みなさんこんにちは。先週の試合は録画してあるんですが、まだ見ていないので、とりあえずベアーズ戦の報告です。
12月26日雪が降るシアトルで行われたシカゴ・ベアーズとの対戦は24対25でシアトル・シーホークスの敗戦となりました。シーズン通算5勝10敗。プレイオフからは完全に脱落が決定しました。
負けが続いたシーズンだし、プレイオフ無理っぽいし、でもベアーズだって先週プレイオフ争い敗退が決まってるし、まあ勝てるんじゃないのかな?なんて、のんびり眺めていたところ、終盤でハラハラする展開に。今年1年がギューと詰まった濃厚な残り5分。最後は1点に泣く結果となりましたが、元気を出して振り返ってみましょう。
まずは第1クォーター、WRメトカーフへのバスが通りシーホークスが先制点。
It started with a moon ball and ended with a moonwalk into the end zone. @DangeRussWilson to @dkm14 for the 41-yard touchdown. 🙌
— Seattle Seahawks (@Seahawks) December 26, 2021
📺 #CHIvsSEA on FOX pic.twitter.com/kFC5bzdr7w
QBウィルソンからDKのタッチダウンって、めちゃ久しぶりです。調べてみたら、第5週のラムズ戦以来。はるか昔の出来事みたいな気がしちゃうなあ。昨年は1303ヤードをレシーブしたDKは、今年は現時点で846ヤード。ちょっと残念なシーズンになりました。
ベアーズは3番手のQBニック・フォールズが先発。果敢に攻め込み、ゴール前4ヤードから4th and Goalに挑戦です。今シーズンは、どのチームも4th downに挑む確率が高くなってますが、ここはシーホークスが守りきりました。
しかし、自陣2ヤードから始まった次の攻撃は 1ヤードも進めません。フィールド中央へ上がったパントをリターナーがゴール前15ヤードまで戻し、再びベアーズの攻撃に。もちろんタッチダウンを返し、7対7の同点に。
その後、RBラシャード・ペニーのタッチダウン、フィールドゴールも決まり17対7で前半を折り返しました。
まあこんなもんかな、と見てる方はのんびりムード。長く辛い今シーズンの傷を舐めながら、この試合の勝利をぼんやりと期待していました。
流れが変わったのは、第4クォーター中盤のフィールドゴール失敗でしょうか。一つ前のプレイがゴール前8ヤードでの3 and 4。QBウィルソンがサックされ、13ヤード後退。39ヤードフィールドゴールは左にそれ、点差は7点差のまま。
試合時間残り5分、ベアーズは自陣46ヤードで、4th and 4に挑戦しますが、パスインコプリートになり、ボールはシーホークスへ。
ディフェンスがしのいだ。フィールドポジションも有利。ここで2ポゼッション差にすれば、試合はほどんど決まるという場面。しかし、オフェンスが不発。涙。結局パントを蹴って残り3分。
7点を追うベアーズは、サクサクとゴール前15ヤードまで攻め込み、3rd and 14という正念場。ここでなんと、元シーホークスTEグラハムへのタッチダウンパスが通るんです。悲鳴。でもジミー・グラハム好きだから、まあいいや。
破れかぶれなのか、それともこんな試合で延長なんかやっとられん、というつもりか、ベアーズは2ポイントに挑戦。そしてこれが、まんまと成功。24対25で逆転です。悲鳴。
残り1分。タイムアウト2回。フィールドゴールまで行けば勝ち。QBはウィルソン。
しかし何も出来ませんでした。ホールディング、フォルススタートで後退もしました。ファーストダウンを取ることも叶わず撃沈。
ああ、こんな試合が多かったなぁ今年は・・・。
思い起こせば、第2週のタイタンズ戦だって、第4クォーターで14点差で勝ってたのに負けちゃったよ・・・。
かつては第4クォーターで勝てるチームだったけど、その面影はもう無い。
唯一の明るい話題はRBペニーの活躍か。この試合では135ヤードを走ってました。今年ブレークした選手となってくれたらいいな。あと、ディフェンシブラインも際立っていました。
報道陣はさっそくヘッドコーチ、クォーターバックの進退を憶測していますが、さて、どうなるのでしょうか。どっちも変わらない可能性も大いにあるのではと思います。
今シーズンはあと2試合となりましたが、もちろん勝ってほしい。レッツゴー!