攻撃をパントに抑え、許したヤードが合計で13。すごいじゃないか。この固い守りに応えるべく、オフェンスも勝負を掛けます。果敢にギャンブルに挑戦したのですが
敵陣34ヤードで4th and 4更新に失敗。
敵陣29ヤードで4th and 8更新に失敗。
敵陣22ヤードでエンドゾーンに放ったパスがインターセプトに。
遠い。底まで見えていたエンドゾーンは遥かに遠かった・・・。
3度のチャンスを阻まれると、ディフェンスの奮闘もここまで。3分後にはチーフスQBマホームズがパイロンに飛び込んで追加点。3対24と点差を広げて勝負を決めました。
“They should’ve had somebody chasing me on my 40.” 🏃♂️💨@PatrickMahomes admits he runs fast because he’s scared 😅#mahomes #chiefs #chiefskingdom pic.twitter.com/PiM5DZ6nOF
— Inside the NFL (@insidetheNFL) December 27, 2022
「(パイロンに)触った!触ったぞ!」と喜びながらベンチに戻ってくると、「ジーノの方が走るの速いんじゃね?」と軽口を叩かれたマホームズ。
「そうだな、彼は僕みたいに怖がってないしね。僕は怖いから速く走るんだ。誰かに追いかけられたらめっちゃ速いよ」なんつって、もうヨユーですね。はいはい、MVPどうぞお持ちくださいって感じ。
シーホークスも最後にタッチダウンを決め、10対24で試合終了。
この試合ではしつこくランを出し、RBウォーカーが107ヤードを走りました。ポゼッションの時間は35分対25分でチーフスを上回っています。結果は出ませんでしたが、こういうオフェンスをしたいんだろうなあと思います。
先週の試合で指を骨折したWRロケットの欠場も響きました。もっと若いレシーバーが伸びてくれないと、これからが大変です。
レギュラーシーズンも残すところあと2試合となりました。次はホームでニューヨーク・ジェッツと対戦です。QBジーノのリベンジゲーム(?)となるのでしょうか。
ジェッツHCサレーもかつてシーホークスのスタッフで、HCピート・キャロルから多くのことを学んだと記者会見で話していました。QBザック・ウィルソンではなく、QBマイク・ホワイトが先発予定です。
プレイオフ目指してとりあえずレッツゴーーー❗❗❗