確かに去年は、「ええ?これで反則?」というようなペナルティが多かった。No Fun Leagueと揶揄され、選手やファンからも不満が寄せられていたので、まあ多少譲歩することにしたんでしょう。
ちなみに、過去タッチダウンの際に課せられたアンスポーツマンライクコンダクトの数と、罰金はこのくらい。
シーズン | 反則 | 罰金 |
2016 | 29 | $310,301 |
2015 | 20 | $ 66,548 |
2014 | 16 | $ 94,125* |
2013 | 8 |
昨シーズンの罰金なんか前年の5倍弱ですよ。切符切りまくりじゃないの?2014年の罰金約940万円*のうち、300万円はジミー・グラハムさんのダンクに科されたものとのこと。
この年からダンクが禁止になったので、(ムカついて)プレシーズンの試合で2度も見せつけてやったらしい。おお!グラハムさん優しそうな顔して挑戦的ですね~。
ゴールポストへのダンクは、今年も禁止。相手を侮辱するような行為もダメ。暴力的・攻撃的なもの、例えば首を切るマネとか銃を撃つフリ、去年ジョシュ・ノーマンさんがやってた弓矢を射るマネも禁止です。そして、性的行為を示唆するようなのも。
こんなんして腰を動かしちゃあダメっすよね~アントニオ・ブラウンさん。
— Antonio Brown (@AB84) 23 May 2017
さて、去年は630万円も罰金を払ったアントニオ・ブラウンさんですが、ちょっとは自由になった今年は張り切っているようです。
「いいことだよ。みんな楽しみにしてると思うよ。Oラインの選手なんかはエンドゾーンでセレブレーションすることってあまりなかったけどね。面白くなりそう」
と、今年はオフェンシブラインの選手とコラボしたパフォーマンスを思案中の様子。プロボウラーのセンター、パウンシーさんとは一緒に踊ったことがないので、ぜひ巻き込みたいらしい。そういえば、タッチダウンを決めたワイドレシーバーがいい気になって踊ってる間に、ラインマンはさっさとベンチに引き上げがち。縁の下の力持ちにもっとスポットライトが当たるのは、イイんじゃないの~。
今年はグループでのセレブレーションもOKということですから、チームでなんか考えてくるところもあるんじゃないでしょうか。
ほかには、地面に寝転んだり、ボールを小道具として使うのはOKとのこと。
アントニオ・ブラウンさんはシーズンオフにピッツバーグ・スティーラーズと契約を延長しました。4年で68億円。今年28歳。結果を出さなければならないプレッシャーはある?という質問には
「いつだって天井は上げていかなきゃ。チャンピオンシップを取ることに集中するぜ」
ということです。
OTAが始まってチームもゆっくり動き出してきました。開幕まであと100日くらいあるけど、あ~、新しいシーズンへの期待が膨らむ~。